片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

コーチング

2007年10月30日 | 感動したこと
coach21の桜井社長のお話を伺った。外資系化粧品販売業で、毎年16%もの社員が辞めていく会社の、部長5人課長50人に、コーチングのトレーニングをしたところ、退社率が6%になり、いまでもそれを維持しているという。
人はなぜ会社を辞めるのか。それはコミュニケーションがうまく行かないからだという。報酬より、自分が信頼されていると感じられることのほうがずっとだいじだという。桜井さんは、直径20cmほどのボールを取り出し、会場から手を挙げて出てきた方とキャッチボールをしながら話を進める。キャッチボールは、相手が受け取れる状況にあるとき、受け取れる玉を投げなければ続かない。コミュニケーションは言葉のキャッチボールだという。以前、ある受講者が、私はドッジボールをしていました、という。部下に玉をぶつけていたという。ドッジボールをやめる気はないが、これからキャッチボールもやってみるといい、一年後、結果として部下の動きが良くなったという。自主的に動くようになったとのこと。
コーチングは、テニスや楽器を習うのと同じ、訓練だという。訓練すればだれでもうまくなるという。お話を伺って、わが身を振り返ってみると、そもそもキャッチボールを敬遠している自分がいた。さて。

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