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メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

ボート・ドッグ

2006-08-22 07:37:12 | 親バカ
今日もセントラの話なんですが、ワンコ主役でいきます。

すでにウスマシンタ(グアテマラとの国境となる川)、
チアパスのスミデーロ
それにテアパ近くの、なんていうところでしたっけねえ?
などなどでボートに乗り慣れている(?)うちのワンコ。

今回は乗り場の足元がしっかりしていたので、
難なく乗り込むことができました。

で、いざ出陣~~。



ドキドキワクワク。



それとも、面白いもんはこっち側?


今回のボートは割と緩やかなスピードでしたが、それなりに風は来るので、
犬の嗅覚にはとてもとてもたくさんの情報が流れこむことでしょう。
人間の目には見えない動物の匂いとかも、きっといろいろあるに違いない。

昨日の地図を見ていただくとわかると思いますが、
この辺りになるともうかなり海が近いので、
川はどちらに向けて流れているのかわからないほど緩やかです。
でもって、こんな浮き草がいっぱい流れてます。



なんか知らんが、いっぱい泳いでる~~。

しばらくボートの中を行ったり来たりして見てましたが、
午後の4時、陽射しはきついし、真上にある日よけは役に立たないし。



楽しい~、けど……ちょっと暑いかも。

黒いのでよけい暑いんですね~。
毛がこげる匂いがしてました。マジで。
撫でて、熱を放散してやらないと。

まあせっかくだし、記念写真撮っときますか。
と私が前へ移動したら、ワンコも「一緒に行く~」
腰掛板の下にもぐりこもうとする。
いいからいいから、と押し止めて、
うん、まあ一応納得した顔の写真が撮れました。


……という、この話が、実は明日への伏線。
になってるはず。
伏線張るほど複雑な話でもないんですけどね、エヘヘ。

洟垂れワンコ と 猫の6年越しの野望

2006-07-18 06:42:13 | 親バカ


ぐうすか眠るワンコの鼻から……



ポットン、ポットン……。



だけでたまには終わってみようかと思ったんですが、
どうも長編体質は変えられないようでして。



我が家の犬猫、こういう光景はもうすっかり珍しくなくなり、
仲良さもこれで充分、と思えるんですが、
実はニャンコにはまだまだ果たせぬ野望があるのです。

そのうちのひとつが、先日、じつに6年越しで達成されました。
最初に見たときはカメラがなかったんですが、
その後また繰り返されたところを見ると、
ただのまぐれではなく、両者の了解のもとで行われる交歓のようです。



これ。
と言っても、パッと見、何の変哲もない写真かもしれませんが。

猫は親愛の情を示すのに、体をすり寄せてもたれかかるのが好きですよね。
しかし犬にはそういう感情表現の方法がないので、理解されません。

昔、日本で飼っていた紀州犬と黒猫も同じでした。
こちらは犬のほうが年上で、仔猫がその足にスリスリとすり寄ると、
犬は戸惑った表情で足をヒョイ、と除けるので、
猫はヨロリ。
なぜだかわからず、またスリスリ、ぐらり。

で、今の我が家の場合は、猫がすり寄ろうと相手を見定め、
寄っていっても、犬が先によけてしまってました。
しかし、とうとう念願かなった!というわけですね。
さらにこのあと、



うっふ~~ん



もっと~~ン



しかし、猫の野望はここでおしまいではないのです。
上の写真のようにハナをたらしつつぐっすり寝ているワンコに、
添い寝をしたい!!! というのが、
猫の窮極の野望らしい。

うーん、猫は数匹いればお団子のように重なり合って眠るの、普通ですが、
犬はそういう習慣がないです。
ましてや、寒くもない、どころか暑くてたまらんのが日常では……。

しかし、石の上にも三年、念ずれば通ずる、
あと何年かかろうとも、猫は虎視眈々
野望達成への道を歩むでありましょう。




週末の平和な朝のワンコとの会話

2006-06-25 11:23:52 | 親バカ
いい試合でした。
メキシコらしい、立派な試合だったと思います。
それについて書こうと思ったんですが、
今まだ改めての録画中ですので、明日にします。

今日は、この写真を。
試合が始まる前の、静かな至福のひと時?



見つめ合って微笑むふたり~~
幸せな週末の朝のひとコマ、なんちゃって~。

メキシコは残念ながら負けてしまいましたが、
今までと打って変わって(苦笑)素晴しいパフォーマンスを見せてくれたので、
私を含め、ほとんどのメキシコファンは満足だと思います。

今この写真を見返しても、
同じようにホンワカと幸せな気分、
にちょびっとだけ寂しい気持ちも混じってますがね
まあ4年後8年後が楽しみになりました。



しかし実は、お客様も迎えて総勢5名、
試合中はメキシコチャンスが来るたびに
「そこだ! 行けッ! 行け行け行け~~~!
 だあああ、ダメだぁ~~~~~」

と叫びまくるもので、
ワンコはすっかりうろたえてしまって、



テーブルの下に避難してました

やや脱力気味の今日は、こんなところで~~

ワンコの貢ぎ物

2006-06-05 09:55:33 | 親バカ
親バカ写真をしばらく出してなかったっけ~

というわけで、アナログ写真をスキャンしたものから
ワンコがちいちゃかったときのをいくつか。

うちに来たばっかりのころは、とんでもない不細工な仔犬でした。
ってのは以前にお見せしましたが、
まあ何かに集中している顔は、どんな不細工でもちょっとは……?



