アクション映画というより、パロディコメディといった方がいい、おバカ映画「エクスペンダブルズ」の新作。
傭兵チームのメンバーは、前作同様シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥア、テリー・クルーズの平均年齢が50歳は軽く超えてる、いかついアクション俳優たち。
ミッキー・ローク親分が抜け、その代わりにジャン=クロード・ヴァン・ダムとチャック・ノリスという、これまた懐かしくて、とても濃いキャラの二人が出演している。
そして、前作では、ちょっと顔を出してお茶を濁しただけのブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーもちゃんとした役で露出時間も長かった。
みんなアクションスターとして名前は売れてるが、ジェイソン・ステイサムとジェット・リー以外は、過去の人たち。
そんな彼らが、私生活の事も含めて自虐ネタを連発する。
オジサンたちの中で唯一の若手がリアム・ヘムズワース。
この人は、人気は上がっているが演技がイマイチのクリス・ヘムズワースの弟で、目元がとても似ている。
やっぱりこの人の企画力はすごい
唯一まともな人
今回はスケジュールが合わなかったのか前半にちょっとだけ出演
この人の過去の学歴も披露される、後ろは人間より類人猿に近い人
頑張ってる爺さん
なんか髪が怖い
どこかすっ飛んでる
昔から演技はそんなに上手くなかったんだよな
ストーリーを盛り上げるための新人起用
ストーリーは、とにかくデタラメ。
前作も凄かったが、そのデタラメ度は数倍パワーアップしてる。
スターローンお得意の、スタートで軽めのジャブのアクションシーンを披露。
リアム・ヘムズワースを加えたおじさん傭兵部隊が、チベットのヘナチョコ軍隊に拿捕されてる人質を救うために要塞を襲撃する。
そして、これまたスターローンお決まりの、悪者を徹底的に浮き出させるために、仲間が殺される。
お膳立てが揃ったら、この悪者を退治しに行く「エクスペンダブルズ」。
役者だけでなく、ストーリーも一昔前のパターン。
この二人のシーンだけでもワクワクする
こういうシーンがいい
車もしっかりネタに使う
今回はちゃんとアクションに参加
前作でも出てきたオンボロ
悪者は、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。彼は、いまだに綺麗に足が上がった往年のキックシーンを見せてくれる。
なんの脈略もなく登場して、「エクスペンダブルズ」の危機を救うチャック・ノリス。
そして、ストーリーと全く関係のないセリフに大笑い。
アーノルド・シュワルツェネッガーも、突然出てきて「I will be back」を馬鹿の一つ覚えのように連発。
これだけストーリーがデタラメでも、とにかく面白い!!
この映画は、出ている役者達の過去の作品を懐かしく思い出させて、当時なら絶対に実現しなかった夢の共演だから、それだけで鳥肌が立つ。
とにかく、エンターテインメントとして言うことなしで星は /5
すごく都合よくバイクを積んでた
エアー射撃
そうこのキックが一斉を風靡した
新旧交代
昔なら絶対にありえないシーン
メーキングとインタビュー