日本テレビのカレンダーを頂いた♪ 元上司ご夫妻に感謝!
1月から6月は「ルーヴル美術館展」の出展作品から、7月から12月は「モネ展」から。画面は大きいし、各絵画の解説が勉強になる。
1月はクエンティン・マセイス(Quentin Massys, 1465/60-1530)の《両替商とその妻》(1514)だ。額縁の銘文に「天秤は正しく、重りは等しくあらねばならぬ」と記せられているらしい。「妻のまなざしは信心に根ざした正しい商い、すなわち『正義』を象徴する天秤を見守っているのかもしれません」とのこと。
なるほど、貪欲な眼差しではなかったのね(^^; しかし、『愚神礼讃』を著したエラスムスの肖像画を描いているマセイスだ。その実相を見据えた皮肉を絵画に見なければいけないんじゃないのかなぁ? (実は某大学で1コマ聴講生をしているのだが、つい最近マセイスを勉強したばかり(^^ゞ)
クエンティン・マセイス《ロッテルダムのエラスムスの肖像》(1517)バルベリーニ国立古典絵画館(ローマ)
だが、それよりも気になるのは凸面鏡の中の人物。ファン・エイク《アルノフィニー夫妻の肖像》に倣ったかのような画家の姿?!(追記:本を読んでいる人物みたい)
ともあれ、国立新美術館「ルーヴル美術館展」が今から楽しみだ♪ って、今サイトを見たら…やはり…レポート展覧会が決まったみたい… (・・;)
1月から6月は「ルーヴル美術館展」の出展作品から、7月から12月は「モネ展」から。画面は大きいし、各絵画の解説が勉強になる。
1月はクエンティン・マセイス(Quentin Massys, 1465/60-1530)の《両替商とその妻》(1514)だ。額縁の銘文に「天秤は正しく、重りは等しくあらねばならぬ」と記せられているらしい。「妻のまなざしは信心に根ざした正しい商い、すなわち『正義』を象徴する天秤を見守っているのかもしれません」とのこと。
なるほど、貪欲な眼差しではなかったのね(^^; しかし、『愚神礼讃』を著したエラスムスの肖像画を描いているマセイスだ。その実相を見据えた皮肉を絵画に見なければいけないんじゃないのかなぁ? (実は某大学で1コマ聴講生をしているのだが、つい最近マセイスを勉強したばかり(^^ゞ)
クエンティン・マセイス《ロッテルダムのエラスムスの肖像》(1517)バルベリーニ国立古典絵画館(ローマ)
だが、それよりも気になるのは凸面鏡の中の人物。ファン・エイク《アルノフィニー夫妻の肖像》に倣ったかのような画家の姿?!(追記:本を読んでいる人物みたい)
ともあれ、国立新美術館「ルーヴル美術館展」が今から楽しみだ♪ って、今サイトを見たら…やはり…レポート展覧会が決まったみたい… (・・;)