一生懸命、かいかいかい……と首筋を掻いてるところです。
うーん、やっぱ不細工だよねえ。
でも目がちょっと笑ってます。



堂々と昼寝中。
いや、子供のころはそんな寝方をしてましたが、
初潮が来たとき、こういう格好で寝ていると、やはり変な匂いがするので、
寝てるワンコのアソコを、猫がこっそり近づいて嗅ごうとするんですね。
グウスカ寝ているワンコはそのたんびに、ギョッとして飛び起き、
ということを数回繰り返すうちに、
こんな格好では眠らなくなりました。
いつも尻尾をきゅっとアソコに当てて、厳重に蓋をしてます。
警戒した姿勢でしか眠れない、と思うとちょっとかわいそうにも思えますが、
まあそれも生活の知恵か、と割り切るしかないですね。

うちに来たころはまだ両耳垂れていて、
それからしばらくすると、朝は両耳が立ってるんですが、
昼過ぎからは左だけ垂れてしまう、という日が続きました。
ちょうどそのころ、アナログカメラのフィルムを切らしていて、
やっとフィルムを入れたころには、完全に両耳立ってしまっていた。
ちょっと残念です。



立派に両耳立ったころ。
ドライブは小さいころから大好きでした。
この写真は助手席の私の足元から、
「ドライブ、だいすき~」
今でもこれとおんなじ顔しますな。未だに童顔?

大きくなって足元や私の膝の上に納まりきらなくなると、
後部座席がワンコの席になりましたが、
今でもひとり車で待たせていて、近くをでかいトラックが通ったりすると、
怖いんでしょうね、助手席の足元の、この位置に潜り込んでます。
三つ子の魂百まで?

仔犬のころは、猫とも遊びたくて遊びたくて仕方がなかった。
猫のほうはもう大人ですし、ましてやこんなハイパーな騒々しいのはご免。
というわけで、かなり騒動が絶えませんでした。
どんなに嫌われても、懲りずに何度も挑戦するワンコ。



ワンコ「ねえ~遊ぼうよ~~」
ニャンコ「あっち行ってよ!」
猫は耳を伏せて完全に怒ってます。
ワンコの手前にある白っぽいものは、ワンコのよだれでぐじょぐじょになったチューインガムです。
貢ぎ物としてワンコが持っていったんですが、そんなもん、誰もほしくないですね。



ワンコ「つまんな~い」
ニャンコ「ああ、やっと静かになってくれたか」

他にも、ボールを持っていって、猫の前で床に落としたりまたくわえたり、
と遊びに誘ってみたり、
まあワンコは涙ぐましい努力をしていました。
ニャンコのほうも、興味はあって近付いてみたいんですが、
どうにもこうにも遊び方とパワフルさが違いすぎて、
どちらもまあ苦労してました。

今ではもうお互い空気を読んでじゃれたり舐めたり、
あるいはさりげなく横を通り抜けたり
してますが。
その状態に至るまでには、実はさらに何段階かありました。
その辺も、そのうち紹介しようと思います。

遺跡は暑かったです

2006-05-08 09:42:40 | 親バカ
ただいま~、帰ってまいりました!
いやあ、暑かったです! でも楽しかったです!

遺跡の話はおいおい少しずつしていくことにして、
今日はワンコの顔を見てやってください。

一日目の遺跡は、到着したのが真昼間ということもあって、
おまけに広いところで、歩いて歩いてようやく到達してからもまだ先があるという。
すっかり張り切ってパワー全開で歩いてしまったワンコは、
遺跡に到着した辺りでリタイア。
一方私たちのあとからノロノロとやってきたダンナは
遺跡を見ると俄然張り切ってずんずん先へ。
ワンコは「あの~、暑いんですけど。マジで泣きたいんですけど」



泣いて訴える犬。左目の涙に注目。
本当に暑いと、目からも汗が出るんですよね、犬って。

ほら、もうちょっと向こうに影があるから、となだめすかし、
ピラミッドのふもとまで行くと、わずかな影に座り込んで石壁にへばりつき座り込みスト。
それでも省みずどんどん先へ行くダンナに、
キレた様子のワンコ、いきなりダッシュで追いかけます。
走ったらまた暑いのに~、と引っ張られる私もいい迷惑。
と思ったら、ダンナに追いついて前に回りこんで、リードで止めてしまいました。
うん、鈍いダンナにも、それは通じる(笑。

とにかく一番大きい(と思われた)ピラミッドまで来たので、木陰で休憩しました。
いやはや、一日目はこれで充分。
ホテルでは爆睡してくれました。

二日目は控えめに小さい遺跡をふたつ(本当は四つ行きたかったけど)。
ワンコはダンナと待たせて、私だけピラミッドをぐるっと回って戻ってきたら



「あれえ、そっちから? おかえりぃ」
座って待ってるのがちょうどいいくらいなんて、あんたら二人とも運動不足ですよッ!


