五月の爽やか陽気のせいか、体調は万全ではないのに、家事は驚くほど順調に捗っています。
この調子、この調子、と気分を良くしているところに、また「魔女の一撃」が襲いました。
「魔女の一撃」、と言えば、お分かりの方がほとんどでしょう。
そうです。
ぎっくり腰です。
お風呂上がりで、就寝の準備をしているときのことでした。
床の上にあるものを、取り上げようと腰を曲げた瞬間、キィ~ンと鋭い鈍痛が腰あたりで。
その後、途端に動くことができないほどに、体が不自由に。
この場所で起きました。
数年前、夫の墓参で、帰広する前々日の朝、同じ症状に見舞われて以来のことです。
その時は、泣く思いで、準備した新幹線の往復切符をキャンセル。
次女が緑の窓口まで足を運んでくれました。
ぎっくり腰は、年寄りにかかわらず、若い人も、突然見舞われることがあるようですね。
ですから、魔の一撃などといった名称が付くのでしょうか。
妹は過去に重症のぎっくり腰となり、玄関のところで、旦那様が帰宅するまで一歩も動けなくなったとのこと。
倒れたままの状態でいたそうです。
帰宅し、それを見た義弟は、仰天。
死んでいるように見えたのでは、とその時のことを思い出し、笑っていました。
私も前回は、かなりひどい症状で、通い始めたばかりの整骨院まで、妹に車で送り迎えしてもらいました。
今回は幸いにも軽く、私の処置が良かったのでしょうか。
回復も早く、数日後には、すっかり痛みが無くなりました。
折角良いリズムで働けているのに、ぎっくり腰で中断してしまうのはあまりに情けない事。
ですから、恐る恐る入浴して、腰を温め、鎮痛剤のシップをペタペタ張りました。
そして、「早く良くなりますように」と祈りながら、そっと床に就いた私です。
このような症状に陥ると、夫がいるときは、クリニックまでの往復タクシー利用は当たり前のことでしたが。
今はそれさえ無駄な支払いと思ってしまう私です。
今回は妹にも頼らず、バスで、整骨院まで往復しました。
随分逞しくなったものだ、と変な関心を自らにしています。
今では腰痛もすっかり治り、脊柱管狭窄症の症状も軽くて済んでいます。
快方が速いのは、恐らく整骨院の施術のお陰でしょう。
先生、さまさまの私。
もうすぐ通い始めて二年になりますが、一週間に一度の通院は、休んだことがほとんどありません。
体調を壊しでもして、通えなくならない限り、この施術は受け続けようと思っています。
お花が無くなり、緑ばかり。
色と質感が違うので、
それでも雰囲気が良い花壇になってきました。
いつまで自力で歩行できるか、常に心の片隅で不安に思っている私ですが。
でもこれは、神様のみぞ知る領域。
くよくよ先のことを心配しても、良いことは何もないので、今日を精いっぱい誠実に生きることのみ考えて過ごすつもりです。
最近、「一日即一生」という言葉が目に留まりました。
「今日一日を生きることが、一生を生きることと同じことだ」という意味だそうです。
年老いた身には、本当に身に染みる箴言だと思いました。
このような気持ちで日々を過ごしたいもの、と願います。
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ありがとうございました。
花のように泉のように