Hot Fuzz (ホット・ファズ - 俺たちスーパーポリスメン!)

2008-07-05 | 映画
今回は、オリジナルのレビューは2007年5月に更新したが、日本の根強いファンの努力で、やっと日本公開にたどり着いた「ホットファズ - 俺たちスーパーポリスメン!
当時のレビューをちょっとだけ手を加えて更新する。





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ロンドンの刑事、ニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ)は、ボスの不興を買ってしまい、スタンフォードの小さな村に左遷されてしまう。左遷先で若き刑事・ダニー(ニック・フロスト)とコンビを組むことになるのだが...(Cinemacafeより)

2004年に公開されて、評判のよかったゾンビ映画のコメディー、「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライトとサイモン・ペッグの脚本、監督、主役コンビの新作コメディー。(2007年5月現在)
今回は、アクション、スリラー、パロディー。
おとぼけ顔のサイモン・ペッグが大真面目でハードボイルド警察官を見るだけで笑える。

ストーリー自体は、立派な謎解きスリラー。
過去、全く事件のなかったイギリスの田舎で、突然起きる不可解な4件の事故で、何人も人が死んでいく。
本当に事故なのか、それとも殺人なのか。
街の中で、1人ニコラスだけが、殺人事件として単独捜査を相棒とはじめる。
そして、真相が明らかになった、終盤の教会でのシーンは、真面目にスリラー作品で、結構怖い。

そういうシリアスなストーリーの中でのサイモン・ペッグのとぼけた表情、演技とパロディーで何度もクスッと笑わせる。大笑いはないが、このクスッがいい。
ハリウッドの大げさな演技とドタバタで笑わせるのとは違った笑い。
また、あっちこっちに創り手のオタク的、遊びが散りばめられている。

彼らの第3弾にも期待大。
その前に見逃したショーン・オブ・ザ・デッドを見なければ。



シリアスなのだがなんかおかしい



サイモン・ペッグのこの表情。こういう細かい笑いが続く



本当の銃はこんなに火は出ません



「バッドボーイズ」のパロディーだな、たぶん



みんなでハードボイルド


トリビア
サイモン・ペッグは、ゾンビ作品の生みの親、ジョージ・A・ロメロ監督の「ランド・オブ・ザ・デッド」にもカメオ出演しているが、ゾンビの役なので、どこに出ているか見つけられない。