アンパンマンを語るヒットラー

2009-04-30 | YouTube
今日のネットで拾った面白写真 - 記録




職人芸の吹き替え発見
アンパンマンを熱く語るヒットラー




今日の一言 
発見を妨げる最大の障害は、無知ではなく、知っていると錯覚することである。
(ダニエル・J・ブアスティン)

管理人: 知らないから、発見なんだな。


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珠理の秘密

2009-04-28 | 珠理
今日のネットで拾った面白写真 - ペイント




先週のある日、会社から帰ると珠理が目を真っ赤にして夕食を食べている。
明らかに泣いた後だ。

自分「どうしたの?怒られたの?」
珠理「うん」
力なくうなずく。

自分「何をしたの?」
珠理「
何も言わない。

自分「言うことを聞かなかったの?」
珠理「うん」
まだ、何も言わない。プレッシャーをかけたくなかったので、それ以上は何も聞かないで風呂に向かう。

珠理が、お風呂のタオルを持ってきてくれた。
まだ、少し泣いている。
だいぶ泣いている顔だ。

自分「どうしたの?何で泣いてるの?」
珠理「なんでもない 
すごい、ごまかし方だ。将来が怖い。

自分「何でもないのに、何でそんなに泣いてるの?何かしたんでしょ?」
珠理「うぇ~ん
漫画のような泣き方だ。

自分「どうしたの?」
珠理「あのね、かみの毛きったの、じぶんで」
自分「

自分「どうしてそんな事するの、危ないでしょ」
珠理「だって、ちょっとだけしかきってないよ」
そういう問題じゃない。 

自分のやった事が怖くなって、大して怒られてもいないのに大泣きしていたらしい。
愛海も、同じくらいの時に大きな鋏で髪の毛を切った事があった。
遺伝かな。


今日の一言 
『創造』というものは、『素人』がするもので、『専門家』がするものでない。

『素人でなければならない』明確な理由があるのです。
それは・・・『自由な発想ができる』ということです。
(稲盛 和夫)

管理人: 玄人では、創造は出来ないか。


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ザ・バンク 堕ちた巨像/The International

2009-04-13 | 映画
今回は、死の商人化した巨大銀行の不正を暴く「The International ザ・バンク 堕ちた巨像





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世界の富裕層から莫大な資金が集まる、欧州一の巨大銀行「IBBC」。だが、その取引には、ある違法行為の疑惑があった…。ニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマン(ナオミ・ワッツ)と共に捜査に乗り出した、インターポール捜査官のルイ・サリンジャー(クライヴ・オーウェン)。次々と消されていく証人や証拠に翻弄されながら、ベルリン、リヨン、ルクセンブルク、ミラノ、ニューヨーク、そしてイスタンブールへと、彼らの追跡は国境を越えていく。世界屈指のその銀行の資金は、いったいどこへ流れているのか? 核心に近づくたび断ち切られる、真相解明への糸口。彼らがそこで目にした、恐るべき巨大組織の陰謀とは...(CinemaCafe.netより)

     
     何か最近拳銃撃っている作品が多い気がする。

     
     地味だけれども清楚で美しい。


まず、邦題を何とかしてくれ。
何で、主題で配給会社の努力を疑い、副題でそのセンスが疑われる。
これなら、何も考えず「ザ・インターナショナル」とした方が、お金も時間もかけてない分、まだましだ。

主演は、よく見かけて忙しそうなのだが、出演リストを見るとそんなに働いているわけではなさそうなクライヴ・オーウェン。
どうも彼の出る作品と自分の好みが一致しているらしい。
最近の作品では、世界中で子供の出来なくなった近未来で、命をかけて妊婦を守る男を演じた「トゥモロー・ワールド」(原題Children of Men)や、デンゼル・ワシントンと堂々と渡り合った「インサイド・マン」がある。
そして何故か、アメリカでは、この作品とほとんど平行して上映されているスパイ物のコメディの「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~」(この邦題もなんとかしてくれ)にも、あのジュリア・ロバーツを相手にがんばっている。
あんまり華のある俳優ではないのだが、作品選びが上手いようだ。