行きたかったけど行けなかった遺跡のひとつは、ものすごい山道の向こうにあって、
途中から諦めて引き返したんですが、
せっかく絶好の環境の山道だし、車は歩くよりノロノロ、
しかも鞭打ちになるかと思うほどがっくんがっくん揺れるし。

だったらせっかくだから歩こうよ、と私とワンコは降りて歩くことに。
でも、暑いんです。
ワンコは恋しげにクーラーの効いている車を振り返る。
それを引っ張って、ほら~空気が綺麗だね~~(熱いけど)、
ほら~面白い動物がいっぱいいるよ(追いかけちゃダメだけど)、
と懸命に誘ってみたんですが、
後ろから車がノロノロ動き出すと、
「車がいい~~! 乗るの~~!」と前足を泳がせるほどにリードを引っ張って、
車へ戻ってしまいました……。

まったく、現代っ子だねえ、車とクーラーから離れられないなんて、
そんなひ弱なことでどうするんですか、プンプン!
と田舎育ちの私は怒る。

でも何と言われようとも、ああ、車は快適~クーラーって偉大~。


青い目の仔猫

2006-04-11 06:22:16 | 親バカ
これまた古いネタですが。

一昨年、モンテレイへ車で行ったら、ダンナが心臓発作で入院する騒ぎになりました。
まあ大事はなくて、いい病院といい医者があったし、二週間ほどで退院したんですが、
一週間の滞在の予定が三週間強に。
連れて行ったワンコは部屋に閉じ込められて最小限の世話だけで、大変でした。

まあそんなこんなの騒ぎのあとようやく退院して、ダンナのお母さんの家に戻って静養中のときのこと。

私も、普段は二人と二匹の静かな生活に慣れているので、
ダンナのお母さん、お兄さん一家×2、という大勢わいわい賑やかな生活にはやや疲れ気味。
早くカルメンに帰りたいな~、猫も待ってるしな~、と向かいの公園を眺めてましたら、
サッカーをしている親子と小型犬と、そして仔猫がいました。
仔猫はやや離れたところで、一緒に遊びたい~~という素振りながら、仲間に入れない様子。

フラフラと近付いて行って猫を抱き上げ、サッカーをしていたおじさんに、
これ、おじさんちの猫ですか? と訊ねたら、
「そうだよ。いや違うよ。この辺にいるから何となく懐いてるけど、君にあげる」
と言って、子供と犬を連れてそそくさと帰っちゃいました。
あら。

まあいいや、と抱いて帰って、犬用のイワシの缶詰を開けてやると、
ガツガツ食べて、膝の上でポテッと寝ちゃった。
それから目が覚めたら家の中をドピュ~~~ッと走り回って、
庭に出てトイレを済ませて、ご機嫌。

こんな猫です。



これは一日目で、まだやせこけてるのがくっきり。
でもかわいくなるぞ、って顔してます。

何より、性格が開けっぴろげで犬みたい。
うちのワンコを恐れる様子もなく、そこらで遊んで
その日はそのままどこかへ行ってしまったんですが、
その晩。

ワンコが唸るんです。ううう~~~、って窓に向かって。
びっくりして目が覚めました。

お母さんの家は、窓に格子ははまってますが、網戸はないです。
窓を閉めると暑くて眠れないので、
入ってくる蚊は蚊取り線香で撃退しつつ寝るわけです。

その、開いてる窓に向かって唸っているワンコ。
闇を透かして見ると、窓から昼間の仔猫がちゃっかり入り込んで、
窓の下に置いていたワンコの餌入れバケツの上に座ってるんですな。
そりゃ~、ワンコが唸りますって。

しかしいくらなんでも、犬とよその猫を一部屋に入れて平和に眠れるわけがないので、
お引取り願って窓を閉めました。
暑かった~~。

翌朝は待ち構えていて、イワシを食べて走り回ってグウスカ寝て。



一日、ちょっとお腹いっぱい食べただけで、
けっこうふっくらかわいい顔になってるでしょ?



膝に抱っこも大好き。



『青い眼の仔猫』って絵本がありましたね~。
子供のころ読んだのを思い出しました。
黄色い眼の猫ばかりの中に、一匹だけ青い眼の子猫がいて、
変だ変だと周りから仲間外れにされて、
同じ青い眼の猫を見つけようと旅に出るんだっけ。
最後はどうなったんだったか、
とうとう青い眼の雌猫を見つけて、結婚して、青い眼の仔猫をいっぱい生んで、
てな終わり方だったかな?

アニマルセラピーというのが最近認められてきてるそうですが、
動物に触れることで癒されるって、そりゃあそうでしょう。
特に心臓病とかにはいいらしいですね。
私も、この仔猫にたくさん癒してもらいました。
ワンコも連れていたけど、それとはまた別口

まあ連れて帰るわけにはいかなかったので、近所にもらい手を探して
もらってもらったんですが、
次の晩、また窓から侵入。帰ってきちゃいました。
お前、ダメじゃん~~、ちゃんと新しいおうちに帰らなきゃ~。

でもどうやら、もらうと言った家では反対があったらしくて、
飼えないんだったら言ってください、こっちで別にもらい手探しますから、と言ったんですが、
次の日訊いてみると、
「よそのちゃんとしたところにもらってもらったから」の一点張りで、
どこへやられたのかもわかりませんでした。

その無責任さにムカつきましたが、
まああの明るい性格の子なら、きっといい人にかわいがってもらって
元気に暮らしていくだろう、と思うことにしました。

数日のお付き合いでしたが、
ホントにかわいい猫でした。
ので、これも親バカカテゴリに入れちゃいます。

追記。
『あおいめのこねこ』って綴りがわからん(漢字とか開き具合とか)と思ったんですが
当てずっぽうで『あおい目のこねこ』で検索したら一発!



