今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

安堵と喜びに包まれて

2012-03-03 06:55:58 | 病気

次女家族を見送った1昨日は、夫の三カ月ぶりの、病院の検診日でした。
今までは、いつも同伴で出かけた私です。

今回のCT検査の結果は、夫の病の今後の行く方を予測する上で非常に重要な日と考えていました。

しかし、私の体調が、思わしくありません。
娘家族を送りだした後、一気に脱力感が襲い、体が次第に熱ぽくなり始めました。
残念ながら、病院行きを、私は諦めざるを得ない状況に。
仕方なく、その旨、夫に話し、一人で出かけてもらうことにしました。

むろん、夫一人でも、十分対応できることなのですが・・・・・・
夫の性格を百も承知の私です。
夫任せにすることへは、不安があり、旦那様の報告では、すべてを理解することは叶わないと思っています。。

夫はとても寡黙な人で、無駄口を私にたたくことはめったにありません。
ドクターに対しても、余分な質問等一切しない人ですから、傍らに控えている私が、疑問に感じることは、遠慮なく尋ねています。

しかし、頭がいい旦那様は、押さえるべきところはしっかり押さえ、先生のお話も、一言一句たりとも聞き漏らさず、コンピューターの如く、頭に見事にインプットされます。
その点は、私はだめ。
一生懸命訊く割には、忘れっぱく、理解不十分だったりするんですよね~(笑)

でも、直観力は夫よりはるかに優れていると自負していますよ。
先生のお話が微妙な内容ですと、口調やお顔の表情などから、夫の現段階の病状をすべてを読みとろうとする姿勢が、私にはあります。
夫とは、まさに対照的な性格。(笑)
相互補完が、うまくできている夫婦といったところでしょうか。(笑)
ですから、直接先生にお会いできないことは、私にとり、大変不安な事でした。

ですから、一昨日、旦那さまが病院に出かける前に、お願い事をしました。

「結果が分かり次第、私に連絡してね。とても心配だから。」と。

さらに、「診察後、私からも、先生にお電話をし、お話を伺いたいと思っているの。
だから、その旨伝えて、T先生のご都合のいい時間帯を尋ねておいてね。」と。

いつもは面倒臭がり屋の夫ですが、私が心配する気持ちも、察してくれたようです。
拒むこともなく、素直に承知してくれました。

夫を見送ってからは、枕元に受話器を置き、ひたすら連絡が入るのを待ちました。
とても元気だった夫ですが、静かなる臓器の肝臓の事。
何いが起こっているか、CTの画像を撮るまでは分かりません。

今まで期待を裏切られるような辛いお話を幾度も聞かされてきましたから、心の片隅でがんの再発の覚悟もできていました。

2時が、CTの予約の時間でしたから、T先生との面談は、3時か4時頃でしょう。
私は、時間が気になって仕方ありません。
祈るような気持ちで連絡を待ちました。

4時半ごろでしたでしょうか。
電話の呼び出しの音が、いつになく大きく、私の胸に響きました。
緊張して受話器を取りました。

第一声が耳に飛び込み、その声を聞いた瞬間、大丈夫!と確信した私です。

長年連れ添った夫婦ですもの。
夫のみならず、娘達もですが、声だけで、心の状態を悟ることが、ある程度できます。

旦那さまのの声は、実に力強く、安ど感に満ちたものでした。

そして報告の内容は、

「全く問題ないって言われたよ。とてもきれいな肝臓だそうだ」

「そぉ~良かったわね~おめでとう。もう大丈夫ね~」と応えながら、胸が熱くなりました。

この度の夫の病では、二年間入退院を繰り返し、紆余曲折、辛い経験を幾度も繰り返してきた私達です。
しかし今回の診断で、関門を無事に潜り抜け、今後に明るい見通しが立てられる安堵感と喜びで、心が満たされました。

その後、夫の帰宅お待ちわびましたが、なかなか帰ってきません。
恐らく、安心し、書店に寄り、好きな書物に囲まれ、気楽な時間をむさぼっているのでしょう。

私は、待ち切れず、先生にお電話を差し上げ、お話を伺いました。

「とてもきれいな肝臓で、全く問題ありません。
肝臓も、実に立派に成長し、手術前の大きさにほぼ戻っています。
肝機能も正常です。
今まで通りの暮らしを今後も続けて下されば、結構です。」との先生の力強い確信に満ちたお言葉でした。

夫が元気を回復できたのも、一重に先生方のお陰です。
その感謝の気持ちは、海より深く山より高しの気持ちでいます。

ネット社会に接していると、いろんな情報や、雑音が耳に入ってきますが、これも良かれ悪しかれですね~

良いドクターに出会えたなら、情報社会の波にのまれ、さらに不安を増幅することがないように、先生をひたすら信じ、シンプルな感情で、対処する方がストレスがたまらなくていいですよ、
ネット上で、辛い経験もしたけれど、私は、この精神を貫き、今は本当によかったと思っています。

又その内、いかにして評判の高い名医に巡り合うことができたか、その経緯と、さらにドクターの実名もご紹介させていただきますね。

去年の今頃は、手術に向けて心を引き締め、諸々の検査や諸準備を始めている時期でした。
今年は、私達夫婦の置かれた状況は大違い。
嬉しい限りです。

但し、私の体調は、まだ今ひとつかな~
昨日は夕方から、首の痛みと息苦しさが、尋常でなく、ほとほと参りました。

心当たりは、孫を抱いた事、雪かき辺りでしょうか。
心の緩みを突いて、一気にまた押し寄せ、私を責め立てます。

でもきっと前回のかれんのお守りの時と同様、回復が早いにちがいありません。
自己治癒力を信じ、回復途上であること確信する気持ちに何ら変わりありません。

まだまだ油断大敵の体ですから、自己管理を怠らず、迎える春の日々を、素敵に暮らしたいものと、心から願っています。

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