お相手は、正統派美人なのだが、いまいち印象に残らない女優代表のナオミ・ワッツ。
彼女の旦那のリーヴ・シュライバーは、ハリウッド的な華はないが、その独特な泣きそうな顔が毎作とても印象的なのだが。


     
     ナオミ・ワッツはマフラーが好きなのか?必要以上にマフラーが目立っているシーンがあった。

     
     これも

     
     首を隠したいのか?


クライヴ・オーウェンが演じるのは、インターポール捜査官サリンジャー。
死の商人となっている、大銀行を何年も捜査している。
次第に核心に迫っていくうちに、目の前で同僚が殺されたのをはじめ、彼が近づく証人たちは次々に殺されていく。
そして共同捜査をするナオミ・ワッツの、ニューヨークの検事エレノアと共にだんだん捜査陣の中でも孤立していく。
中盤は、この2人の捜査のもどかしさが結構よく描かれている。
地道な捜査で、暗殺の方法や犯人の証拠をつかむと、味方側から邪魔がはいる。

やっと、銀行がコンサルタントに雇った暗殺者を発見して尾行していくと、その暗殺者を殺す指令が出ていて、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館での壮絶な銃撃戦。
この監督は、絶対に、このユニークな建物を、何かの作品で使おうと考えていたに違いない。
だから、このシーンは、シナリオよりも前に構想があって、それを無理やりシナリオに入れたのだと、自分は勝手に想像している。


     
     死体役も大変だ

       
     いろいろな撮影シーン

     
     また拳銃構えてる


美術館で銀行の裏の相談役を捕まえて、単独で違法事情聴取をし、軍事産業に違法投資をしている銀行のトップの足取りの情報を手に入れる。
そして、ついにトルコで、その男に迫り、自ら手を下そうとするが...

結局、大きな組織、仕組みの中では、個は個でしかないようだ。
暗殺者も殺害され、社長でも歯車のひとつでしかない。
その個は、ほとんど誰でも挿げ替えがきいてしまう。
今の金融クライシスと内容は多少違うが、税金でかろうじて破綻を免れているのに何億円ものボーナスを受け取る、完全に金ボケした守銭奴のアメリカの銀行のトップも変わらないな。
彼らのしてきた事、いましている事は、個人レベルでやったら犯罪だよ。

作品は、地味なクライヴ・オーウェンとナオミ・ワッツに象徴されるかのように、本来脚本が持っていると思われるダイナミックさとは裏腹に、地味になっている。
当初公開しようとしていたのは、もっと地味だったようだが。


     
     イギリス人だしジェームス・ボンドなんかいいかも

     
     別人?


トリビア
当初は、2008年8月に公開予定だったが、あまりにも作品の評価が悪く、もっとアクション作品になるような取り直しているうちに、アメリカの金融の歴史上最悪の時期と公開時期が重なってしまった。

不思議な1日

2009-04-11 | アメリカ
今日のネットで拾った面白写真 - 自給自足




少し前の事にしまうが、甥っ子の克が3月初旬に、はじめてアメリカに遊びに来た。
来る2週間前に、「アメリカに行きます」、というメールを受け取った。
「でも航空会社の社員用のチケットなので、当日まで飛行機に乗れるかどうか分からない」と、とても面白い計画を立てていた。
空席状態を調べて、まず往復大丈夫だろうとなり、子供たちの春休みの週だったので、克を向かいがてら、久々にロスに遊びにいく。