画像クリックするとアマゾンへ飛びます。
(画像自体もアマゾンからいただきました、すいません)

懐かしい表紙だなあ~~~。
内容に関してやや記憶違いもあったようですが(旅立つ理由とか)
まあ勘弁してください。
童心に還りたい人にはお薦めの名作です。

世間は冬、おりんぴっく~

2006-02-15 08:57:48 | 親バカ
いやあ、何だか日本ではオリンピックで盛り上がっているようですね~。
メヒコには冬なんかないから関係ないも~ん、などとうそぶいてましたが、
ホントかしらん?
メキシコが参加してないのは確かだし、サッカーで忙しい私は見る時間ないけどさ~。

とはいうものの、寒いです。
尋常ではない寒さです。
北風が吹きまくるのは、ノルテの季節だからしょうがないとしても、
そればかりか冷たい雨が降って一日グレイの空、
靴下をはかないでいることなど不可能。
朝は熱~いコーヒーのカップをしか!と握り締めて手を温めないと、
キーボードもマウスも指先がかじかんで辛いのです。

しょうがないので、Tシャツジーパンの上からセーターを着込み、
膝にはひざ掛け、というババくさい格好。

こうなると、ちょっとは冬季オリンピックなるものも気になったりして、
テレビをつけてみたら、特設チャンネルが一個だけありました!
そこで一日中、あれこれやってる様子です。
男子のフィギュアスケートをちょっと見たんですが、
やっぱりロシアとかカナダとか、いかにも「寒い国」の人は
歴史を感じさせる安定したプレイ、じゃなくてなんて言うんですかね?
日本人もひとり、けっこう上位に入ってるみたいだよ?

あ~、しかし寒い寒い。
うん、このくらい寒けりゃオリンピックも気分出るかなあ。
ね~?
と犬猫を見たらば、こんな格好で。



あ~あ、ふたりそろってヤマネになっちゃって。


そもそもこのソファというかベッド、ワンコに買ってやったんです。
人間のソファには乗っちゃダメだよ、てことで、
あんたのはこっち。

買ってやったときの、アナログ写真なのでちょっと色が悪いですが。



なかなか得意そうでしょう。
ところが。


「何さ~、文句ある!?」
「いいえ、ございません……」



まあ数年前はまだワンコのほうは怖いお姉さんに遠慮があったわけです。
それが、今じゃ、というか、寒いのでそうも言ってられないんでしょうね。
仲良くヤマネ。
まあ丸くなってる分にはスペースも足りてるしね。

ところが、しばらくすると猫が立ち上がって部屋を出て行きました。
ご飯でも食べに行ったのかな、と思ってたんですが、
戻ってこないので、キッチンへ行くときに探してみたら、
家の中で唯一直射日光の当たる床にうずくまってました……。
やっぱ、寒いよね~?

しかし床に触ってみると、タイルはやっぱり冷たい。
それで、ワンコのタオルを敷いてやると、このとおり。



これ、ワンコの食卓の真ん前なんですけどね。
そんなこた、関係ない!
陽が当たっていればいいのだ!

でも「頭さらして尻さらさず」なところが、
熱帯育ちの猫のアサハカさでしょうか……。

というわけで、猫も寒がるほどに寒いのです!
オリンピックもちょっとは見ようと思った今日でした。
でも明日はサッカーですが。

人様のおうちの犬でも親バカ

2006-02-03 09:08:38 | 親バカ
まずは、今お客さまがいらしています。
本日昼過ぎ、無事に到着、無事に対面を果たし、無事に観光を、
と言いたいところですが、悲しいかな、
ほんの一時間も歩くともう他に見るものがないという田舎町です。
海に浮かぶタンカーを眺めながらコーラでも飲むしかないのでした。
明日はどうしよう……。

それでも合間の時間にブログだけでもアップしよう~。
ということで、今日はよそ様のワンコを紹介します。

シティでお世話になる日本人のご夫婦は、以前にもビーグル犬を飼っておられました。
それが二年ほど前だったかなあ、老衰で死んでしまって、
私も半下宿状態でいつもお世話になっては遊んでいたワンコだったので、とても悲しかったのですが、
その後釜にやってきたこのワンコ、そっくりなんですよ~。
思わず、前のワンコの名前で呼びかけてしまうくらい。

けれどもさすがに、老衰で死ぬ高齢のワンコと、ぴっちぴちの若犬とでは
パワーが違います。
まあ、ビーグルの特性なのか、それともたまたまこの二匹が似ているだけなのか、
その性質を一言で表すと、迷いなく、
「いやしい」
ですねえ。
飼い主さんも言ってるんですから間違いありません。
老いてもなお、食べ物にはいやしかった先代ワンコに、
さらに若さというパワーを味方につけたこのワンコ……。

いやもうね、大変でした。

ものすごく頭のいい子なんですよ。
「骨は?」とか「ロープは?」とか言うと、ちゃんと探して持ってくるんです。
ちょっと訓練すれば、もう何でも持って来てくれるようになるでしょう。
しかし、吠えるのが仕事の猟犬だったせいか、うるさい。
吠える吠える吠える。
うちの子が無口なのに慣れているから、よけいかも。

