今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

数日前のショックな出来事

2020-07-22 07:19:19 | 家族

世間は相変わらず穏やかとは言えず、不安が一杯。

私はコロナには弱い高齢者ゆえ、外出はできるだけ控えたいと思っていますが・・・。

週一回の食材の買い出しは、しないわけにはいかず。

いつも通り、駅前のスーパーでたくさんの買い物。

その足で次女宅に寄り、夕食を共に。

若夫婦と孫たちの笑顔に触れられる楽しい団欒のひと時は、一人暮らしの身には、掛け替えのない時間です。

 

 

ところが夕食を済ませ、帰宅の準備をしている時、私が愛用しているポーチが見当たらないことに気が付きました。

その中には外出時の必需品、キーホルダーと、高齢無料パスの入った定期入れを収めています。

最初はすぐ見つかると安易に考えていたのですが・・・。

どうしたことでしょう。

買い物の際に持ち歩いたバッグ三つ、いくら手探りしても見つけられません。

次女宅のテーブルの上、ソファーの上にもなくて。

次第に不安に・・・。

緊張で心が張り詰めました。

 

 

鍵は手にして、そのポーチを家に置き忘れたのかもしれない。

きっとそうに違いない。

 

でもでも、そのキーも何と見当たらないのです。

次女のMちゃんが言いました。

「恐らくキーは鍵穴に差したままなんじゃないの?」と。

確かにその可能性が大。

キーを手にし、ポーチは下駄箱の上に置いたのかもしれない。

きっとそうだわと、と思いはするものの、やはり不安。

 

 

「家にありますように」と祈るような気持ちを抱いて、娘が運転する車の助手席に乗りました。

家に着くなり、はやる気持ちを抑えらず、ポーチの階段を駆け上がりました。

玄関ドアに辿り着くと、次女の言った通り、鍵はやはり鍵穴に差したまま。

 

それを見て一安心。

胸を撫で下ろし、ポーチは家の中にあると確信した私でしたが。

どうしたことでしょう。

やはり、見当たらないのです。

家の中、どこを探しても。

 

 

Mちゃんに言われました。

「自分の辿った経路をしっかり思い出してみて。

思い当たることがあるはず」と

次女も、必死で探してくれましたがありません。

次女宅に行く前に寄ったお店、スーパーとコンビニにも問い合わせましたが、その様な落し物はないようでした。

 

余りのショックで私は茫然。

三種の神器と言っていいほど、私には大切な物。

フェイラーのポーチとヴィトンのキーホルダー、定期券入れ。

すべて娘達からの贈り物。

いずれもとても気に入っていて、長年愛用し続けているものです。

一生大切に使用しようと思っていたのに。

その三点を一度に失うなんて、悪夢と思えるほどショックなことでした。

路上に落としたのかもしれません。

明日、警察署に電話してなければ、もう諦めるしかありません。

 

私は花柄はあまり好きな模様でないのですが、このポーチは手触りもよく、持てば持つほど愛着がわき
今では私の一番好きな小物、と言っていいほどです。
同じ柄は廃版のようです。
似たものをご紹介しますね。
色が華やかですが、気っと愛着がわかれると思います。

 

 

 

娘も一生懸命探してくれましたが、諦めて帰途につきました。

「もう一度辿った経路をよく思い出してみてね」と言い置いて。

 

私はショックで茫然としたままでしたが・・・。

娘に言われた通り、娘宅に行くまでに自分が取った行動をもう一度思い返しました。

鍵穴にキーを差したままと言うことは、私は忘れものに気が付いて家に戻ったのでしょう。

そういう時、私はキーは差したまま、家に入りますから。

 

Mちゃんには、雨は降っていなかったけれど、携帯傘は念のため持ち歩く方がいいと思い、家に戻った気がすると言いましたが。

再度、行動経路を思い返している時、新たな事実に気が付いた私です。

友人からいただいたエコバッグを一つ用意していましたが、それではとても足りない。

レジ袋を買うのは数円でも無駄。

その代用として、古いレジ袋を使用すれば間に合う。

そう思い付き、シンクの下の収納場所に納めてある古い袋を数枚手に取って、手提げ袋に入れた私です。

 

その事を思い出した私は、念のためと思い、古いレジ袋ががたくさん詰めてある袋の中を手探りしました。

すると、余りに思いがけないことでしたが。

私の大切な大切なポーチを発見!

飛び上がらんばかりの嬉しさでした。

Mちゃんにすぐ報告。

娘が、とても喜び、安堵している様子が目に浮かぶようでした。

 

なぜこんな出来事が生じるのでしょうか。

これも年齢のせいなのでしょう。

最近握力がとても落ちてきたことを実感していた私です。

浴室の蛇口が濡れた素手では動かせなくて、小さな布を当てて開くようにしています。

こんな私ですから、ポリ袋を数枚手にした時、ポーチを落とすのもあり得る事。

 

まずテーブルの上に置いて、次の行動に取り掛かればいいのに。

慌てていたのでしょうか。

でも見つかって、本当に良かった!!!

 

この度のショックはかなりのものでしたが、探し物は最近では日常茶飯事。

高齢者の悲哀を、折々で感じながら過ごす日々です。

今後は一層気を付けて暮らしましょう。

 

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