土曜日にフェニックスを出発。
やはり日本から遊びに来ていた美卯のたっての希望で、夕食は茜茶屋、マルカイで日本食買出し、ブックオフで古本を買いあさる。
翌、日曜日10時30分に到着する、克をピックアップしに、空港へ。
10時少し過ぎに空港到着。待つこと20-30分、克が出てきた。
飛行機が、早く着いたのか、結構早く税関から現れた。
係りの人に聞いたときは、少し遅れて11時近くの到着と言っていたのに、相変わらずいい加減なアメリカの航空会社だ。
克の荷物は、バックパックと紙袋のみの、海外旅行とは思えない軽装。

そのまま、ユニバーシャル・スタジオに遊びに行く。
日曜日だというのに、ガラガラで半日しか時間がないが、ほとんど乗りたい乗り物に乗る事が出来た。
ジュラシックパークライドは、お決まりの2回連続で乗り。
前回来た時の経験から、「もう、ぜんぜん濡れなくなってるから」と、ビニールのレインコートも用意せず搭乗。

ズブ濡れだった

克が、「こんなに濡れるの~」と驚いている。 確かに、日本でここまで濡らしたらお客が怒るだろうな。

いつものバスツアーも満喫して、仕上げの「ウォーター・ワールド」に向かう。
4時30分のショーなので、その後7時に、約束している元さんとの夕食にも余裕をもって行かれるだろう。

「ウォーター・ワールド」の場所に着くと、人がほとんどいない。
これは、前のほうで見られると、ゲートに向かうと、係員が、「今日のショーは全て終わった」と言ってくる。
「えっ」、なんだ4時30分のショーはキャンセルされたんだ。
ちゃんと掲示板を更新してくれれば、もう1つ他の乗り物に乗れたのに。

仕方がないので、少し早いがここを出てハリウッド通りでも克に見せながらゆっくりトーランス向かうことに。

元さんに、時間と場所の確認の電話を入れる。
予定通り、7時にトーランスということなんで、「じゃあ、今5時なんでゆっくりハリウッドでも見せながら行っても7時には十分間に合う」と言うと、元さんが、

「えっ、今6時ですよ」

「んっ  

「今日の朝から夏時間なんで、1時間早くなってるんですよ」



ということは、今日我が家は、ロスの時間とは、1時間ずれたまま1日を過ごしたことになる。
なんとその間に、飛行場に克を迎えにまで行っている。

そう考えると、飛行場で何で克があんなに早く出てきたか、何で「ウォーター・ワールド」が終わっていたか、納得だ。

不思議な1日だった。
最後は、元さん家族と沖縄居酒屋で克の、笑い話で盛り上がった。


克のアリゾナ



バックロット・バスツアーの新しいアトラクション




今日の一言 
子供は大人のいうことを聞くのは得意じゃない。    
だけどまねするのは抜群にうまい。
(ジェームズ・ボールドウィン)

管理人: まねされてもいい、言動を心がけねば。


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ワルキューレ/Valkyrie

2009-04-05 | 映画
今回は、トム・クルーズ主演、ヒットラーの暗殺を描いた実話「ワルキューレ/Valkyrie

ネタばれの部分は反転してますので、ご安心を




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反乱組織の首謀者・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)はこの作戦を利用して、ヒトラー独裁政権の崩壊を目論んでいた。様々な思惑が交錯し、40回もの暗殺計画を潜り抜けてきた厳重な警戒に守られた独裁者を倒すことが出来るのか...(CinemaCafe.netより)

     
     チャップリンではありません。

     
     この顔をいかして「イエスマン」や「ゲット スマート」で笑いをとっていた人。

最近、一時の奇行も影を潜めたトム・クルーズが、結構意外な作品を出してきた。
ヒットラーを扱ったサスペンスとは言え、実話だし、結末もすでに知られているので、演技、脚本、演出の腕が試される作品だ。

前作は、「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」という、トコトン真剣にふざけたコメディーの脇役で、しかも禿げ、デブ、チビで性格の悪いディレクターをほとんどぬいぐるみを着たような状態で演じていた役もインパクトがあったが、今作は直球勝負だ。