何かしてほしくて、要求があって吠えているのはわかるんですが。
ある程度その欲求を満たしてやり、吠えるなと教えればいいんですよね。
私も、向こうにいるあいだは、人さまのお犬さまを遠慮なく怒鳴りつけ追い掛け回し、
吠えないように教える努力をしました。
まあ、いるあいだにちょっとはおとなしくなったかなあ。
それとも単に、私の存在に慣れて、物珍しさがなくなっただけかも。

それでも間断なく、テーブルの上のものだって飛び上がって食っちまうわ、
ちょっと目を(足を)離すとスリッパをくわえて走るわ、
ベッドの上には飛び乗るわ……。

でもね~、やっぱりかわいいんですよね~。
だって、ほら。



ほら。



これ↑、寝てるんですよ。

そして、哀愁の背中。



13階の窓から、下を通る車や人を眺めて、無聊を慰めているのです。

この子の顔を一週間眺めて、家に帰って自分のワンコを見たら、
何だか耳が小さいし目も小さいし、変な顔~、と思ってしまいました。
ま、すぐにまた見慣れましたけどね。




明日からはお客様と二泊ばかりの小旅行です。
また更新が止まりますが、あしからず~。

内緒話

2006-01-15 07:20:41 | 親バカ
二日続けて親バカもどうかとは思うのですが、
今日は扁桃腺炎が本格的になっちゃって医者行ってきました。
例によってすぐに抗生物質ですね。
よく効くからいいんだけど、眠くてかないません。
ま、今日はサッカーないし、ごろごろ寝てることにします。
というか、寝てます。

寝ててもサッカーは見られるんですけどね、
目さえ開けていられれば。

うちのテレビは(まだ今のところ)寝室にあります。
ときどき犬と猫が邪魔しに来ます。



こらこら、見えんじゃないか。
写っているのはネカクサのGKヴァスケスです。
よく頑張ってるよねえ。チバス、ゴール割れないねえ。
いや、実はね……。と犬が猫になにやら耳打ち。
こらこら、君たち、何を話してるの。



だからね、もにょもにょむしょむしょ……。
ほほ~、ふむふむ、なるほどねえ。



というわけでね、ひそひそ、ぜったい内緒の話。
こらこら、画面が全然見えんがな!



そんじゃま、ちょっと位置を変えますかね。よっ、と。



いやでもテレビ見ながら内緒話にはやっぱりこうしかないよ。
ねえ、今日の審判はどうだろうね? まあまあかね?
うーん? それよりこっちが気になる……。



ほら、試合見てごらんよ~。
あっ、ホントだ!
こら、こっちにまるで見えんと言うとろうが!!



あ~んなこと言っちゃってさ、ホントはサッカー見ないで写真ばっか撮ってるんだよね。
足でつついてもダメ~。



んね~!
ね~!
すっかり意気投合しとるな……。



と見えますが、実はワンコのほうはそろそろ集中力が途切れてます。
そして、いつニャンコが「こらっ、もっとまじめに舐めなさい!」とお仕置きに出るか、
ちょっと警戒中。
本音は、そろそろやめたいなあ~。
しつこすぎても怒られるし、やめるのが早すぎても怒られるし……。
いろいろ世の中難しいぜ……。

魔の一日の終わりのバカ面

2006-01-14 08:34:15 | 親バカ
今日は~~、怖~い話です~。
ということもないですが。

ま~メヒコは楽しいこともいっぱいあるけど、
溜め息つきたくなることも、事実、多いわけですな~。

今日は、明日高額のお買い物をしよう!と張り切って、
そのためのお金を引き出しに銀行へ行きました。
最初の銀行ではさんざん並んだあげく、今お金がないので本店のほうへ行ってください、と言われ、
まあそのくらいは普通のことだし、4時までにってあと10分だけど、それも何とかクリア。

しかし、その途中で黒猫が車の前を横切りました。
左から右へ。
不吉なのは右から左だっけねえ、などと思いながら、
でもこんな街中の大通りを、と不思議に思って猫が消えたほうを見てみましたが、
猫はいませんでした。

ダンナが車を駐車するあいだに私は先に入って並び、
銀行の大きなデジタル時計を見上げて、
あ~、今日って13日だっけ、金曜だったりして。
と思ったら、金曜でしたね。

窓口で順番が来たら、カードがブロックされているのでサービスカウンターのほうへ行ってくれと言われました。
そこでまた順番を待ってたんですが、ソファに女の子が座ってました。
年のころは、12,3歳でしょうか。
どこかの学校の制服らしいエンブレムのついたブラウスと細縞のスカートに白いソックス、
メキシコでも人気の日本アニメの女の子みたいにストレートの長い髪を腰まで伸ばし、
左右にちょっとだけつまんでくくった印象的な子なんですが、
ええと、何だか無表情に、身動きもしないで座ってるんです。
他にも子供がいて、わーーーい!と数人で走り回って遊んでいる、
そのうちの二人ほどがその女の子のすぐ隣に飛び乗るように座っても、
いや、よく似てるし姉妹じゃないの? と思うんですが、
変わらず無表情。メキシコ人の子にしちゃ変わってるなあ~。

私たちの順番が来たので入っていって、そのあとちらちらと見てたんですが、
大人たちがどんどん出て行ってもその子は微動だにせず座ってます。
で、私たちのほうも例に漏れず揉めまして、
結局「またのお越しをお待ち申し上げております」で出直す羽目になるのは
まあいつものことなんですがね、え~え
で、ふと思い出して振り返ると、さっきの女の子は消えておりました……。

