高桐院 表門
高桐院は細川幽斎公の長子忠興三斎公により1601年に建立された大徳寺塔頭の一つで、開祖玉甫紹宗和尚は幽斎公の弟でありました。
細川三斎公は、83歳の高齢で卒去され、遺言によって遺骨は高桐院にまいそうされました。
表門から参道は天然石の敷石道になっており、鍵の手に唐門に続いております。
書院は千利休居士の邸宅を移築したものです。
茶室前の手前の紅の葉はつつじの紅葉です。
書院の奥には二帖台目の名茶席松向軒があり、この茶席は1628年
三斎公の手で建立されました。
客殿南庭は江戸時代の初期に造園されたものです。
墓所前のつくばい
細川三斎公及びガラシャ夫人の墓石は、生前愛好した石灯籠をもってそれにあてられています。