Mr. Bean's Holiday (Mr.ビーン カンヌで大迷惑)

2007-12-31 | 映画
今回は、日本では、2008年1月に「Mr.ビーン カンヌで大迷惑」という、何にも考えていないセンスのない邦題で公開される「Mr. Bean's Holiday」。




日本語トレーラー


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ビーンはある日、教会のくじ引きで、南フランスでの一週間の休暇&ビデオカメラという一等賞を当てた。その期間はちょうど滞在先のカンヌで映画祭が開催されているとあって早速ビデオカメラを手にロンドンからフランスへ向かうビーン。そして列車での道中、同じくカンヌに向かっていたエミールというロシアの映画監督と出会う。しかし、ビーンのせいでエミールとその息子ステパンを離ればなれにさせてしまう事態に。さらに、路頭に迷ったビーンは、一緒にいたステパンともはぐれてしまい...(Allcinemaより)

僕が、このローワン・アトキンソンのMr.ビーンをはじめて観たのは、シンガポールだかマレーシアに行く飛行機の中だ。
その時、周りの人に分らないように笑いを抑えるのに、とても苦労した。
すぐにDVDを、どこかの空港で買って来て、子供達も楽しんでみていた。
そして彼がアメリカに映画で乗り込んできた最初の「ビーン」でも、その後のおバカ映画の「ラットレース」も、大いに笑わせてもらった。

が、最近は彼もパワーダウンしているようだ。
今回の作品の中のギャグも、以前見た事のあるものがいくつかあった。
まあ、自分のギャグなのだから何度使ってもいいのだが。
やっぱり彼はテレビ向きなのかもしれない。
あの表情、奇妙な動き、細かなギャグが彼の持ち味で、映画の大画面では、その辺のクスッとした笑いがとりづらいのかもしれない。
それと長いストーリー物は辛いかもしれない。
あの表情と動きで1時間以上の作品で、笑いを維持するのは難しいだろう。
今度は、ビーンから離れたストーリーでの笑いか、オリジナルのショートでの笑いかで、もう1度楽しませて欲しい。


ビーン



ラットレース


トリビア
ローワン・アトキンソンは、この作品がミスター・ビーンの最後の作品と表明している。

隔週

2007-12-28 | 紗南
今日のネットで拾った面白写真 - 排水口




先日、車で友人宅に向かっていると、紗南が「あのさぁ、Every other weekって、日本語でなんて言うの」って聞いてきた。
こういう質問の後は、ろくでもない会話が続くと警戒しながら、「隔週」と答えた。

「あのさぁ、珠理って、か く しゅ う で病気になってるよね」

ほら、はじまった。

自分「それを言うんなら、普通に『2週間置きに病気になってる』でいいだろう」

紗南「だってお父さんが か く しゅ う って言ったんじゃない」

開き直るな、しかもどこかぎこちない日本語だし。 


今日の一言 
節約は困った時にすると心が貧しくなるんで、裕福になった時こそすべきなのです。
(横溝 千鶴子)

管理人: 確かに節約は、切羽詰った時にやるものではない。


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American Gangster (アメリカン・ギャングスター) ネタばれあり

2007-12-26 | 映画
今回紹介するのは、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの、2大オスカー俳優が主演する、アメリカン・ギャングスター。




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1968年、ニューヨーク。黒人ギャングのボス、バンピーの右腕として仕えてきたフランク・ルーカス。彼はバンピー亡き後、ボスの座を引き継ぎ、自らの帝国を築き上げようと決意。
そして、東南アジアから純度100パーセントのヘロインを直接仕入れる独自ルートを開拓し、それらを“ブルー・マジック”のブランド名で市場へ売りさばくことに成功したことから、フランクは瞬く間に麻薬王として君臨していく。
一方、ニュージャージーの警察に所属する刑事リッチー・ロバーツ。彼は、警官の汚職がまかり通っていたこの時代に潔癖な仕事を貫いていたため、周囲から疎まれ孤立していた。
また私生活では元妻と養育権で係争する傍ら、司法の道を目指している。そんな彼はある時、検察官からエセックス郡麻薬捜査班のチーフに抜擢される。やがて大衆に蔓延するブルー・マジックの捜査を進めるうち、フランクの存在に辿り着くリッチーだが...(Allcinemaより)


デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウという、1人でも大変そうな役者をどうやって料理するか、リドリー・スコット監督の力が試される作品だ。
自分は、もちろん公開直後に観に行きたかったのだが、なにしろ2時間37分という、上映時間のなが~い作品なので、かなり気合を入れて行かないとならなかった。その為、公開されてから、2週間近く心の準備を必要とした。

気合を入れなければならない上映時間の長さには、もうひとつ心配があった。
監督のエゴで無用に長くなったのか、あるいは大物2人への配慮からか、とかいろいろ憶測した。変な中弛みが心配だった。
結果、その心配の必要全くなし。
2時間37分があっという間に終わってしまった。