目的は果たせず、明日に予定したお買い物は月曜日以降に持ち越しとなり、
あげくにダンナが駐車しようとしたときうっかりぶつけて
テールランプのカバーを割った、
というのが今日の収穫。
うーん、やっぱり13日の金曜日、黒猫と幽霊を見てしまったか

まあ別にこれくらいで凹むわけでもないんですが(日常茶飯事だもんな~)、
ダンナは不機嫌だし~。
私はちょっと扁桃腺腫らしちゃってしんどいのに出かけて、ちょいぐったり。

ま~、そういうときはうちのアホ犬の顔でも見て笑うしかないですね。
というわけで



うひょ~~~っ!

笑う犬。

この前ちょっと寒かったときに思いついて、
私のお古のシャツを着せてやったら、この顔。
何か、新種の遊びだと思ったらしく、うきうきしちゃって。



似合う? かわいい? えへ、ホント?

あ~、厄も逃げていきそうなおバカ面 
これだから、親バカにも磨きがかかりますって。

年末なので昔話など(関係ない

2005-12-29 18:42:30 | 親バカ
いやあ、昨日は焦りました。
いつものように記事を書いてアップして、ちゃんと表示できてるかブログのほうを見に行ったら、
カレンダーの記事リンク日付にひとつ穴が。

え???
昨日、記事アップしてない???


嘘……

記憶飛んでる……


昨日って、何してましたっけね私?
なんか、動画をDLとかしてたのは覚えてるんですけどね。
だから昼食後ネットにつないで……
そんで、いつもなら食後のウォーミングアップにブログいじるんですけど。

うーーーーーーーーむ……。
そりゃあ今から急いで記事書いて、昨日の日付でアップすれば穴は埋まるけど。
そんな姑息なことするほど、「毎日アップ」に拘ってるわけじゃないしぃ。
それよりも、記憶が飛んでることのほうが怖い……。





てな記事を書いてアップしましたら、ですね。
あら不思議。穴が埋まりました。

いや、日本とメヒコは半日以上の時差なんですが、よく考えたら、
変なのは記事の日付のほうだったんですよね。
なぜか一日未来になっていたらしい。
というわけで、良心の呵責なく正しい日付に直して一件落着。

で、こんな古いカメの写真を、せっかくアップしたんで、
続きで今日は昔話と行きましょう。

これ(↑)は学生時代に学生寮で飼ってたカメです。
口にくわえてるのは、同居人(?)のインコ(↓)の羽根。
いえ、別に食いむしったわけじゃなくて、
インコの羽根生え変わりの季節には部屋の隅にいっぱい落ちてるんです(掃除しなさい<自分
歩き回って、どこかに顔を突っ込んだらくっついただけ。



アナログ写真をスキャンしたものなんで、画質悪いです。

私は子供のころから動物だらけの環境で育ってました。
自分ちの犬を手に入れたのはよ~~~うやく小学四年生のとき、
自分ちの猫を手に入れたのはさらにあとの、高三のときでしたが、
それまでにもうちには虫やカエルやヘビや魚やアメーバや、なんだかんだといました。

学生として留学して初めての一人暮らしも長くは耐えられず、
ネズミ二匹
青いインコ一羽(これは事情で泣く泣く友人に譲りました)
カメ
黄色いインコ一羽
預かりもののペット各種
などと暮らしていたわけです。

中でもこの黄色いインコは懐きました。
買ってきたときすでに成鳥に近かったらしく(つまり売れ残り)、
ペットショップの籠に閉じ込められていたせいでしょう、飛べませんでした。
バタバタ!と羽ばたいて、ぼてっと床に落ちる、ニワトリみたいなやつでした。

それで、日中は籠の戸を開けて自由に出入りさせ、
籠から木の枝を部屋に張り巡らせて、それを伝ってあちこちいけるようにしました。
それでもときどき、ぼてっと落ちて、
私が留守だとそのまま床の上で固まってたりするので、
ついには梯子まで作ってやりましたけどね。

一度なんか、何をどう間違えたか、
カメの水槽に落っこちて、どうにか這い上がったらしく、
濡れそぼって惨めな顔で水槽の縁に止まっていたことも。
やれやれ。
カメもびっくりしたでしょうな。



肩に止まってクッキーなどは必ずお相伴。
シャワーも一緒に浴びてました。
一度なんか、テレビでやってたオペラ『蝶々夫人』を見ていたら、
突然低音のドロドロドロ♪って音に驚いて、
私の肩に止まって寝てたんですが、首の後ろの髪の毛に潜り込んだです。
おめ~、じゃないんだからさ~。



これ(↑)は、太郎君です。
友達が飼っていたシマリス。
友達が一時帰国するあいだ頼まれて預かったんですが、
さすがリス、部屋の中で放すと、どこでも登るし走るし、言葉は通じないし。
で、インコはこの見慣れぬ生き物が怖いことは怖いんですが、
写ってるピラミッドの下の黄色いボールは大のお気に入りで、
これだけは死守せねば!と
どうにか足を踏ん張っているところです。
でも太郎君のほうはインコを生命体と認識しなかったようで、
異種間コミュニケーションは失敗でした。

