これまただいぶ前の写真なんですが。
その昔、ハリケーンでうちの屋根の上の水タンクの蓋が吹っ飛んで、
それ以来放置してたらさすがにいろいろ生えてきてて、
鳥の死骸とか入るとやっぱ、イヤだよねえ。
その水で食器洗ったりシャワー浴びたりするわけですから。
で、タンクの掃除をしてもらったはいいけど、
蓋なしじゃあ同じことだし。
でもタンクの蓋を売ってるところを探しても探しても、ない。
そもそもタンクのタイプが古すぎるんですよね。
特注する話も家主さんから出たが、そのまま立ち消え。
何しろかんかんと直射日光、そして雨風にさらされるところだから、
生半可なものじゃあ持たない。
それで、とうとう考えたのが鉄板です。
タンクの口は45cm×45cm。
なので、適当な錆びない鉄板を少し大きめに切ってもらって、
置いて、ブロックで押さえればよかろう。
ということで鉄材屋さんに行きました。
鉄材屋さんなんて、まあだいたい出入りするのは職人さんがほとんどなんで、
私がうろうろきょろきょろ入っていくと目立つらしい。
まあ日本のも似たような風景でしょうが、
こういうの、けっこう好きなんですよね。
いろんな形状の、いろんな太さの、いろんな鉄材があって、ワクワクします。
適当な兄ちゃんを捕まえて、こちらの希望を伝える。
錆びなくて、湾曲しなくて、風雨にさらされても長持ちして、一番安いやつ。
そうすると、何たらかんたらの何ミリだな、と鉄板の名前と厚さを言ってくれます。
さすが~、プロ。
それを懸命に書き取って、レジにいく。
そこでその名前とサイズを言うと、値段を出してくれるので、
払って、領収書をもらい、それをそこらで働く兄ちゃんに渡すと、
その通りに切ってくれます。
そんなことをしている間にも、
どいたどいたー!って感じで、筋肉もりもり、汗でつやつやの兄ちゃんたちが
でっかい鉄板や長い鉄材を抱えて通り過ぎます。
すげえ、かっこいい~。
いいな~、私も男に生まれてたらこんな仕事したかった。
レジに並んでいる間に、異質な私とそれに付き添ってる(でも無言の)ダンナ、
周りから好奇心いっぱいの目で見られて、
果ては、それ何に使うの、用事があったらここに電話してくれたら行くよ、
などと営業してくれる職人さんも。
で、切ってくれてる間に、こっそり写真撮りました。
鉄管にゴミが詰まってるところもメキシコ、
さんざんぶつけたようにあちこち凹んでいるところもメキシコ。
材木屋さんとか、どうしてこうもワクワクするんでしょうねえ。
で、筋肉もりもり兄ちゃんが、私の注文どおりの大きさに
鉄板をバーナーで焼き切ってくれます。
その兄ちゃんに、こちらが素人さんだからと気を利かせて、
「おーい、切ったあとちゃんと冷やしてやれよ!」と別の人から声がかかる。
ぶっとい軍手をはめて鉄板を切ってる兄ちゃんも、「おうよ」と頼もしい返事。
で、切り終わった鉄板(あつあつ)を持って、
兄ちゃん、外へ出ました。
通りに出たところで、蛇口でもあるんかな、と思ったら……。
兄ちゃん、道の端っこの水溜りに鉄板の切り口を突っ込み、じゅーーー。
90度回して、またじゅーーー。
経済的と言おうか、エコと言おうか、すンばらしい。
こういう単純明快な方法、大好きです。
そんで、ほいよっ、とうちの車のトランクに入れてくれました。
おかげで、それでうちのタンクには立派な(?)蓋が今もついてます。
その昔、ハリケーンでうちの屋根の上の水タンクの蓋が吹っ飛んで、
それ以来放置してたらさすがにいろいろ生えてきてて、
鳥の死骸とか入るとやっぱ、イヤだよねえ。
その水で食器洗ったりシャワー浴びたりするわけですから。
で、タンクの掃除をしてもらったはいいけど、
蓋なしじゃあ同じことだし。
でもタンクの蓋を売ってるところを探しても探しても、ない。
そもそもタンクのタイプが古すぎるんですよね。
特注する話も家主さんから出たが、そのまま立ち消え。
何しろかんかんと直射日光、そして雨風にさらされるところだから、
生半可なものじゃあ持たない。
それで、とうとう考えたのが鉄板です。
タンクの口は45cm×45cm。
なので、適当な錆びない鉄板を少し大きめに切ってもらって、
置いて、ブロックで押さえればよかろう。
ということで鉄材屋さんに行きました。
鉄材屋さんなんて、まあだいたい出入りするのは職人さんがほとんどなんで、
私がうろうろきょろきょろ入っていくと目立つらしい。
まあ日本のも似たような風景でしょうが、
こういうの、けっこう好きなんですよね。
