シュガー・ラッシュ / Wreck-It-Ralph

2012-12-30 | 映画






子供たちでにぎわうゲームセンター。
営業時間を終えると、ゲームの中のキャラクターたちの時間がはじまる。
各ゲームのキャラの本当の生活があり、電気のコンセントを通してキャラたちが、行きかう世界があった。

「フィックス・イット・フェリックス」というゲームは、「ドンキー・コング」系のゲームで、数十年前に作られた8ビットの古いゲーム機。
そのゲームの中で、フェリックスに対抗して、ビルの窓を壊す悪役のラルフは、プレーヤーだけでなく、共演のキャラにも嫌われる自分の仕事に悩んでいた。
悪役キャラのグループセラピーで、「何とか悪役から足をあらいたい」と相談しても、悪役仲間には相手にされない。
意を決して、「ヒーローズ・デューティー」と最新のシューティングゲームに紛れ込み、敵の本部に一番乗りして金メダルをもらい、仲間達に自分を認めさせようとする。
シューティングゲーム内のキャラたちと全く違う動きをしたラルフは、偶然に金メダルを取ることが出来たが、その後にミスをして自分のゲームではなく、「シュガー・ラッシュ」というゲームに飛ばされてしまった。



ドンキーコングのパクリ?


8ビットのラルフ


8ビットのフェリックス


悪役に疲れたラルフ


金メダルを目指した、最新シューティングゲームに入って行く


「シュガー・ラッシュ」は、お菓子の世界で女の子のキャラたちがレースをする、スターウォーズのポッドレースを彷彿させるゲーム。
ラルフは、そこで最初に会ったヴァネロペというお転婆な女の子に金メダルを取られてしまう。
「シュガー・ラッシュ」の世界は、本人もレーサーであるキャンディ大王に支配され、十数人の女の子キャラ達がトップを争いカーレースをしていた。
但し、ヴァネロペは、彼女のキャラのプログラムにバグが入っているため、大王をはじめ、みんなから除け者にされて、レースに参加させてもらえなかった。

どうしても、レースに出たいヴァネロペは、ラルフから奪った金メダルを次のレースの参加料として使ってしまう。
ラルフは、彼女が優勝したら金メダルが戻ってくるという言葉を信じて、彼女の練習を手伝うことにする。 最初はぶつかり合っていた二人だが、次第に友情が芽生えてくる。



こんなに可愛い世界に飛ばされたラルフ


みんなから仲間外れにされるが元気よく生きているヴァネロペ


怪しいキャンディ大王


ゲームのすべてのキャラがヴァネロペを邪魔者扱いしてる


カルホーン軍曹もお菓子の国にやってくる


一方、悪の主役を失った「フィックス・イット・フェリックス」の、フェリックスがラルフを探しはじめる。
最初に「ヒーローズ・デューティー」に行くとカルホーン軍曹という、マッチョな女性キャラに出会う。
二人は、ラルフと、彼と一緒に逃げだしたカルホーン軍曹が追いかける“サイバグ”を探しに「シュガー・ラッシュ」と入ってくる。

ラルフとの練習で、みるみる運転の腕をあげるヴァネロペ。
そして、何故か必要以上にヴァネロペのレース参加を阻止したいキャンディ大王。
そんなキャンディ大王がラルフに、ヴァネロペは本来このゲームに存在しないバグキャラクターなので、彼女がレースに参加すると、ゲームにバグがあると思われてゲーム機自体が廃棄されてしまうと告げる。
そして、この世界のみんなを助けるには、ヴァネロペをレースに参加させない事なのだとダメ押しをする。
ヴァネロペと深い友情を築いていたラルフは、彼女だけを助けるか、ゲームの世界のみんなを助けるかを迷った末、彼女の車を破壊してしまう...



喧嘩しながらも、仲が良くなっていくヴァネロペとラルフ


レースに出ることを夢見ていたのに


この映画は、もちろん子供が楽しめるディズニー映画だが、たぶん80年代、90年代にゲームに夢中になった大人の方が数倍も楽しめる映画。
懐かしいゲームキャラクターがいっぱい。

パックマンのモンスター
スーパーマリオブラザースのクッパ
ストリートファイターのザンギエフとベガとチュン・リー、他にも出ているはず
ソニックのソニック自身とドクター・エッグマン
日本では馴染みがないQ*Bertもセリフ入り
新聞配達のペーパーボーイの少年
穴掘りゲームのディグダグ
カエルが向う岸わたるフロッガー


ソニック


悪者グループセラピー


パックマン、ベガ、ドクター・エッグマン


クッパ、ザンギエフ、ドクター・エッグマン


Q*Bert


他にも、懐かしいビデオやキャラが沢山出ている。
そのキャラたちに、とっても人間味を持たせているので、懐かしいキャラを思い出したうえ、新たな感情移入をさせる。
何しろ、悪役が揃ってグループセラピーを受けて、みんなで励ましあっている。
しかもあの、ストリートファイターのキャラと、クッパ、パックマンが一緒になって。
それと、ヴァネロペのキャラがいい。
明石家さんまが好きなキャラ、間違いない。

ストーリーも上手くできていて、いじめ、友情、愛情、裏切り、嘘、等々、大人のドラマに必要な要素をわかりやすく盛り込んでいる。
仲間外れにされている女の子1人を助けるのか、その世界に生きるみんなを助けるのか、正義って多数決?
こんなメッセージを入れながら、子供たちを笑わし、ワクワクさせ、最後にハッピーエンドにもっていく、ディズニーの底力を見せてくれた映画だった。 星 /5 


