メキシコの隅っこ

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エコトイレ、別の意味で

2010-04-22 08:00:00 | CM・看板
今日こそは頑張って記事を書き溜めようと思っていたのに、
そんな日に限って(?)サッカーの試合が三つも立て続けにあります。
ので、今日はちょっと手っ取り早い話題で。

私、トイレマニアでは断じてないと思うんですが。
前にマヤ式エコトイレなどを詳細にレポしたこともあったりして()、
またこんな話題だと、やっぱりマニアだと思われるでしょうかね?
まあ思われても別に、痛いとかかゆいとかいうわけではないんですけど。

こないだ空港で入ったトイレに、こんな注意書きが。



「水を流す場合は50ペソ入れてください」と書いてあって、
コインを投げ込むスリットが……。

最初、私、50センターボ(1ペソ=100センターボ)だと思って、
財布を取り出しかけましたよ。
でもよく見たら、スリットはただの黒い線が描いてあるだけ。
そして、下に小さい文字で、
(すみません、暗かったので手振れして読めませんが)

「水の無駄遣いを続けていると、これが近いうちに現実となります」

と書いてあるんです。
な、なんだぁ、そうかぁ。
50ペソって、500円くらいです。
今のレートだともう少し安くなるけど、こっちの物価で言えばもっと高い感じ。
トイレ一回流すのに、そんなに払うことになったら大変ですよね。
ちょっと面白い、エコ意識の喚起方法だと思いました。


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4 コメント

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Unknown (OTTO)
2010-04-22 10:19:18
カイマンさんのほうでもエコトイレが出てました。 流行るんですね~こういう話題?
水の節約がエコ、と言うことですかな? 30分、水を出しっぱなしにしないとお湯が到達しない風呂のホテルは毎日50万ペソぐらい払ってもらわないといけませんな!
ところでソノラ砂漠のエコトイレです。 
砂(どこでも砂です)に竪穴を掘り、移動式トイレを穴の上に設置。 大も小も穴に直接落とすように注意して使用。 カラカラの砂地なんで小水が溜まってトップンと黄色いしぶきの危険なし、即座に吸収されます。 ハエや臭いが気になってきたら砂を穴から落としてかける。 いっぱいになってきて、尻にブツがつっかえるキケンが出てきたら新しい場所に移動、穴は砂で埋め戻します。 それだけです、別に目新しくも無いですが、水の無い地方のトイレ、ご参考までに。 長くなってスミマセン。  
 
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Unknown (Azul)
2010-04-22 12:07:04
見たことあります、そのシール。私が通っているケレタロ大学のプールのシャワー室で。とってもリアルで私もシャワーを浴びるたびにお金を取られるようになったのかと一瞬驚きました。
意識付けには良いと思いますが、それ以前にポンプが壊れて水が流れっぱなしになっている公共トイレや、ちゃんと閉まらない水道の蛇口などを修理して欲しいものだと思いますね~。
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糞尿譚 (カイマン)
2010-04-22 13:22:12
作者は誰だったか忘れましたけど(遠藤周作だったかな?)、糞尿譚ってお話が有って、糞尿の話題は誰もが参加したがるって書いてあったような気がします。 戦後の日本には究極のエコトイレがあったんですよ。食料難で家庭菜園が当たり前だったんですけど、肥料をお金を払って買うなんて発想はなくって、自宅の汲み取り式トイレから汲み取ったのを撒くんですよ。 砂漠の砂に吸い取らせるなんてもったいないことしないで、野菜を食べて出たものでまた野菜を育てるなんてこれ以上のエコはないでしょう。 ああ、それにしても、兄とのジャンケンで負けて、天秤棒の先を担ぐ羽目になって、ピッチャンピッチャンって肥桶から跳ねる黄金色の液体がふくらはぎにかかるあの感触、今でも思い出します。 それと、トイレットペーパーなんてない時代、新聞紙の切れっぱしが張り付いてるカボチャなんかも生々しく記憶から消えませんね。 あ、お食事中でしたか?ごめんなさい。
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Unknown ()
2010-04-24 11:00:26
>OTTOさん
そう言えばカイマンさんのところでもエコトイレでしたね~。
しかし30分水を流しっぱなしにするホテルとその客は実にけしからんですなあ。
メキシコのCMで水の節約を訴えるのに、シャワーを流しっぱなしで携帯でおしゃべりする奥様と、
バケツに汲んだ水を延々と村まで運ぶインディヘナの少女を対比させたものがありましたね。
メキシコならではの訴え方だなあと思ったのを思い出しました。
砂漠でトイレの処理はやりやすそうですよね。
しかもしばらくして戻ってみたら、砂が肥沃な土になってるかも!!??

>Azulさん
そちらでもありましたか~、このシール。
だまされそうなほどよくできてますよね、よかった、私だけじゃなくて。
でも、水が出ないトイレや蛇口にはしょっちゅう出会いますが、
出っ放しというのはあまり見たことない気がします。
そちらではけっこうあるんでしょうか。

>カイマンさん
糞尿譚で検索して、そこから流れ流れて、お返事がこんなに遅くなってしまいました(責任転嫁~)。
そのタイトルだと、火野葦平が芥川賞を受賞した短編小説だそうですね。
http://www.mkc.zaq.ne.jp/funafuna/hon/hunnyou.htm
こちらに概要と一部引用がありますが、このサイトがまた、「うんこ」関連のすごいサイトです。
確かに私も、フィジー在住の友人から、トイレネタは受けると聞いたこともあります。
食べ物同様、世界中どこへ行っても人間共通の営み、でもそれぞれの文化の違いがあって、
そんなところが面白いのでしょうか。
肥え桶を担いだことは、私はさすがにありませんが、田んぼの肥溜めとかありましたよね。
ま、しょせん万物はめぐりめぐるのだから、同じことなのかもしれません。
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