ウイシェアの賀来さんの講演を聞いた。
BPIAの THE業務改革セミナー
二つ目の大学院時代に、知り合いのビルメンテナンス会社の社長から、毎年契約金額を下げられて、このままでは行き詰ってしまう。コンピュータを入れて事務処理コストを下げられないものだろうかと相談された。
賀来さんは大学院を出てHPなどで働き、さらにMBAを取得すべく慶応の大学院に再入学。
その時卒業後のことを考えて、ビルメンテナンスのシステム作りを引き受けた。
一度社会経験があるから、どんなシステムを作ったら効果的かよく理解できたのだろう。出来上がったシステムを使ったその会社は、18ヶ月間で間接費用の70%削減と50%の売上増、業界平均の4倍の利益を生み出した。
間接費の削減の方法はこうだ。
まず採用時に契約書をしっかり結び、システムに入力しておく。
作業指示は個人持ちの携帯電話に飛ばし、作業の着手/終了を携帯から入力させる。
それを管理者が毎日承認することで賃金が確定する。つまり、月末で作業報告を出して賃金計算をするのではないのだ、残業も勝手にはできない。残業申請をして認められて初めてできる。
毎日やるべきことをきちんとやることで、給与は自動的に支払われる。人ではほとんどかからない。また、チームごとの採算が見られ、チームリーダーは余禄があれば、近隣で他の仕事もできるのではと考える。そして営業を動かす。
個々人が経営者のような感覚で仕事をし自分の収入を増やそうとする。結果として会社も儲かる。月70万円もの収入を得ているチームリーダーもいるとのこと。
仕事は最初に作業計画ありきで、計画通りやったことを確認するという形で日々の仕事は進行する。システムがなければ仕事はできない仕組みになっている。実に見事だ。
世の中には、仕事をした結果をコンピュータに入力するようなシステムが多い中、このように完全に仕事の仕方を解析し切ってシステム化し、システムから作業指示が出るようにすることで、会社にとっても社員にとっても、顧客にとってもよい、三方よしが実現できる。
BPIAの THE業務改革セミナー
二つ目の大学院時代に、知り合いのビルメンテナンス会社の社長から、毎年契約金額を下げられて、このままでは行き詰ってしまう。コンピュータを入れて事務処理コストを下げられないものだろうかと相談された。
賀来さんは大学院を出てHPなどで働き、さらにMBAを取得すべく慶応の大学院に再入学。
その時卒業後のことを考えて、ビルメンテナンスのシステム作りを引き受けた。
一度社会経験があるから、どんなシステムを作ったら効果的かよく理解できたのだろう。出来上がったシステムを使ったその会社は、18ヶ月間で間接費用の70%削減と50%の売上増、業界平均の4倍の利益を生み出した。
間接費の削減の方法はこうだ。
まず採用時に契約書をしっかり結び、システムに入力しておく。
作業指示は個人持ちの携帯電話に飛ばし、作業の着手/終了を携帯から入力させる。
それを管理者が毎日承認することで賃金が確定する。つまり、月末で作業報告を出して賃金計算をするのではないのだ、残業も勝手にはできない。残業申請をして認められて初めてできる。
毎日やるべきことをきちんとやることで、給与は自動的に支払われる。人ではほとんどかからない。また、チームごとの採算が見られ、チームリーダーは余禄があれば、近隣で他の仕事もできるのではと考える。そして営業を動かす。
個々人が経営者のような感覚で仕事をし自分の収入を増やそうとする。結果として会社も儲かる。月70万円もの収入を得ているチームリーダーもいるとのこと。
仕事は最初に作業計画ありきで、計画通りやったことを確認するという形で日々の仕事は進行する。システムがなければ仕事はできない仕組みになっている。実に見事だ。
世の中には、仕事をした結果をコンピュータに入力するようなシステムが多い中、このように完全に仕事の仕方を解析し切ってシステム化し、システムから作業指示が出るようにすることで、会社にとっても社員にとっても、顧客にとってもよい、三方よしが実現できる。
システム作りに大事なのは、綿密な実行計画システムを作るんだという心構えかと。