トリビア
当初、マリオもカメオのリストに上がっていたが、プロデューサーのクラーク・スペンサーが、どういう形でマリオを登場させるか思いつかないとして断念した。

ゲームのプログラマーが、一度つくったキャラを結局使わずに、プログラムコードの中に入れたままにするケースは決して珍しくはない。いらなくなったキャラを消す方が、そのキャラを使わなくするより、プログラム上もっと手間がかかるため。


  

今年もスキーに行った

2012-12-29 | アリゾナ
今年もサンライズにスキーに行った。
珍しく紗南が参加して、久々の家族5人で4時間近くのドライブ。
Show Lowでコンドーミニアムを借りて、3泊4日2日のスキー旅行。

26日にゆっくりとフェニックスを出て、Show Lowに夕方着。スキーとスノボーを借りて、夕食の材料を買出して1日目終了。
2日目は、生憎の悪天候で、珠理も愛海も見たことのない吹雪。(紗南はフラッグスタッフの山暮らしなので雪には慣れてる)
午後の2時に上がってコンドに戻るが、街中も猛吹雪で視界数メートルの緊張したドライブを堪能する。
3日目は、うって変わって真っ青な好天気で、大いに日焼けをしながら滑って、昨日の分を取り戻す。
最終日の晴天の中、のんびりとドライブしてフェニックスに戻る。
フェニックスの暖かさをあらためて実感。

紗南と愛海は日ごろの運動不足がたたり、部屋に戻ると、毎晩ここが痛い、あそこが痛いと大騒ぎ。
階段をまともに登れない筋肉痛。
珠理は、姉たちが騒いでいるので、一緒に痛さを訴えているが、全く痛い気配がなく、走り回っている。
やはり、トランポリン、空手で鍛えてる成果があるようだ。


サンライズスキー











  

ロッククライミング

2012-12-24 | 珠理
とても久々にロッククライミングに行く。
最初はちょっと戸惑っていた珠理だけれど、すぐに感を取り戻し、難関のオーバーハングのルートも何とか登れた。
また、割引クーポンを買ったので、しばらく通うかな。

結び方は忘れてた
From ロッククライミング


先ずは、簡単なコースで腕試し、急いで撮ったのでぶれた
From ロッククライミング


ここは、逆三角形の障害物にちょっと苦戦
From ロッククライミング


このオーバーハングは、割と簡単に登れた、腕力がついてきたのか
From ロッククライミング



  

車、買い換えちゃった

2012-12-23 | アリゾナ
先日、あと5ヶ月で車のリースが切れるという通知を受けた。
早いものでマツダのCX9を乗りはじめてから3年半以上経った。

次の車を探しはじめると、いつもの癖ですぐに欲しくなる。
特にアメリカは、12月に販売台数を増やしたいディーラーが、結構いい値段を出してくれる。
それなら、年内にと2日をかけていくつかのディーラーを見て回る。
そうしているうちに、この買い替え(と言うかリース替え)を機に、もう一台の絞り―のHHRも買い換えたい衝動に駆られて...
結局、昨日1日で2台を買い換えてしまった。
1日2台というのは、日本で体験してるが、今回は2台が違うディーラー。体力勝負の1日だった。

1台は、シボレーのEquinoxというSUV。
いつも車を買う時は、「買ったよ」という事後報告なのだが、今回は、色を家族に選んでもらうという進歩あり。
もちろん即納で、買ったその日に乗って帰ってきた。

2台目は、これもアメリカでは初めてで、気に入った色がなかったので、即納ではなく10日くらいかかる見込み。
でも、何を買ったかは家族にも内緒で、来てからのお楽しみ。


Equinox



  

まだ前原、岡田って出てくるの?

2012-12-18 | ニュース
細野氏待望論広がる=参院側「選挙の顔に」―民主代表選(時事通信) - goo ニュース


選挙で嘘をついた評価がハッキリと下ったのに、まだ岡田、前原、輿石って悪の元凶が主権を握っていること自体が、この党の問題だって何で分かってないのかな。
3年間嘘をついた首脳陣、すべて一線から去らないとダメでしょう、たぶんまた同じことをするんだから。
とくに、就いた役職すべてで無能を証明した前原さんは、いなくならないと。
今回、この人を選んだ京都の人たちを全く理解できない。

狂ってる

2012-12-14 | ニュース
「きちがい」って言葉が使われなくなってずいぶん経つが、これは自分の中では「きちがい」の仕業。
アメリカと世界を、どうしようもない焦燥感に落とし入れた自分勝手な「きちがい」。
何の罪もない幼い命を銃の乱射で奪い、何の罪も受けずに死んでいった、「きちがい」。
「きちがい」、「狂ってる」、「気がふれている」、「獣」、自分のボキャブラリーでは他に表しようがない。
本来、地球一冷静で無くてなならないアメリカ大統領を涙させる、野獣には生きて裁きを受けてほしかった。

オバマ大統領が涙を流す


  

元祖札幌や

2012-12-14 | 食べログ
東京のオフィスがある、帝劇ビルの地下二階にある、ラーメン屋。
今回は、一週間で2回も行ってしまった。
食べログサイト評価


日本に行くと必ず食べる担々麺。新橋の揚州商人には及ばないがなかなか美味しい。
From ありぞな 食べログ


コクのある塩ラーメン
From ありぞな 食べログ