今日のネットで拾った面白写真 - もったいない
アメリカにいるのに結構、日本の本を読むほうなので、ここで紹介していこうと突然思い立ちました。
栄えある第一冊目は、「ホームレス中学生」麒麟 田村裕/著
Amazon.co.jp
この本は、発売2ヶ月でミリオンセラーになったお化け本だ。
中学2年の1学期の最後の日に、突然父親から「解散!」の通告を受けた主人公が1ヶ月の公園生活も含め、周りの人に助けられながら一生懸命に生きていく自叙伝。そして、大好きだった母親へのメッセージでもある。
貧困の中でも、光り続ける彼の明るさと、周りの人の親切は、一種の奇跡だ。
少し長いけど、この本で彼が一番書きたかったと思うところを引用してみる。
「お母さんと過ごした十一年間の記憶はいつまでも消えることなく、思い出すたび色濃くなっていきます。
僕があんなにたくさん甘えなければ、もしかしたらもっとお母さんと一緒の時間を過ごすことが出来たのかもと考えてしまいます。
中略
情けないことに、今でも僕はお母さんに会いたくて仕方がありません。死にたいということではないけれど、お母さんに直接に会っていっぱい喋りたいです。
もしお母さんに会えたときに喋ることがいっぱいあるように、僕はいろんなことをたくさん経験しておきます。いつまでも話が尽きないように。
だからそのときは昔のように優しく聞いてください。
きっとそれが最後のワガママです。
中略
いつか、僕を見て周りの人が、僕でなくお母さんのことを褒めてくれるような立派な人間を目指して。」
世間がバブル時代のお金第一に戻りつつある中で、心の豊かさの大切さを考えさせられ、生きる勇気を与えてくれる本だった。
今日の一言
「闇があるから光がある」
そして闇から出てきた人こそ、一番本当に光のありがたさがわかるんだ。
(小林 多喜二)
管理人: 田村君も、いま少しの光を浴び始めたようだ。
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アメリカにいるのに結構、日本の本を読むほうなので、ここで紹介していこうと突然思い立ちました。
栄えある第一冊目は、「ホームレス中学生」麒麟 田村裕/著
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この本は、発売2ヶ月でミリオンセラーになったお化け本だ。
中学2年の1学期の最後の日に、突然父親から「解散!」の通告を受けた主人公が1ヶ月の公園生活も含め、周りの人に助けられながら一生懸命に生きていく自叙伝。そして、大好きだった母親へのメッセージでもある。
貧困の中でも、光り続ける彼の明るさと、周りの人の親切は、一種の奇跡だ。
少し長いけど、この本で彼が一番書きたかったと思うところを引用してみる。
「お母さんと過ごした十一年間の記憶はいつまでも消えることなく、思い出すたび色濃くなっていきます。
僕があんなにたくさん甘えなければ、もしかしたらもっとお母さんと一緒の時間を過ごすことが出来たのかもと考えてしまいます。
中略
情けないことに、今でも僕はお母さんに会いたくて仕方がありません。死にたいということではないけれど、お母さんに直接に会っていっぱい喋りたいです。
もしお母さんに会えたときに喋ることがいっぱいあるように、僕はいろんなことをたくさん経験しておきます。いつまでも話が尽きないように。
だからそのときは昔のように優しく聞いてください。
きっとそれが最後のワガママです。
中略
いつか、僕を見て周りの人が、僕でなくお母さんのことを褒めてくれるような立派な人間を目指して。」
世間がバブル時代のお金第一に戻りつつある中で、心の豊かさの大切さを考えさせられ、生きる勇気を与えてくれる本だった。
今日の一言
「闇があるから光がある」
そして闇から出てきた人こそ、一番本当に光のありがたさがわかるんだ。
(小林 多喜二)
管理人: 田村君も、いま少しの光を浴び始めたようだ。
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