Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

花博にむかって。

2009年11月03日 | 京阪(守口・門真)chouchou

 本日は文化の日-。  本を読んだりインドア的な生活をしている僕に

 文化の日といわれてもピンとこないし、だからといって体育の日だから外で
 遊ぼうともならないのだけれど。
 
 ようは火曜日が休みでうれしいな、というだけなのだ。

  

 AMはこまごまとした家の用事をすませ、PCに向かう。
 GRE友さん何人かが今日お仕事で、お互い仕事な不運を嘆きながら休憩に
 入ったころ、ぼくも外にでた。

 スーパー「LIFE」に入って割引具合をみると、さすがに夕方と違って値下げの
 赤札はまだ貼ってなかった。

 パスして、そのまま散歩にでかける。

 ふだん歩いてないところを歩こうと、いつもの南側の道を歩く。

 こちら側(とは北側のこと)を見ているとわからなかったが、一軒あった銭湯が
 いつのまにか解体工事をやっていた。

 

 視点を変えるとみえてなかったものがみえてくる、とか
 もう一軒銭湯あるし困らないか…でも風呂やさんいかないしなあ、とか
 そんなことは考えてなかった。
 (そもそも守口・門真はスーパー銭湯は少ないのに銭湯が多いのだ)

 でもまあ、いつもと気分をかえてもっと南を見てみると結構まっすぐ道が
 続いているのに気がついた。

 ちょっと歩いてみよう。 

 正面、南にむかって歩く。歩く。歩く。
 つきあたりはこんな感じの林で、よくみると花博記念公園(鶴見緑地)だった。

        

  なんだ簡単に歩けるんじゃないか。

   中央環状線を車で走ると必ずみえる風車まで

  公園の外周を走ったり早足で歩いたり。これは結構いい運動だ。
  ジムにいくよりここで運動したほうがよっぽど健康的かと思うくらいだ。
  事実、体育会系の大学生や休日を鍛練にあてるおじさんが小走りで何人も
  通り過ぎていく。

  たまたまぼくはジャージ姿だった。
  上はドーハの悲劇のときの日本代表の青いカラーのフード付き。
  (当然まだそのころはSAMURAI BLUEとか気の利いたネーミングはなかった)
  下はジムで使うために買ったパンツ。

  違和感ないのだ。よって中も走ってみた。

  風車の前にはサルビアの花がきれいだった。まるでなんかの写真だった。
  場違いなひとが、場違いな写真を撮っている。そんな感じ。

     

  メイドさん、というか腐女子っぽい一団の女の子たちがサルビアの前で
  写真を撮ってました。その風景は昼間の風車の前ではミスマッチ的に似合って
  て、なんだかほほえましかったりしました。

  

 坂は登るより下りるほうが鍛練になる、そんな話をちゃんと頭にメモしながら
 小走りにかけ下りると、公園の中央ゲート近くにでました。
 噴水といえば、ちっちゃい子。でもちょっとちびちゃんは少なめで
 シャッター的には、いいものは撮れなかったけれど、運動不足のぼくは
 ここでいったん休息。 


                         

  木陰で休むひと、緑地帯でお弁当を食べる家族づれ。
  はしゃぐ子ども。それを縫って走るジョギングのおじさんやお兄さん。
  ここにいる人たちは、ぼくと同じで少なくても文化の日というよりは
  健康に過ごす体育の日なのだ。

  また少し歩くと、「咲くやこの花館」耳たこなほどこの名前を聞いたし、
  花博開催中も行ったはずなのになんの場所か未だに理解していない。

  

  1Fにレストラン、なんだか同じような建物があった上海の世紀公園を
  思い出した。あの公園も大きかった。国慶節をすぎたあと、ちょうど4年前
  くらいだと思う。そこにやっぱりこんな天気の日にでかけたような気がする。

  そういえばそのあと家族が合流したあと2年あとくらいにたこあげに行った
  気がする…その前だからまだ源深路沿いに住んでいたころだ。

    

  この塔は「いのちの塔」。太陽の塔とは少し違って愛嬌がないけれど、ぼくの
  家に近いから、いままでよりも少し親近感をもってみることができそうだ。

    その横で道は左右2手にわかれる。ジョギングコースに合流するのだ。

               
  真ん中は芝生で家族づれとカップルのゾーンなのであまり関係ない。
  ぼくは迷わず右側を走りだす。 


          

 きょうは初めてきたので、あまり大回りせずに中を中を走る。
 各国のパビリオンが結構外観だけ残っているのが、万博公園と違っている。
 だが手入れはしていない(とHPやblogにいろんな人が書いているのが面白い。
 何もしていないときちんと残るのだ、あとは手入れの問題だ。手入れすると
 むだな出費が…とかなるのかな?難しいところだね 

 今度の回想は世紀公園でなく、花博開催中だ。
 あのころ、つきあっていた彼女は中国館になんの興味もなさそうだった。
 たしかこのあたりを歩いていたのはもう夜で、閉館近かったからだろうか…

 あの頃は卒業直後で、半年前に中国旅行に行ったばかりだった。
 まだ上海の思い出が新しくて、いつか上海で働けたらと思って、この中国館を
 通して思い出していた。
 「中国なんてありえないわ」と言っていた彼女は、結婚してだいぶたつ。
 何年かは旦那さんと一緒にご飯を食べたりしていたけれど、元気だろうか? 
 
 その後10年して「中国なんてありえないわ」と言っていたKYOKOさんと結婚して
 いまや彼女が上海でありえない生活形態で過ごしている。

 90年。バブルの真っただ中に誰が正しい20年後を想像できただろう。

高野寛 Besten Dank


 その年はこんな曲が流行っていた。

    

 また少し、今度は上り坂を走って、ある小高い丘に着いた。
 花博のころは見晴らしがよく、そのあともここを望むとこぎれいな丘がみえた
 はずのこのあたりは木が茂ってすっかり眺望が悪くなっていた。
 橋下知事はこのあたりは気にならないんだろうな。あるいは平松市長かな?

 鶴見新山。

 ゴミの山を固めてできたこの山は、博覧会当時は45mだったけど、いまは
 39mに下がっている。それでも大阪市内で一番高い山なのだ。

 ちなみに大阪市内で一番低い山は天保山で4.5m。これは日本で一番低い山
 なのだ。一度登山証明書を欲しいと思っている。

  

 いろんな思い出の混ざるこの公園がこんなに近いとは知らなかった。
 また週末にえらんで散歩とJogをしよう。

 少しは痩せたぼくをRinNonに見てもらうように。
 夏は暑すぎて、この公園までこれなかった。春節休みにくるときは連れてこよう

    

★花博記念公園 鶴見緑地
  大阪市鶴見区緑地公園2-163
  06-6912-0650
  http://www.ocsga.or.jp/osakapark/hfm_park/01tsurumi/