ものすごく懐いてて、メヒコへ移住するときも置いていくなど考えられず、
獣医の証明書などの渡航手続き、航空券も鳥籠持込オッケーのところ、
と準備万端整えたんですが、
獣医の医療ミスで渡航三日前に死んでしまいました。

死ぬときも、離れたがらなくて、
相当具合が悪そうだなあ、今日のバイトは友達に代わってもらおうと、
電話をかけるために離れたら、ほとんど動かない体で必死に私のほうへ来ようとするので、
電話を諦めて駆け寄って掌に抱き上げると、そのまま手の中で死んでいきました。

あら、また悲しい話になっちゃいましたね~
愛するものができると、悲しい別れもありますね。
しょうがないことだと思いながらも、辛さに変わりはないですが、
三日後にはメヒコへ飛んで、
泣いてる私にダンナは猫を調達してくれたのでした。

というわけで、今は犬と猫に慰められて
ますます磨きのかかる親バカという話です

このインコもカメも、まだいろんなエピソードあるんですが、
そういう親バカ話は控えます(ホンマかい!

猫の誕生日は

2005-12-27 17:12:18 | 親バカ
犬の誕生日は祝うのに、猫はどうした?
と言われそうですが。

うちの猫は前にも書きましたように、生まれたときはさすらいの姫君でありました。
なので、誕生日は定かではありません。
まあうちに来た二月初めに、一ヶ月ようやく越えたころだったと思えば、
12月25日前後でよろしいんじゃないでしょうか?

というわけで、うちでは犬猫キリストの誕生日を一気に済ませてしまう
お手軽家庭です。

猫も、この日はいつものカリカリではなくパック入りのウェットフードをもらいます。
クリスマスプレゼントと誕生日プレゼントを兼ねて便利です。

しかしこの寝方はちょっとまずくないですかね?
ちゃんと息できてんの? と訊きたくなります。
でもまあやっぱり11歳というとそれなりにおばあちゃんでしょうか、
毛並みが昔に比べてやや滑らかさを欠いているのは、
もうこれは寄る年波と諦めるしかないんでしょうね。

と思いきや、
いや~、そんなこともないですよ、元気元気。

これはちょっと前、10年来していた首輪が、
それでもやはり歳のせいで皮膚が弱ったのか、首筋にこすれて禿げてきてたので、
外していた数ヶ月前の写真ですがね。

遊びとなると、仔猫も真っ青の元気振りを発揮します。


えいやっ!


ハッ! トッ!


あら、あっちに何かが……。

と油断させておいて、


よっと! 捕まえたぞ!

1~4を数回繰り返し、


はぁ~、私ももう若くないのよね~、
こんな飼い主にいつまでも付き合ってやんなきゃならないなんて大変だわよ。


そろそろ諦めてくんないかしらね~?

……と見せかけて、


どうだッ! 油断したかッ!

ちなみに、獲物はこの写真を撮ってるカメラの紐です。

まあでもさすがに小一時間も遊ぶと、本当に疲れたらしい。


ぐっすりとお寝んね。
いや~、ハードな一日でしたわ。

ちなみに、うちの猫はサッカー見ます。


なになに、日本とメキシコが1-2?
うん、その調子で頑張りなさいよ。
うちの猫はメキシコ代表応援組です。

お誕生日です

2005-12-26 05:58:50 | 親バカ
今日、というのはあくまでメキシコ時間で25日ですが。
うちではお誕生日のお祝いです。
いや、世間一般もキリストの誕生を祝っているんでしょうが。
うちの似非キリストは6歳になりました。

1歳の誕生日には牛の足の骨を買ってきて
(長さ約1m、7ペソ(70円相当)だった)
金バケツに入れて炊いてやったもんですが、
さすがに食べきれず、ほとんど処分しちゃいました。
幸せ気分だけは満喫してくれたようですけど。

そうそう、そのときの写真(アナログ)を取り込んだのがありました。
画質悪いですが。



親バカもここに極まれり、ですかね?
いや、さすがにこんなバカはもうしません。ホントです。

で、まあ6歳ともなれば控えめに、犬用クッキーで。
それでも大喜びしてくれるんだから安上がりです。

今日は写真撮るんだから、と犬用ソファのカバーをきちんとかけ直しても、
嬉しさ全開で ズザザザザーー!と飛び乗るワンコにくしゃくしゃにされてしまうし。
ええい、面倒だ! 気にするな!



早く早く~~、とせっつくので、私はのけぞってます。
決してお腹が出ているわけではありません。



はい、あ~~ん。
よくこんな瞬間撮ったな~。撮ったのはダンナですが。

だいたい犬の写真を撮るのはダンナのほうがうまいです。
私がカメラ越しにワンコを見つめると、居心地悪いらしくて、すごい目つきが悪くなります。
でもワンコの集中力がよそに向いていると、自然な表情を撮れるみたい。

そして、今度は交代で、ダンナからのプレゼント。



まずはお手して、お代わりして、伏せをして。
もう気が急いちゃってるので、頭の辺がぶれてます。
こういうの、「魂が抜けかかってる」と表現した友人がいましたっけ。
まさに、ワンコの魂はすでにクッキーをくわえ込んでいるかも。

今日は曇り空で暑くないので、
あとでゆっくりたっぷり散歩にも行きましょう~。
世間の皆さまは24日深夜からのお祭りでお疲れのようで、
今日は町に出ても人も車も少なく、静かな一日です。


