片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

Biz/Browserの採用を検討するとき、ユーザ企業はどう判断したらいいか

2013年05月17日 | Weblog
Biz/Browserを採用した1100社ほどの企業は、その後ほとんどがBiz/Browserを使い続けます。しかし、最初に選ぶのは大変です。勇気の要ることだと思います。

私の知る限り、選択の決断をするための要素は下記のいくつかだと思います。

1.他の方法ではユーザの、UXやレスポンスに関する厳しい要求に応えられない。
2.開発はベンダーに依存するとして、メンテナンスは引き取ることができる。
3.クライアント側技術なので、サーバ側資産とは切り離して考えられる。
4.大企業を中心に千社もユーザがいれば、万一Biz/Browserの開発が止まっても、
  保守は継続されるだろう。
5.いくつかのBiz/Browser採用ユーザを訪問して意見を聞いた。
6.最も難しい画面処理のサンプルを作って、ユーザの同意が得られた。
7.同じ技術でスマホもタブレットも対応できるので開発・保守コストを下げられる。
8.将来に向けてクラウド対応も可能だ。

逆に採用しない理由も考えて見ます。

1.Javaと違ってネットで検索しても解決方法が見つからない。
2.標準技術ではない。
3.クライアントにBiz/Browserをインストールしなければならない。
4.初期費用がかかる。
5.メーカーを信用していいのか?
6.開発会社が別な方法を提案している。

こういった考えに対しては、答えはあります。


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2 コメント

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クライアント数 (池田)
2013-05-19 10:02:12
既存システムから乗り換える場合、サーバー側資産を維持するという発想がベンダーあるいはSIerにはないのも確かですね。既存資産を利用すると、かえって高くつくというのが彼等の発想です。
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他にも (田澤)
2013-05-20 12:57:50
SIer的に儲からない仕事を提案したがらないと言うこともあるのではないでしょうか?
Javaのエンジニア賃金が高い頃、猫も杓子もJavaだったが、Java人口が増えた今、提案は減っている。
これは確実に因果関係があるのではないでしょうか?
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