エージェント・ウルトラ / American Ultra

2015-10-11 | 映画






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「ソーシャル・ネットワーク」でのブレーク以降、「グランド・イリュージョン」、「ピザボーイ 史上最凶のご注文」と、独特の演技を見せるジェシー・アイゼンバーグと、「トワイライト」シリーズで、最初は素も綺麗な女優だったのに、目の周りの濃い化粧が仇になってる(あくまで個人的な意見)クリステン・スチュワート共演作。
彼らの共演は、結構評判の良かったB級作の「アドベンチャーランドへようこそ」以来。

マイク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、バージニア州の田舎町のコンビニで働くドラッグ漬けの若者。彼は同棲しているフィービー(クリステン・スチュワート)にプロポーズするために指輪は買ってあるものの、なかなかその機会をつかめないでいる。
また、彼は自分が住んでる街から出ようとするとパニック症候群になってしまう、精神病を抱えていて、せっかくプロポーズのために計画したハワイ旅行も当日にキャンセルしてしまった。
そのころCIAは、若いイエーツという、やり手のエージェントが「タフガイ」という肉体と精神改造で人間を兵器化するプログラムをすすめていた。
そのために、彼は、「タフガイ」以前のプログラムで、多くの人体実験に失敗し、凍結されていたプログラム、「ウルトラ」の生き残りの者を抹殺する命令を出した。
実は、マイクは「ウルトラ」で改造に成功した唯一の殺人マシーンだったが、プログラムが凍結した時に、記憶を消されて、この街に送られ、常にCIAに監視されていた。
CIAのタフガイプログラムで改造された殺し屋が、マイクをコンビニに襲うが、彼は無意識のうちに、その2人を殺してしまう。
それを知ったイエーツは、危険な伝染病に街の住人が感染したと街を封鎖して、数十人の殺人マシーンをマイクの元に送った。
何もわからないまま、マイクとフィービーは、殺人マシーンに狙われることになる。

今回も、情けない、それで人を食ったようなジェシー・アイゼンバーグが全開。
そんな彼が、ひとたび暗殺者に襲われると、ジェイソン・ボーン顔負けの反撃に出て、たちまち相手を殺してしまう。
何しろ、最初に襲ってきた2人の男はカップヌードルとスプーンで立ち合ったのだから。
今回の、クリステン・スチュワートは、化粧も薄めで好印象。
早く、あの「トワイライト」シリーズを卒業して、同年代のシェイリーン・ウッドリーのような、幅のある演技を見せて欲しい。

アメリカでは、この映画とほぼ同じ時に「Hitman: Agent 47」という映画が公開されている。
テイストは全く違うのだが、政府の殺人者マシーン計画という、プロットが完全にかぶっている映画を、2日連続で観てしまった。 



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ェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワート2人のインタビュー



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