メキシコの隅っこ

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チレ・ピキンのサルサ

2009-12-06 11:06:04 | チレとその料理
こないだから、胃が~胃が~と言ってましたが、
薬を飲んでだいぶんマシにはなったものの、もういい加減胃カメラやってこい!
と日本の親が言うので、今日行ってきました。
一緒に見られる?と訊いたら、見られますよ~と言ってたくせに、
例によって麻酔にかかりやすい私、軽~い麻酔だと言われたんだけど、ほぼお寝んね。
はい、横向きになってね、とかには反応した覚えがあるし、
途中で何度か、うげ~~、とか言っちゃって、大丈夫大丈夫となだめられたのも覚えてますが、
それ以外はまったく夢の中でした。ちっ。
でもちゃんと写真と、ビデオもDVDに焼いてくれたので、それをあとで見て楽しみました。
胃袋って、深海生物みたいに不気味でした。
んで、結果はやっぱり胃炎と十二指腸炎、それと軽い胃ヘルニアだったそうです。
六週間分(!!)の薬を処方され、胃壁の粘膜を取ったものを月曜にラボへ提出。
細菌(ピロリ菌含む)の有無を調べるそうです。
まあとにかく、薬で治せる範囲なのは間違いないので、一安心です。
当分、チレ料理は控えることになりますけどね……。



で、昨日食べたペヘラガルトのお店で出てきたソースがね、
これがちょっと珍しい、チレ・ピキンだったんですよ。



 アップで

これ、どうなってんの? とダンナに訊くと、
ライムの汁につけてあるんじゃないかなあ、とのこと。
私は試食できないので、ダンナに食べてもらいましたが、
ダンナの分析ってあんまりあてにならないんですよね。
でもとにかくライムは入ってたようです。
見ると、ピキンも軽く潰れているし、種が出ていますね。
ダンナは水分のところだけを慎重にトトポに塗って食べました。
じいっとその口元を見守り(火を噴くかどうか)、辛い?と訊いてみましたが、
うーん、よくわからん、と言ってから、数秒後に「うん、辛い」とのこと。
ええい、まだるっこしい、この種の部分も一緒に載っけて食べれば?
とそそのかしたら、「イヤだ」と拒絶。
へえ~、うちのダンナでも辛いとイヤだなんて防衛本能が働くんですかね???

さらにこのテーブルにはお約束のハバネロのソースが並んでるんですが、



黄色いのと赤いのとあって、どっちも同じメーカーで、同じ表示で、
違うのは壜の首のところにある赤い字が、
片方は「とても辛い」、もう一方は「特別辛い」。
んで、どっちが辛いの? どこが違うの?
と鼻の先をこすりつけるように眺めると、裏に……



こんな表示がありました。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、下半分。
「辛さのレベル」とあって、縦線が並んでます。
黄色がトップで、その下が赤、そして、緑、一番辛くないのが黒だそうです。
黒いサルサって見たことないような……?
辛くないから売れないんかしらん。
でもこの表示を信用するなら、
赤と黄はほとんど辛さは変わらない気がしますけどね。


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3 コメント

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なんと! (かおっぺ)
2009-12-06 11:43:20
亀さん
胃カメラ検査したんですか? 大変でしたね。っていうか胃袋が大変なことになっているじゃないですか。お大事にしてくださいよ、本当に。
それに六週間分のクスリって、ものすごい量を一回で処方してくれるんですね。楽でいいや、じゃなくて、そんなに飲まなくちゃいけないのですか~。大変だ。大変だ。
大変な胃を抱えつつ、チリソースのレポート・・・・・・亀さんのサービス精神には脱帽です(笑)
以前の日記で読みましたが、豆腐も売っているんですよね。亀さんはこれから和食だけ食べてくださいっ。そして少し早く寝るっ!
元気になってください。
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Unknown (OTTO)
2009-12-06 13:11:50
アバネロが南の激辛チレならば、ピキンは北部じゃないですかね。 
ソノラでは、メヌードはチレ無しの白なんですが、これにピキン、必ずついて出てくるんです。 昔、マッチョぶって、よく食べましたよ。 数粒、入れて潰します。 痺れる様な辛さ、いや焼けるような辛さで、痛みで他の感覚が麻痺する感じ。 もちろん味覚もマヒします。 
熱いメヌードに、たっぷりライムを搾って、チレ・ピキンを良く潰して、辛さを蔓延させて食べるのは最高、と家内が言ってます。 確かにスープを飲み下すと、体中に辛さが染み渡って悪くはないです。 まあ、僕はもうマッチョは卒業ですけどね。 
家内も、アバネロよりピキンの方が辛いと評価してますな。 
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Unknown ()
2009-12-07 12:56:17
>かおっぺさん
いやいや、ありがとうございます。
昨日はまだ麻酔の後遺症でぼうっとしてたんですが、
今日になって薬の処方箋をちゃんと読んで、愕然としてます。
六週間という長さもさることながら、め、めんどくせ~~~。
朝昼晩の食事の一時間前に薬Aを、半時間前に薬Bを、一五分前にCを飲むそうです。
そろそろ腹減ったな~、食べようかな、というわけにいかんではないですか、これでは!
でも食事時間を規則正しくするのも大事らしいので、仕方ないのか……(涙。
まあでもとにかく、胃を切らねば、とかいう話じゃなかっただけまだしもと思うしかないですね。
チレのレポート、私は見るだけ、実験台はダンナだからいいのですよ~(笑。
本当ならここでちゃんと自分で確かめて、以前試食したハバネロとどちらか辛いか、
きちんと検証すべきなんでしょうけど、まあそれは勘弁していただいて。
そうそう、昨日ごっそり豆腐も買ってきました!
しばらくはおとなしく、病人食?を食べていようと思います。
とか言いつつ、昨日の胃カメラの直後にはサッカーの試合があったので、
それを見にシュラスコのレストランに行ったことは内緒で……。

>OTTOさん
ああ~、なるほど、ピキンってやっぱり北部なんですね。
モンテレイではあれだけザラザラあるのに、とちょっと不思議に思ってました。
そうそう、こないだのチレ特集雑誌でも、ピキンはソノラが産出地になってました。
スコビル値ではハバネロの方が上なのかもしれませんが、
それも季節やチレの個体差があるだろうし、
ピキンは小粒だからつい入れすぎたりしていっそう辛いと感じることもあるのかなあ、
などといろいろ考えてました。
そうですか、OTTOさんの奥さんもそうおっしゃってますか。
もしかするとソノラのほうではハバネロはあまり辛く育たないとか、
いろいろ条件が違うのかもしれませんね。
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