そうそう、裏のニワトリは生き延びたようです。
が、七面鳥のほうは……。
ニワトリの声も心なしか、コケコッコォォォ~(どこ行っちゃったんだよぉぉぉ~) と悲しげです。
そして、ひと鳴きしたあと、答を待つかのような沈黙が続く……。
でも答える声はない……

ひっそりと静かなクリスマスの朝でした。

仔猫の話 2

2005-12-04 14:15:50 | 親バカ
お待たせしました(?)、昨日の続き、
ひょうきん仔猫、ミノのお話です。



ネコジャ踊りの続き、じゃないようですね、これは。
来るなら来い!と言ってます。
いやもうやんちゃで、元気なのはいいけど引っかくんですよ~。
でもまあチビだからしょうがないか、徐々に覚えるだろう。

などと思っていましたらある日、犬の鼻先を引っかいたらしいです。
その瞬間、ガウウウウ!と犬が仔猫を襲いました。
もう一巻の終わりだと思いましたね~。
けどまあ、うちの犬もこんな赤ん坊を本気で殺すほどバカではなかったようで(たぶん)
無事でした。しばらく萎縮してはいましたけど。

で、そのあと引っかかなくなりました。もう、見事に。
いやあ、さすがだねえ。
人間の反射神経では、このタイミングは難しいです。
その一瞬で、何を叱られているのかわからせなければならないってのは。
もう、今後の躾は犬に任せようと思いました。


ああ、踊り疲れちゃった、と哀愁漂う背中。
というよりこれは、あれですね、「ジャム猫さん」。
このふっくらした背中にはジャムじゃなくて、ゴマ餡でしょうか。

いや、実は残念ながら証拠写真はないんですが、
この子のポンポコリンのお腹って、腸が透けて見えてました。
最初、何だろう?と思ったんですけど、
ああ、純粋無垢とは透明であるのだと天を仰いで悟ったことでありました。


もう臆面もなく書いちゃいますが、天使の寝顔。
この両の手のひらを永遠にフミフミとつまんでいたい。


いやあッ、照れちゃうな。
ここでは、よーく目を凝らすと、透けた腸が少しだけ見えます。
え、そんなもん見たくないですか?


熟睡。というか、爆睡。
お、おまい、首、大丈夫か?

いやあ、こんなにかわいかったんですが、
徐々にお腹を壊しまして、獣医に通ったあげく
二週間ほど経ったある朝死んでしまいました。
あまりに小さかったので、下痢が続くとあっという間に体力が落ちてしまったようです。
部屋の一番暗いところへ入り込んで……。
思い出すと胸が痛みますが、今ではこうして写真を楽しむだけの余裕も。
こうしてもっと大勢の方にも楽しんでいただければ、ミノも本望でしょう。

仔猫の話 1

2005-12-03 08:07:40 | 親バカ
去年の五月に拾った猫の話です。

水道代と電気代を払いに街中へ出かけたときのこと。
お菓子売りの男の子が首からかける木箱を横に置いて休んでいるところに
並んで座っている小さな仔猫がいました。掌に載るくらいちっちゃいの。
いったん行き過ぎて、気になって戻って、お菓子売りの子に
この猫、あんたの? と訊ねたら、違うと言います。
彼らが並んで座ってるのは植木のコンクリート製プランタの縁なんですが、
その中はゴミ箱と化していて、その中にいたそうで。
一応ゴミからすくい上げたのはその子らしい。

首をつまんで持ち上げると、ニャアと大きな声で鳴く。
しかしやせこけて、お腹ぷっくりの典型的栄養失調児体型。
おまけに、薄い毛のあいだにノミが大量に行き来している。
でも、



こ~んな顔で「拾ってください」と見つめられては
軟弱な私はひとたまりもありません。
もらっていくよと断わって、タクシーで行きつけの獣医さんへ連れて行きました。

蚤取粉、餌、寄生虫駆除、とてきぱきとやってもらい、
寄生虫が完全に抜けるまで二、三日預かってもらうことに。
このときの体重は200g、獣医さんによると生後25日くらい、
本来あるべき体重の半分だそうです。
うーん、兄弟にあぶれてしまったノロマ君だったんでしょうか。
亀は親近感。

そのときすでに、うちで引き取る決心してました。
ちょうど猫が10歳、犬が5歳。
5年周期で新顔が来るのは悪くない、と少し前から思ってたんですよね。
でも、母猫がいるのに小さいときから引き離すのはかわいそう、
ある程度物心ついてからだと、うちの猫にはともかく、犬に馴染むかどうか。
というところで迷いがあったんですが、
この子はいずれにしても独りなわけだし。
この年齢なら、犬も猫も区別つかないだろうと。

というわけで、ダンナを説得して引き取ってきました。
食事のときは、リキ入れるあまり尻尾が丸まってます。



お腹がいっぱいになったら、ご機嫌でネコジャ踊りを踊ります。



いやもうひょうきんなお子でした。
名前は悩んだあげく、ミノとつけました。ノミだらけだったから。
いや、ミノタウルスじゃないです。

続きは明日~。
え、明日も親バカ写真なの? って?
はい、そうで~す。
そろそろネタが、というわけじゃないけど
どれにしようかと考えるのがね~。えへ
というわけで引き延ばし作戦です。