今回は、アンジェリーナ・ジョリー、ジェームズ・マカボイ、モーガン・フリーマンの豪華キャストのアクション作品「Wanted/ウォンテッド」。
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ウェズリーは、変化のない仕事に行き詰まり、ガールフレンドにもフラれ、自分の人生に嫌気を感じていた。彼に足りないもの、それは人生の不運に耐え抜くための“何か”だった。だが、謎の女・フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が現れた日を境に、彼を取り巻く環境が一変。話によれば、ウェズリーが、アキレスの時代以来、神に代わり「運命の意思(will of the Fates)」を実践してきた、秘密の暗殺者組織の王位継承者であるという…。ウェズリーは、堕落、私欲、裏切りが渦巻く世界で戦い抜くだけの潜在的超能力を覚醒しなくてはならない...(Cinemacafeより)
あの「ラストキング・オブ・スコットランド」で笑福亭鶴瓶 フォレスト・ウィッテカー扮するアミン大統領に虐殺されそうになりながら命からがら逃げ出した、憂い顔でいつも泣きそうなジェームズ・マカボイが主演だ。
それを、アンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマンが、がっちりと脇というか前面を固める。
ジェームズ・マカボイは、あの何とも言えない、弱々しい表情を前半で見せてくれる。「まっすぐ見ろよ」と言いたくなる上目遣い。
今回は、それに精神安定剤を飲まないと心臓がバクバクして、真っ赤になって気絶しそうになるシーンを何度か見せてくれたが、その表情は本当に苦しそうだ。
そして、自分の中に眠っている未知なる力を覚醒させるために、思いっきりいじめられる。このいじめられる演技も彼の得意な分野だ。
そして、中盤から後半にかけて、力と自信をつけた彼の目、表情は、前半の彼とは別人のようだ。
大味のアクションシーンが続く中で、しっかりとした演技をしている。
フォーカス合ってないけど、情けないジェームズ・マカボイの熱演
アンジェリーナ・ジョリーは、もうアンジェリーナ・ジョリーだ、としか言いようがない。
ちょっと痩せすぎていたが、自信満々の演技、体のあちらこちらの刺青、唇、鋭い眼光、オーラが出ている。
初登場シーンでは、少し目のまわりを黒くしすぎてやせ衰えたパンダみたいだったが、最後は薄い化粧になっていたので、これも演出の一つなのだろう。
こういうパンダ化粧で登場
終盤かこんなあっさり顔
刺青いっぱい
背中にもいっぱい どれが本物の刺青なんだ?
ちょっと違っていたのは、モーガン・フリーマンだ。
いつものインテリジェントな演技は相変わらずなのだが、今回の彼は悪者(ネタばれ反転)だ。それも、かなり身勝手な悪者だ。(もう一度、ネタばれ反転)
この作品の一番のどんでん返しはこの人です
ストーリーは、いきなり高層ビルをはさんだ銃撃戦ではじまる。
対岸のビルの屋上から5-6人の男達が、1人の男に銃弾を浴びせる。
劣勢にまわっていた男が、ビルの廊下をダッシュして窓を破り、隣のビルの屋上に飛翔して、男達をたちまち撃ち殺した。
彼は何千年もの間、ある「フラタニティ(クラブ)」にだけ受け継がれるパワーを受け継いだ者達の頂点に立つ男だった。
戦闘を終えた彼が、ふと自分の足元に×印があるのに気づく、そして一発の弾丸が彼の頭を貫いた。
この銃弾がとんでもない遠くから来ている。
ゴルゴ13でも絶対に無理な射程距離だ。
僕がゴルゴ13を上回るスナイパーです
フォックスと名のる女性が、ウェズリーの前に突然現れ、彼の生後7ヶ月で死んだと信じていた父親が、昨日ビルの屋上で死亡したことを伝えに来た。
その途端、謎の男から襲撃を受ける。父親をビルの屋上で殺した男だ。
このシーンのカーアクションも見ものだ。
どんなかっこでも撃てます
「フラタニティ」に入ったウェズリーには、過酷な訓練が待っていた。
手足を縛られたまま、思いっきり顔を何発も殴られ、ナイフの名手と戦闘訓練、走っている電車の屋根の上で飛んだり跳ねたり、高速で動くはたおり機の糸巻きを手でつかまされたり、それはそれは痛そうな訓練だ。
でも、その潜在能力が発揮されると、飛んでるハエの羽だけを銃で撃つ事が出来、銃の弾道を曲げられ、走る電車の屋根で自由に飛んだり跳ねたり、どんな状況でも人が殺せるようになる特典がついてくる。
そして暗殺者となったウェズリーは、次々に悪党、と思われる人間を始末していく。1人を殺して1000人を救うため。世の中の秩序を守るため。
そして、いよいよ父親を殺した男との対決になる。
CGをフルに使ったアクションシーンの映像は斬新で、特に終盤の列車でのアクションは、実写に近い。
それと弾丸のスローモーションで人に当たるところなど、綺麗な銃弾の映像と、グロテスクな破壊映像が入り混じって独特の絵を見せている。
そして、最後に自分の本当の父親と、自分が「フラタニティ」に入れられた真相も明かされる。
何故、父親が「フラタニティ」と対峙することになったかは、モーガン・フリーマン(ネタばれ反転)の傲慢からきている。
そして、復讐のため、真の敵地に乗り込んでいくウェズリー。
この時、「キル・ビル」と「Mr. & Mrs. スミス」の名シーンが見れる。
このシーン見たことある人?
