糸井重里さんの「ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)」を見ていたら、「東京特集」で藤森照信さんとの対談が掲載されていた。なんと藤森さんが江戸東京博物館の館長だとは!!
藤森さんの『建築探偵の冒険〈東京篇〉』(筑摩書房)がとても面白かったものだから、私的に密かにファンになっていたのだ。江戸東京博物館長就任は、驚きと共になんだか嬉しかった(^^)
そもそもは、某文化センターのH先生の講座終了お別れ会で、H先生に建築専攻の切っ掛けをお尋ねしたところ、「高校生の時に『建築探偵の冒険』を読んで…」とのお話だった。受講生仲間からも「私も読みました!凄く面白かったです」との声が挙がり、これはぜひ私も読まなければ!!と、早速読んだのだった。
『建築探偵の冒険』は軽妙な語り口で、初めて知ることが多々。東京に住んでいた頃だったら、きっと現場検証(?)に行っていただろうなぁと思った(^^;。ちなみに、イタリア語教室で屋根裏部屋の話が登場し、先生が「mansarda」と言いながら三角屋根をホワイトボードに描いた時なんて、マンサールのマンサード屋根だわ!と、ひとり興奮しちゃったほどなのだから(笑)
ということで、思いがけず藤森照信氏の江戸東京博物館長就任を知り、まことに目出度い事だと思った次第である(^^ゞ