いろんな形状の、いろんな太さの、いろんな鉄材があって、ワクワクします。
適当な兄ちゃんを捕まえて、こちらの希望を伝える。
錆びなくて、湾曲しなくて、風雨にさらされても長持ちして、一番安いやつ。
そうすると、何たらかんたらの何ミリだな、と鉄板の名前と厚さを言ってくれます。
さすが~、プロ。
それを懸命に書き取って、レジにいく。
そこでその名前とサイズを言うと、値段を出してくれるので、
払って、領収書をもらい、それをそこらで働く兄ちゃんに渡すと、
その通りに切ってくれます。
そんなことをしている間にも、
どいたどいたー!って感じで、筋肉もりもり、汗でつやつやの兄ちゃんたちが
でっかい鉄板や長い鉄材を抱えて通り過ぎます。
すげえ、かっこいい~。
いいな~、私も男に生まれてたらこんな仕事したかった。
レジに並んでいる間に、異質な私とそれに付き添ってる(でも無言の)ダンナ、
周りから好奇心いっぱいの目で見られて、
果ては、それ何に使うの、用事があったらここに電話してくれたら行くよ、
などと営業してくれる職人さんも。
で、切ってくれてる間に、こっそり写真撮りました。
鉄管にゴミが詰まってるところもメキシコ、
さんざんぶつけたようにあちこち凹んでいるところもメキシコ。
材木屋さんとか、どうしてこうもワクワクするんでしょうねえ。
で、筋肉もりもり兄ちゃんが、私の注文どおりの大きさに
鉄板をバーナーで焼き切ってくれます。
その兄ちゃんに、こちらが素人さんだからと気を利かせて、
「おーい、切ったあとちゃんと冷やしてやれよ!」と別の人から声がかかる。
ぶっとい軍手をはめて鉄板を切ってる兄ちゃんも、「おうよ」と頼もしい返事。
で、切り終わった鉄板(あつあつ)を持って、
兄ちゃん、外へ出ました。
通りに出たところで、蛇口でもあるんかな、と思ったら……。
兄ちゃん、道の端っこの水溜りに鉄板の切り口を突っ込み、じゅーーー。
90度回して、またじゅーーー。
経済的と言おうか、エコと言おうか、すンばらしい。
こういう単純明快な方法、大好きです。
そんで、ほいよっ、とうちの車のトランクに入れてくれました。
おかげで、それでうちのタンクには立派な(?)蓋が今もついてます。
ウン十ウン年前から。
見事に面目躍如としていて
笑いました。
10歳のとき
ちょっと変わった椅子が来て
持ってきたお兄ちゃんが玄関で
これはややこしいので僕が組み立てます
と言うのを横でみて先へ先へと亀さんが
「こうするんでしょ」
「今度はこれや」と口出しして
お兄さんををあきれさせたり
あわてさせたりしてましたっけ。
めったに会わないけど
今も一緒なんやー て
けらけら笑いました。
驚いたのは、けっこう若い女性がいて、作業服ビシっと決めて、電気工事なんかやってたこと。 それが、仕事も動作も速いが、言葉の乱暴さ。 金髪の女の子が、ラテン系のヘルパーの尻、蹴飛ばさんばかりの勢いで、仕事してる。
どひゃ~、かっこええ~!!!(お互いバカやってますな)
メキシコでは、そういう分野の現場には、女性、いないですね。 女の子の漁師なんかいればいいと思うんだけど。
掃き溜めなんて失礼なこと言っちゃって~カイマンさんたら。
でも10年前15年前なら兄ちゃんたちも喜んでくれたかもしれませんが、
今となっては私のほうが眼福眼福って喜んで上半身裸の筋肉もりもりを見てるんですからね。
どっちが得をしたかと言えばやっぱり……ま、いいか(笑。
>kamehahaさん
今日はハイカラにローマ字仕様で登場ですか~。
10歳のとき、というとあそこに引っ越したころだよねえ、覚えてないなあ。
でも言われてみれば、今でも扇風機とか組み立て式の棚とか買ってくると、
組み立てるのは私ですねえ。
ダンナがやろうとしても、すぐわかんなくなって、
そこに書いてあるやん! スペイン語やん! なんで読めへんの、もう!!
ってことになって結局私がやってます。
そうか、これは10歳のときから変わってませんか。
>OTTOさん
電気工事かぁ、それなら女性でもできそうですね。
まあうちでも、コンセントの修理とか買ってきたデッキのセットアップとか、
そういうのはやっぱり私の担当になるんですけど。
でも鉄材担いで歩き回るのはやっぱり男性に混じっては難しいかなあ。
メキシコはホワイトカラーの分野ならけっこう女性も進出してるほうだと思うんですが、
そういうブルーカラー的な分野だとまだまだマッチョの世界ですよね。
女の子の漁師とか、いいですねえ、絵になるでしょうねえ。