ダイバージェントNEO / Insurgent

2015-10-11 | 映画






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2014年の「ダイバージェント」の続編。
主演は、「ファミリー・ツリー」、「きっと、星のせいじゃない。」のシャイリーン・ウッドリー。
共演は、若手では「ターミネーター:新起動 ジェニシス」のジェイ・コートニー、「セッション」のマイルズ・テラー、「きっと、星のせいじゃない。」のアンセル・エルゴート、そしてテオ・ジェームズ。
ベテラン陣では、前作からのケイト・ウィンスレットに、何故かナオミ・ワッツが加わってる。

人々を無理やり5つの性格に分けて、それぞれの共同体に振り分け管理する近未来の世界。
5つの共同体とは、無欲を司る「アブネゲーション」、平和を司る「アミティー」、高潔を司る「キャンダー」、博学を司る「エリュダイト」、勇敢を司る「ドーントレス」で、必ずこの5つの共同体に属さなければならなかった。
そして、性格検査の結果、どこにも適応しない「異端者(ダイバージェント)」は、危険分子として排除された。
そのダイバージェント狩りの先頭に立っているのが、「エリュダイト」のリーダーで、この世界の指導者ジェニーン(ケイト・ウィンスレット)だった。
彼女は、前作で「アブネゲーション」共同体を襲撃した時に、トリス(シャイリーン・ウッドリー)の両親を殺してまで奪った謎の箱の封印を解くため、片っ端からダイバージェントを捕獲していた。
その箱には、この世界の秘密が隠されていて、ダイバージェントにしか開けることが出来ないが、実験に使われたダイバージェントは、次々に失敗して死んでいった。
一方、トリス、フォー(テオ・ジェームズ)と彼らの仲間たちは、「平和」の共同体に匿ってもらっていたが、そこにもジェニーンが送ったエリック(ジェイ・コートニー)をリーダーとする「ドーントレス」の部隊が迫っていた。

最近、この手のシリーズもので、「トワイライト」とか、「ハンガー・ゲーム」とか、「メイズランナー」とか、あるがその中の2作目としては一番良かった。
何よりも中途半端に次に続かせない。
「アリージェント」という、次回作があるようだが、ストーリーとしては、ちょっと余韻を持たせながらも、すっきり終わっている。
「ハンガー・ゲーム」も「メイズランナー」も、作品の途中を観せられていて中途半場でしょうがない。先が気になって仕方なく観てるけれど。
「トワイライト」は、2作目までが限界で、3作目からは観ていない。

この作品は、シャイリーン・ウッドリーの脇を固めるジェイ・コートニー、マイルズ・テラー、アンセル・エルゴートがいい。これからますます活躍しそうな演技力のある3人が、それぞれの色をだしていて。
一段落した今回の続編がとっても気になる。 



30%



トリビア
前作の「ダイバージェント」と違い、原作からかなりストーリーが変わっている。


シャイリーン・ウッドリーとテオ・ジェームズのインタビュー



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エージェント・ウルトラ / American Ultra

2015-10-11 | 映画






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「ソーシャル・ネットワーク」でのブレーク以降、「グランド・イリュージョン」、「ピザボーイ 史上最凶のご注文」と、独特の演技を見せるジェシー・アイゼンバーグと、「トワイライト」シリーズで、最初は素も綺麗な女優だったのに、目の周りの濃い化粧が仇になってる(あくまで個人的な意見)クリステン・スチュワート共演作。
彼らの共演は、結構評判の良かったB級作の「アドベンチャーランドへようこそ」以来。

マイク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、バージニア州の田舎町のコンビニで働くドラッグ漬けの若者。彼は同棲しているフィービー(クリステン・スチュワート)にプロポーズするために指輪は買ってあるものの、なかなかその機会をつかめないでいる。
また、彼は自分が住んでる街から出ようとするとパニック症候群になってしまう、精神病を抱えていて、せっかくプロポーズのために計画したハワイ旅行も当日にキャンセルしてしまった。
そのころCIAは、若いイエーツという、やり手のエージェントが「タフガイ」という肉体と精神改造で人間を兵器化するプログラムをすすめていた。
そのために、彼は、「タフガイ」以前のプログラムで、多くの人体実験に失敗し、凍結されていたプログラム、「ウルトラ」の生き残りの者を抹殺する命令を出した。
実は、マイクは「ウルトラ」で改造に成功した唯一の殺人マシーンだったが、プログラムが凍結した時に、記憶を消されて、この街に送られ、常にCIAに監視されていた。
CIAのタフガイプログラムで改造された殺し屋が、マイクをコンビニに襲うが、彼は無意識のうちに、その2人を殺してしまう。
それを知ったイエーツは、危険な伝染病に街の住人が感染したと街を封鎖して、数十人の殺人マシーンをマイクの元に送った。
何もわからないまま、マイクとフィービーは、殺人マシーンに狙われることになる。

今回も、情けない、それで人を食ったようなジェシー・アイゼンバーグが全開。
そんな彼が、ひとたび暗殺者に襲われると、ジェイソン・ボーン顔負けの反撃に出て、たちまち相手を殺してしまう。
何しろ、最初に襲ってきた2人の男はカップヌードルとスプーンで立ち合ったのだから。
今回の、クリステン・スチュワートは、化粧も薄めで好印象。
早く、あの「トワイライト」シリーズを卒業して、同年代のシェイリーン・ウッドリーのような、幅のある演技を見せて欲しい。

アメリカでは、この映画とほぼ同じ時に「Hitman: Agent 47」という映画が公開されている。
テイストは全く違うのだが、政府の殺人者マシーン計画という、プロットが完全にかぶっている映画を、2日連続で観てしまった。 



45%



ェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワート2人のインタビュー



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