とても意味深な弾丸
豪華な出演者、意表をつくストーリー、大迫力のアクションシーンで、期待を上回った作品だった。
トリビア
原作は、コミックブック。
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ウェズリーは、変化のない仕事に行き詰まり、ガールフレンドにもフラれ、自分の人生に嫌気を感じていた。彼に足りないもの、それは人生の不運に耐え抜くための“何か”だった。だが、謎の女・フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が現れた日を境に、彼を取り巻く環境が一変。話によれば、ウェズリーが、アキレスの時代以来、神に代わり「運命の意思(will of the Fates)」を実践してきた、秘密の暗殺者組織の王位継承者であるという…。ウェズリーは、堕落、私欲、裏切りが渦巻く世界で戦い抜くだけの潜在的超能力を覚醒しなくてはならない...(Cinemacafeより)
あの「ラストキング・オブ・スコットランド」で
それを、アンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマンが、がっちりと脇というか前面を固める。
ジェームズ・マカボイは、あの何とも言えない、弱々しい表情を前半で見せてくれる。「まっすぐ見ろよ」と言いたくなる上目遣い。
今回は、それに精神安定剤を飲まないと心臓がバクバクして、真っ赤になって気絶しそうになるシーンを何度か見せてくれたが、その表情は本当に苦しそうだ。
そして、自分の中に眠っている未知なる力を覚醒させるために、思いっきりいじめられる。このいじめられる演技も彼の得意な分野だ。
そして、中盤から後半にかけて、力と自信をつけた彼の目、表情は、前半の彼とは別人のようだ。
大味のアクションシーンが続く中で、しっかりとした演技をしている。
フォーカス合ってないけど、情けないジェームズ・マカボイの熱演
アンジェリーナ・ジョリーは、もうアンジェリーナ・ジョリーだ、としか言いようがない。
ちょっと痩せすぎていたが、自信満々の演技、体のあちらこちらの刺青、唇、鋭い眼光、オーラが出ている。
初登場シーンでは、少し目のまわりを黒くしすぎてやせ衰えたパンダみたいだったが、最後は薄い化粧になっていたので、これも演出の一つなのだろう。
こういうパンダ化粧で登場
終盤かこんなあっさり顔
刺青いっぱい
背中にもいっぱい どれが本物の刺青なんだ?
ちょっと違っていたのは、モーガン・フリーマンだ。
いつものインテリジェントな演技は相変わらずなのだが、今回の彼は悪者(ネタばれ反転)だ。それも、かなり身勝手な悪者だ。(もう一度、ネタばれ反転)
この作品の一番のどんでん返しはこの人です
ストーリーは、いきなり高層ビルをはさんだ銃撃戦ではじまる。
対岸のビルの屋上から5-6人の男達が、1人の男に銃弾を浴びせる。
劣勢にまわっていた男が、ビルの廊下をダッシュして窓を破り、隣のビルの屋上に飛翔して、男達をたちまち撃ち殺した。
彼は何千年もの間、ある「フラタニティ(クラブ)」にだけ受け継がれるパワーを受け継いだ者達の頂点に立つ男だった。
戦闘を終えた彼が、ふと自分の足元に×印があるのに気づく、そして一発の弾丸が彼の頭を貫いた。
この銃弾がとんでもない遠くから来ている。
ゴルゴ13でも絶対に無理な射程距離だ。
僕がゴルゴ13を上回るスナイパーです
フォックスと名のる女性が、ウェズリーの前に突然現れ、彼の生後7ヶ月で死んだと信じていた父親が、昨日ビルの屋上で死亡したことを伝えに来た。
その途端、謎の男から襲撃を受ける。父親をビルの屋上で殺した男だ。
このシーンのカーアクションも見ものだ。
どんなかっこでも撃てます
「フラタニティ」に入ったウェズリーには、過酷な訓練が待っていた。
手足を縛られたまま、思いっきり顔を何発も殴られ、ナイフの名手と戦闘訓練、走っている電車の屋根の上で飛んだり跳ねたり、高速で動くはたおり機の糸巻きを手でつかまされたり、それはそれは痛そうな訓練だ。
でも、その潜在能力が発揮されると、飛んでるハエの羽だけを銃で撃つ事が出来、銃の弾道を曲げられ、走る電車の屋根で自由に飛んだり跳ねたり、どんな状況でも人が殺せるようになる特典がついてくる。
そして暗殺者となったウェズリーは、次々に悪党、と思われる人間を始末していく。1人を殺して1000人を救うため。世の中の秩序を守るため。
そして、いよいよ父親を殺した男との対決になる。
CGをフルに使ったアクションシーンの映像は斬新で、特に終盤の列車でのアクションは、実写に近い。
それと弾丸のスローモーションで人に当たるところなど、綺麗な銃弾の映像と、グロテスクな破壊映像が入り混じって独特の絵を見せている。
そして、最後に自分の本当の父親と、自分が「フラタニティ」に入れられた真相も明かされる。
何故、父親が「フラタニティ」と対峙することになったかは、モーガン・フリーマン(ネタばれ反転)の傲慢からきている。
そして、復讐のため、真の敵地に乗り込んでいくウェズリー。
この時、「キル・ビル」と「Mr. & Mrs. スミス」の名シーンが見れる。
このシーン見たことある人?
とても意味深な弾丸
豪華な出演者、意表をつくストーリー、大迫力のアクションシーンで、期待を上回った作品だった。
トリビア
原作は、コミックブック。