デンゼル・ワシントン演じる、フランク・ルーカスは1960年代に実存したマフィアのボス。
マフィアの大ファミリーといえば、イタリア系で占められていた時代に自分の才覚と度胸で、ボディーガード兼運転手の身分から、他のファミリーを牛耳るまでにのし上がっていく。
彼は自らに厳しい規律をかし、着実に仕事をこなしていく。家族を愛し、自分の兄弟や従兄弟達には、自分達が育った貧しい生活を決して忘れないように戒める。
こういうところは、デンゼル・ワシントンにピッタリはまっている。
まるで成功したビジネスマン物語。しかし、彼はマフィア。怒ると怖い。
金を返さず、威張り散らしていたマフィアのボスも、道端で簡単に殺してしまう。
この切れた時のデンゼル・ワシントンの表情が怖い。
そして、彼が成功した秘訣も、コストを削減の為、直接製造業者(?)から品質(?)のいい製品を手に入れた事。
ここも、ビジネスマンの成功物語だ。
そんな彼も、母親には頭が上がらない。
終盤で母親にビンタされる。またその表情がいい。

一方のラッセル・クロウは、うだつの上がらない刑事役。
どちらかというと彼のほうが、私生活は暴れん坊だと思うのだが。
あまり好きな役者じゃないけれど、やっぱり力がある。
情けない顔と闘志むき出しの表情と、どの場面でも、いい演技をしている。

この2人の役者が絡むところは、最後の最後までない。
ただし、その最後の絡みは鳥肌が立った。
間違いなく今年の賞レースに加わる作品。

最後に言っておきたい事がある。フランク・ルーカスは、どんなに誠実な男に描かれていようと、デンゼル・ワシントンが演じようと、純度の高いコカインをアメリカに流したギャングである。これは忘れてはならないし、許してもならない。
麻薬にたずさわる者は、全て殺人犯だ。それも大量殺人犯だ。
ある意味、見えないだけに戦争よりたちが悪い。
麻薬は2度人を殺す。
1つは生きた人間を、2つ目は死んだ人間の骨まで。これを忘れてはならない。

かめのお勧め本
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デンゼル・ワシントンが語るフランク・ルーカス - 1日1億稼ぐ




トリビア
2004年にこの作品が企画され、その時の監督は、デンゼル・ワシントンがアカデミー賞主演男優賞をとった「トレーニング デイ」のアントワン・フークアに決まっていた。
そして配役は、デンゼル・ワシントンとベニチオ・デル・トロだったが、撮影が始まる1ヶ月前に、ユニバーサル・ピクチャーが、予算が足りないのを理由にキャンセルした。

華瀛株式会社

2007-12-25 | その他
今日のネットで拾った面白写真 - ニレ?




少し前になるが、とても変はアドメールを受け取ったことがある。
内容は、

尊敬な顧客様:
こんにちは.お邪魔しましたが、失礼しました.
がインターネットショッピングしてすでに1種のファッションになった.名目が多い商品も異なっている顧客の需要を満たして、1つの良好なショッピング環境を建造するため、時間を節約して、当公司は特に各類のブランドの腕時計と精品バックを収集して選ぶように提供することができます.
PC 使う方: http://www.lihuaying.com/

とても怪しい日本語だ。
この日本語で、日本人相手にしかもネットで商売をしようとする、その度胸が凄い。
サイトをのぞいて見ると、ローレックスが9200円で売っている。

サイトの日本語もめちゃくちゃだ。

よく見る質問から (まず、よく見ると言うのが、他人事でよく分らない表現)
質問: 理解することはいかに純特別な機械中心でスイス連邦全体で和国機械中心ある、か。  (ある、かって、いつの時代の中国訛りの日本語なの)

答え:この網は特別な機械中心およびスイス連邦全体で和国機械中心に2つのシリーズ分かれる。 スイス連邦全体で和国機械中心は大きく使用貴金属の製造、はずみ車の頻度であり、硬度の軸受け程度はすべて明らかに特別な機械中心より高い高品質機械中心。 (もう完全に意味不明)

もう1つ伝言と意見から
客: 18日に指定口座に振り込みました。確認お願いいたします。何度か伝言いれていますが、返事がないのですが、回答よろしくお願いします。
店: EA900512450CN 送りましたよ、最近税関厳しくて、時間が掛かりそうですから、また待ってください。今週中届ける


客: やっぱり、ROL-96での男性、完全防水でちゃんと止まらない物を送りください、御願いします
店: ROL-183の男性用品は製造完了、発送予定です、後返品したのROL-96は検査後問題ないらしいです、専用時計は全部防水効能付いてます

