片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

ユニケージ開発手法についてUSP研究所の當仲さんに伺った

2013年10月25日 | Weblog
この手法はウオーターフォールともアジャイルとも違う、一休さん方式、床屋方式と呼んでいる方式だ。
一休さんに殿様が、屏風の虎を縛ってみよと命じたとき、一休さんは、
では縛りますから虎を追い出してくださいと言った。つまりデータを出してください、すぐ料理して見せます、ということだ。
床屋方式というのは、ざっくり要望を聞いて大雑把に仕上げ、客に見てもらって細かく仕上げるという方式だ。
この方式のポイントはユーザと開発者が一緒にいることだ。
生データを使って開発を進めるからユーザも要望をしっかりと伝えられるし進捗が日々わかる。
ユニケージ開発手法でプロジェクトを進めるにあたっては、ユーザ自身がプロジェクトの進め方をきちんと理解しなければならない、ということがよくわかった。