

起きたのはいつもと同じ時間で、そのあいだにシャワーを浴び、仕事を少し
済ませると、そろそろ7時になった。
1Fの真鍋珈琲館に向かう。

4つほどあるモーニングメニューで選んだのはトースト。あとは日本人でも
大丈夫なメニューではあるけれど、なかなか早朝にはヘビーなものばかり
だった


店員は全員中国人の女の子だけれど、片言の日本語で愛想もよく、はきはき
としゃべるので好感がもてる。朝はこうでなくてはいけない、という典型だ。
教育が行きとどいているということだろう。
食べているうちに、同僚の何人かと一緒になって今日の段取りの確認をぼそ
ぼそと話してみたりしながら朝食をすませる。

店を出たところにある中国風なソファセットに、すでにぼくらのメンバーが
揃っていた。仕事前7:30。タクシーででるならそろそろ出かける時間だ。

さあ、4年ぶりに仕事で向かう浦東。かつての同僚や現地スタッフなどは
まだ覚えていてくれているだろうか
