ゴーン・ガール / Gone Girl

2014-10-11 | 映画






オフィシャルサイト

「アルゴ」で主演・監督し、アカデミー作品賞を受賞したベン・アフレックの主演作。
相変わらず、顔が大きい。
そして行方不明の妻を演じるのが、ロザムンド・パイク。この人は、「サロゲート」でのロボット妻が印象に残ってる。
監督が、「ドラゴン・タトゥーの女」「ソーシャル・ネットワーク」のデイヴィッド・フィンチャー。

脚本がよくて、役者と監督の才能がマックスに出てる映画。
ストーリーが前半、後半で全く違う展開を見せる。
後半は、僕の予想をはるかに超える展開で、「えっ」「!」「?」状態に。
しかも、サスペンスなのに、かなり笑いのシーンが入っていて、それこそ監督の力が見られる。
そしてラストも、「!」で終わる。
テーマは、結婚生活、夫婦って。

ニックとエイミーは、最初の出会いから惹かれ合い、みんなに祝福されて結婚した夫婦。
不景気の煽りを受けて、2人とも職を失い、ニックの母親が末期の癌に侵されたこともあり、都会のニューヨークからニックの故郷のミズーリー州に移り住んでいた。

5年目の結婚記念日の朝、ニックは自分がオーナーでもあるバーで、店を任せている双子の姉と飲んでいた。
家に戻るが、妻のエイミーの姿が見えない。応接間のテーブルは壊され、椅子も倒れていた。
すぐに警察に通報すると、台所などに血痕も見つかった為、誘拐を念頭に置いた行方不明事件として扱われることになった。
事件を担当する刑事は、ニックがエイミーのことに関して、血液型も、友人関係も、普段何をしているかも、ほとんど知らなかったことに不信感を覚えた。
すぐにエイミーの両親も駆け付け、記者会見を開きエイミーの情報提供を募った。
ボランティアの協力も得て大捜索がはじまるが、エイミーの姿は見つからない。
最初は、マスコミにチヤホヤされていて、悲劇の夫のニックだったが、彼女の友人さえ知っていたエイミーの妊娠のことも知らず、教え子との不倫も発覚し、マスコミと世間は彼が犯人と決め付け、追いかけまわす。
作中フラッシュバックで描かれる、エイミーの日記によると、最初は幸せな結婚生活も、職を失ったニックは、次第に我儘になり、生活も荒れてきて、時にエイミーに手をあげることもあった。
警察の捜査で、ニックがクレジットカードで破産していて、家もお店のバーも全てエイミー名義で、その上エイミーに多額の生命保険を掛けていたことも発覚する。
警察は、ニックの逮捕に踏み切る。 


トリビア
リース·ウィザースプーン、シャーリーズ·セロン、ナタリー·ポートマン、ルーニーマーラ等が、エイミーの候補になっていた。どのエミリーも見てみたい。


ベン・アフレックのインタビュー

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1 コメント

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Unknown (pu-ko)
2014-10-14 09:01:40
意外な展開で面白かったですね。
ユーモアもあって楽しめました。
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