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何で、アメリカで1年以上前に地味に公開され、評判のあまり芳しくなかったこの作品を今頃公開するのかな。
物語は、2174年、地球の人口が増えすぎたために、地球と環境がよく似た惑星タニスに向かい民族大移動の宇宙船の中で1人の男(バウアー伍長)が目覚めたところからはじまる。
同じ部屋でやはり眠っていたペイトン中佐を覚醒させる。
バウアーは宇宙船の様子と他の乗組員を調べるため船内を探索し、ペイトンは部屋に残り彼を誘導する。
船内を進んでいくと、他の生き残った乗組員のナディアとマンを見つけ、食料の為なら何でもする不気味なおじさんに遭遇し、お決まりのクリーチャーが出てきて、一応アクション、サスペンス、スリラー感を出していくがあまり怖くないし、それぞれのエピソードがちょっとしたごった煮状態。
物語が進む中で、宇宙船の長期の閉塞状態と恐怖の中で起きる「パンドラム」という精神障害が語られる。この症状にかかると、残忍になり人殺しも平気で行う様になるという。
題名にもなっている「パンドラム」だが、これもなかなか強引な設定のような気がするが。
一方ペイトンは排気口にいたガロという謎の乗組員を見つける。
彼はいったい誰なのか?
何故、船内に人がほとんどいないのか?
クリーチャーはどこから来たのか?
最後に、あれこの人が、という謎解きも用意されているが、何か全てが教科書通り。
宇宙船の密室劇、渋い船長、勇猛果敢な若者、クリーチャー、「パンドラム」症候群、女戦士、不気味なおやじ。
この手の作品の全ての要素を無理やり盛りこんでしまった作品。
デニス・クエイドが好きなので観に行ったが、作品はいまいちだった。
ただ、こういう役にも挑戦する彼には拍手。
相変わらず強面のデニス・クエイド
大活躍のベン・フォスターだが、キャム・ギガンデットの方が人気があった。
この人は誰でしょう。
定番の女戦士
宇宙人ではありません
パンドラム - goo 映画
いいお父さんのデニス・クエイド