片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

浮川さんの想いを乗せて世界制覇を果たして欲しい

2011年09月26日 | おもしろソフト
一太郎の浮川さんが英語圏も使える手書き文字入力システムで世界に乗り出す。

マイクロソフトがwordを出したために、日本人にとってとても使い安かった一太郎がビジネス市場から追い落とされてしまった。
浮川さんは非常に悔しがっていた。
しかし同時に、日本だけではなく、世界中で使えるソフトでなければダメだと心に誓ったはずだ。
あれから20年近くたつ。

その浮川さんがmazecを出した

発言は控えめだが、当時の浮川さんを知っている者として、きっと心に期するものがあるに違いないと思う。






被災地を巡って、自分に何ができるかを考えて決めたこと

2011年09月26日 | 私の正論
9月11日に大船渡、陸前高田、気仙沼を回ってきました。
案内しくれたのは大船渡市の市議会議員の佐藤寧さん。

被災地はすっかり片付けられて荒涼としていました。
復興も復旧も見た目には何も始まっていないように見えます。
もう半年も経つのにです。
いろんな人がいろんなことを考えていて、法律もあり進んでいないようです。
しかし、地元の企業や事業をしている人、その従業員は、日々追い詰められています。
佐藤さんは、自分の車で私を案内してくれながら、そのことを考えると夜眠れないそうです。

雇用保険が切れたら被災した事業所で働いていた人は絶体絶命になる。
もう大船渡には住んでいられなくなり、都会へ流れていくしかなくなるかもしれない。
佐藤さんには、そんな一人ひとりが思い浮かぶのだ。

佐藤さんは、自分のことより社会のことを考える人間だ。
だから家族は持てない。
お前に嫁は世話してやれないと言われるという。
議員の歳費をみな、社会を良くするための政治活動に使ってしまうからだ。

佐藤さんはさながらドン・キホーテ。
ならば私はサンチョ・パンサになってやろうか。

今の時代、志だけで行動する人を必要としている。
佐藤さんは、そんな人だ。

私のサンチョ・パンサの役割は、ドン・キホーテ佐藤の活動費を集める仕組みを作って、彼に提供することだ。
活動費の利用には制限を設けない。
しかし活動の領収証は、彼に寄付をした人全員に明細書のイメージでいつでも見られるようにする。収支は明確にする。

佐藤さんが今すぐやりたいことは、地場の被災した会社の操業再開と雇用の確保だ。
私が佐藤さんを支援しようと思ったのは、佐藤さんに、そのための活動資金を提供することで、打ち合わせ費用や東京に行く新幹線代やさまざまな経費について、心配することなく、すぐに行動に移して欲しいからだ。
冬を迎える前に地場の40の事業所の二つでも三つでも操業再開にこぎつけて欲しい。
そのために一刻も早く、佐藤さんへの寄付の仕組みを立ち上げたい。

いずれ私のブログの読者にも寄付をお願いします。
その節はぜひよろしくお願いいたします。

大江健三郎さんもサンチョ・パンサなんだそうですね。