先日1000店舗を擁する小売業の専務と会っていた。
彼は32年前からしばらく一緒に仕事をした仲間。
当時彼は経理課長、私はその会社の業務システムを全部設計する立場。
すべての業務が、最後は会計につながる。
何から何まで設計した。
一番大変だったのが原価計算。
原価計算は奥が深い。
私は彼と一緒にやった仕事で、恥ずかしながら会社というものがどのように運営されているのかがやっとわかった。
それまで大企業のいろんなシステムを設計開発してきたが、何も知らずにやっていたのだなと、昔の顧客に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
コンピュータのことしか知らないんだなと思われながら付き合ってもらっていたんだな、申し訳ありません。
結局企業の業務システムを開発する仕事をするならば、簿記の2級までの勉強はしないとダメ。みっともない。
ところで簿記の原理はとても美しい。
たった一つのルールがあるだけだ。
それは「現金の増加を借方に書き、貸し方にそれの理由(たとえば売上)を書く」ということだけだ。
あとはすべて演繹的にすべて説明できる。
たったこれだけの原理で企業活動がすべて表現できる複式簿記という仕組みはすばらしい。
私は分かりにくい簿記の本を読みながら、この原理を自力で発見した時ものすごく感動した。
そんなことを彼と楽しく話した。
ちなみにBiz/Browserのユーザです!
彼は32年前からしばらく一緒に仕事をした仲間。
当時彼は経理課長、私はその会社の業務システムを全部設計する立場。
すべての業務が、最後は会計につながる。
何から何まで設計した。
一番大変だったのが原価計算。
原価計算は奥が深い。
私は彼と一緒にやった仕事で、恥ずかしながら会社というものがどのように運営されているのかがやっとわかった。
それまで大企業のいろんなシステムを設計開発してきたが、何も知らずにやっていたのだなと、昔の顧客に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
コンピュータのことしか知らないんだなと思われながら付き合ってもらっていたんだな、申し訳ありません。
結局企業の業務システムを開発する仕事をするならば、簿記の2級までの勉強はしないとダメ。みっともない。
ところで簿記の原理はとても美しい。
たった一つのルールがあるだけだ。
それは「現金の増加を借方に書き、貸し方にそれの理由(たとえば売上)を書く」ということだけだ。
あとはすべて演繹的にすべて説明できる。
たったこれだけの原理で企業活動がすべて表現できる複式簿記という仕組みはすばらしい。
私は分かりにくい簿記の本を読みながら、この原理を自力で発見した時ものすごく感動した。
そんなことを彼と楽しく話した。
ちなみにBiz/Browserのユーザです!