お久しぶり、ではない

お久しぶりですね、と挨拶すると、毎日会っているような気がします、と言われることがある。このブログのせいだ。
久しぶりに、さかのぼって読み返してみると、我ながら結構おもしろい。やはり、そのときの感動や思ったことを書き留めておくので、後から見て忘れていることも多いので、新鮮だ。
私の文体は、実は日経新聞の高橋光宏さんから、教わった。彼が産業の記者だった時（３０年くらい前か）、日経産業新聞の情報欄に毎週囲み記事を頼まれて書いたことがある。４００字くらいの分量だったと思うが、とにかく簡潔に分かりやすく書くように指導された。先日高橋さんと飲んだとき、そんな話題になった。そういえば私がパソコンの世界で、孫さんや、その他キラ星のごとく輝いている伝説の人たちに会ったのも、この記事の取材がきっかけのケースが多い。どこを取材するかも高橋さんから教わった。彼は豪快だし、能力もある。そして私の飲み友達で恩人だ。日経の良心だとも思う。大成して欲しい。