読んでる者の不安を、おもいっきりあおる会話を堂々と載せている。

最後に営業時間から
月曜日---土曜日: 9:00-23:30
日曜日: 休まない

日曜日に一番働いているらしい。


今日の一言 
若いうちは問題に飛び込んで行くが、年を取ると問題が飛び込んで来る。
(ジョシュ・ビリングズ)

管理人: 問題をChallengeと思うか、Problemと思うか。


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The Mist (ミスト) ネタばれあり

2007-12-25 | 映画
もうひとつのブログサイトで、映画のレビューをしてきたのだが、画像やリンクに懲り過ぎて、観ているスピードに追いつかなくなった。

今後は、このブログで観た作品を簡単に紹介していく。





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この作品の原作は、あのスティーブン・キング。
監督はフランク・ダラボンで他にもスティーブン・キング原作の作品をいくつか手がけている、人らしい。

ストーリーは、メイン州の小さな街に住む画家デヴィッド・ドレイトンの書斎からはじまる。
ある晩、大きな嵐がその街を襲い、画家の家も含め、街は大木が倒れるなどの被害に合う。
翌朝、被害を確認しているデヴィッドは、妻と息子のビリーと、山の方から深い霧が流れてくるのを見る。
彼は子供と2人で、嵐で車を壊された隣人ブレントを乗せて近くのスーパーに家の修理道具や食料を買いに出かける。
途中、多くの兵士を乗せた、何台もの軍のトラックやジープとすれ違い、少し不安を覚える。
スーパーで買い物をしていると、突然地震が起き、揺れがおさまると先ほどの霧が突然スーパーを覆いかぶせる。
スーパーの客が、霧を見ていると、その中から鼻血を出した老人が何かに怯えてスーパーに駆け込んでくる。
霧の中に何かがいると叫んでいる...

ストーリーは、ほとんどがスーパーの中ですすんでいく。
主人公のデヴィッドが、客の中のリーダー格になるが、彼に賛同する者、反発する者、あまり何も考えていない中立グループ、凶器の宗教観で恐怖を煽るおばさん、何か知っていそうな3人の軍人の若者たち。
あまり有名な役者は出演していないが、癖のある役者がパニックになった人間達を上手く演じている。
なかでも、みていて本当に腹の立つ、変な宗教おばさんを演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンの狂演がよかった。
主人公のトーマス・ジェーンは、画家でお父さんと言うよりも、B級アクション作品の主人公みたい。

状況が分らずパニックになった人たちを襲うのは、蛸の化け物、蚊の化け物、その蚊を追っているバッタの化け物達。
だんだん被害が広がる中、デヴィッド達の反対を押し気って、救助を求めに出て行ったブレント達のグループは、戻って来ない。
ブレント達と一緒に出て行った1人は、何かの化け物に上半身を食い千切られスーパーの前に放り出される。

こうした外敵からのホラーな恐怖のストーリーが展開される中、あの宗教おばさんが、何も考えていない人達を中心に洗脳をはじめる。
いつでも、どこでも宗教は弱い者、単純な者を最初に捉える。
宗教おばさんに洗脳された人たちは、全て彼女の言いなりで、彼女の気に食わない人を、生贄として霧に向かって差し出す。

こうして人間同士の葛藤と化け物との戦いを繰り返し、なんとも言いようのない衝撃のラストを迎える。
一番怖かったのは、この尾を引く終わり方だった。

トリビア
マーシャ・ゲイ・ハーデンの、父親、兄弟、夫全てが、Thaddaeusと言う同じファーストネームを持っている。

最初のアトリエのシーンで、スティーブン・キングの「ダーク・タワー」に出てくる、ギャングスター ローランドの絵がある。
また、スーパーの中で、スティーブン・キングの本が放り出されるシーンがある。

指輪

2007-12-24 | 珠理
今日のネットで拾った面白写真 - 不幸な不時着




珠理は、最近お姫様になりたがっている。
そして、○○のお嫁さんにもなりたがっている。

ある日、珠理と話していると、小さな指輪を見せてくれて、「これは、しゅりのルビーのゆびわ」と言った。

何でルビーなの
どこでその単語を知ったの
渋い趣味の4歳児だね
お前は寺尾聡を知っているのか


今日の一言 
世の中がどんな風に変わっても、人間が人間らしく生きてゆける世の中である限りは、義理も人情も、やっぱりあった方がいい。
(庄野 潤三)

管理人: 義理、人情、それに笑いは、人間にしかない感情。


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Someday - アリゾナ10年の軌跡

2007-12-21 | その他
今日のネットで拾った面白写真 - 犯人



今年もクリスマスカードと年賀状をウェブで作ろうと写真をいじくっているうちに、こんなクリップを作ってしまった。
アリゾナ10年間の思い出。


今日の一言 
多少とも子供から何かを学ばない親があるなら、それはよほど偉大な天才か少々ぼんやりしたばか者かのどちらかでしょう。
(林 達夫)

管理人: 少なくても、うちの子達から日本語だけは学びたくない。


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