日頃は、娘たちが実家に戻った時、庭に出て草花を見て愉しむ、といったことはめったにありません。
おしゃべりに夢中になってしまうからでしょうか。
でも私としては、丹精を込めた庭の様子を、時にはじっくり見てもらいたい。
特に春の花壇は、私が一番力を入れる時期。
みずみずしい緑が、お庭の美しさを一層引き立て、その空間はちょっとしたオアシスになっているからです。
今年は特にきれい。
そんな喜びに浸っていました。
(とは言っても、専門的知識はゼロに近く、実にいい加減なところがある庭主です)
十連休の頃、写した庭の画像です。
ですから、その願いが、十連休の時に叶い、私は大満足しました。
とても感動したようで、次女も長女も、過分な褒め言葉を私に贈ってくれました。
「専門のガーデナーさんより、ママの方が上手」と、まで。
嬉しい言葉でしたが、それは少々ほめ過ぎ。
もう7~8年前のことになりますが、首の痛みがひどく、庭仕事が思うようにできなくなった時期がありました。
東日本大震災後、間もなくの頃からのことです。
その後数年間、年に四回、ガーデナーさんのお世話になりました。
費用は一回5万円。
とてもチャーミングな優しい人柄の方でした。
私は何もかも任せきりで、ガーデニングの指導を受けたわけではありませんが。
作業を眺めているうちに、多少ですが、ノウハウが身に付いたように思います。
その頃のガーデナーさん。
三越のチェルシーガーデンでお願いしました。
けれど、ガーデニングさんのすることには、限界がありますよね。
庭の手入れ四回ののタイミングに合った、お店の商品しか選べないからです。
ですから今一つ、物足りないものがありました。
お断りした一番の理由は、首の症状が回復に向かったこと、
夫の医療費もかかり始め、ガーデナーさんを雇うのは、贅沢なことと感じるようになったからかもしれませんが。
今後、いくら頑張りたくても、もっと高齢になり、庭仕事が体力的に不可能になってしまう時が、必ず訪れます。
その時、荒れ放題に庭がなってしまうなんて、余りに忍びない。
どうすれば、いいのでしょう。
娘たちに、にわかガーデナーになって、手入れを時々してもらおうかしら。
仕事をしている限り、それは無理でしょうね~。
もうしばらく先のことかもしれないけれど。
或いは、思いがけない早さで訪れるかもしれません。
そんな日に備えて、草花はこれ以上もう増やさないようにしなければ。
体力的にも経済的にも助かる、常緑のリーフ物が多い、しっとりした庭を目指すつもりでいます。
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ありがとうございました。
花のように泉のように