     
     軍人というよりは政治家

     
     こちらは、真の軍人

第2次世界大戦末期のドイツ、迷走する独裁者ヒットラーに反対する兵士たちが、密かに暗殺計画を立てていた。

ここからネタばれ反転
その暗殺の実行者に選ばれたのが、トム・クルーズ演じる、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐だった。

計画は、大佐が、ヒットラーも出席する定例の作戦会議に、硫酸を用いた10分間の時限装置を施したプラスチック爆弾をしかけ、時間を見計らって会議室から抜け出すというものだった。
幾度か機会を逃したが、いよいよその時がきた。
大佐は、爆弾の入った鞄を、なるべくヒットラーに近い位置のテーブルの下において、仲間がかけて来た電話に呼び出されて、会議室を抜け出す。

建物を少し離れたところで、会議室が爆発する。
しかし、その少し前に会議室では、邪魔になった鞄がヒットラーの近くから部屋の隅に片付けられて、ヒットラーに対して致命傷となる傷を負わすことは出来なかった。

大佐は、その出来事を知らずにベルリンに向かい、計画の第二段の本来は反乱軍を制圧する非常事態を想定した「ヴァルキューレ」作戦を、発令させた。
制圧部隊が、ベルリンの各所に配置され、作戦は順調に進んでいるかに見えたが、その時ラジオから、ヒットラーに無事が発表され、暗殺は失敗したと放送された。
そして、治安部隊は大佐らが作戦本部にしていた建物になだれ込んできた。

ここまで

     
     作戦失敗

     
     石畳が雰囲気出してるね

     
     立ち位置オーケー

結果が分かっていても、ハラハラさせられた。
シャツを替えると偽って爆弾をセットする場面、暗殺を終えて検問を通過する場面、そして指令本部の中で刻々を状況が変わっていく場面等、イライラ、ドキドキのシーンがいいタイミングで盛り込まれている。
そのアクションとは別に、人間描写も丁寧に描かれている。
トムが演じる大佐は、強い愛国心を持つ軍人だが、ヒットラーの非道なやり方に憤りを感じている。
だが、軍人だからか国のためには、命も惜しまず戦う抜く覚悟は出来ている。
そんな彼の考え方に賛同する多くの部下や上司たち。
それとは別に、どっちつかずで暗殺が上手くいったらその尻馬に乗ろうとする、大ベテラン俳優のトム・ウィルキンソン演じるフロム将軍。この人の役は、日本のかなりの政治家は好演出来ると思う。
こうしてみると、脇役人が豪華だ。
通信部隊の司令官で、作戦に加わることを悩むエディ・イザード。
最近は、強面の顔でコミカルな役も演じる、この作戦の総司令官テレンス・スタンプ。
少し頼りなさげで、ワンキューレ作戦を発令するビル・ナイ。
この人は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のデイヴィ・ジョーンズ役のCG顔しか知らなかったので、今回は、初めて素顔の演技が見れた。

こういうベテラン俳優たちの熟年の静の演技と、なんだかんだ言ってもハリウッドスターとしてのオーラを放つトム・クルーズの動が上手く重なり合っていた。
そして、とても短い時間だが、ヒットラーを演じた無名のデビット・バンバーのその憎たらし悪役の演技も良かった。

いつになったら、日本での第2次世界大戦の裏側を描いた作品が出来るのやら。


     
     ちょっと痩せて老けたかな

     
     何でうちの娘と同じポーズを。

     
     隣の女性は、ベラ?

トリビア
ドイツではシュタウフェンベルク大佐は反ナチ運動の英雄であり、敬虔なカトリック信者として知られていた。そのためサイエントロジーの信者であり、広告塔と見られているトム・クルーズが大佐の役を演じることには強い反発があった。

ドイツの政治家も不快感を示し、シュタウフェンベルクの息子であるベルトルトも「クルーズ氏が演じると聞いた時には宣伝のための冗談と思っていた。彼が演じたら台無しになる。父とは関わらないでほしい。」と拒絶感をあらわにした。

これはドイツ版なのかな?