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不安を超える

2016年01月24日 | 何かの足しになれば
感情を紙に書き出す

試験やスポーツで緊張して力を出し切れないことがあります
人間の脳に感情に関する部分と思考を組み立てる部分があり、この二つが隣接しているため、不安や緊張といった感情が脳で発生すると 感情を扱う脳の活動が活発になり、思考のための脳の活動が低下してしまうようです。

ではこの二つの隣接する脳の活動を分けるにはどうすれば良いか?

不安や緊張といったネガティヴな感情を紙に書き出すこと
思っていることや感じていることを紙に書き出すと 思考の脳が感情を認識することができ その結果、二つの脳の領域が分離するそうです。

試験前10分に何もしなかった生徒群と感情を紙に書いてから試験を受けた生徒群とでは 平均点に開きが出たという実験結果もあります。

先のラグビーワールドカップで活躍した日本代表の立川選手は 大会一週間前に極度の緊張でうまくプレーができずにいたが、感情を紙に書き出すというアドバイスを実行して試合に臨み、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。