goo blog サービス終了のお知らせ 

Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

外灘紅緑灯 【いつか夜の雨が】

2010年03月20日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)

 少し雨が降りそうになってきた。吉風から歩くのに商店街のアーケード
    ではなく外を通ってきたせいで、かなり不評だった

 どうにかお茶をするところまで歩いてきたときは少し迷っていたせいもあって
 ようやく着いたのかという感じの、ちょっとおかんむりな友人たちを店の中に
 案内する。いつもどおり、2Fの静かな店内へ。

   外灘紅緑灯。

 パークスの対面、花月から少し道具屋筋のほうに入ったその間の通りに
 あるこの店にもう何度きただろう。

 いつもごはんにきたときの最後にほっと一息いれたいときはここにくる。
 別に誰とくるときとか選ばないので、もう何人も一緒にきたことになる。

 中華と言いながらお茶しかしたことがないが、店員さんも静かに待機して
 くれているここの2Fは、間違いなくぼくの隠れ家と言える場所だ。

     

 今夜ぼくが注文したのは茉莉花茶。ジャスミンと書くべきではない。
 ここは落ち着くための場所。無粋なカタカナではだめなのだ

 マーロウが注文するのがギムレットやドライ・マティーニであるようにと言えば
 かなり言い過かもしれない。

 ぼくたちは酔っていないにも関わらず、酔いざましであるかのようにお茶を飲み
 店の中で静かにお話をした。それから少しだまってはまたお話をした。
 何度かお湯を継ぎ足してもらって、雨がどれくらい降るんだろうかって話を
 しておひらきになった。

  

 外はいつのまにか大粒の雨になっていた。
 お勘定をすませて外にでたぼくの前にひとりの女の子が雨に濡れて
 上のほうをぼーっと眺めていた。

 そしてちょっとべそをかいていた。

 これからする恋についての思索にふけっていたのか、それともうまくいかない
 彼氏のことを泣きそうになりながら考えていたのか。

 ぼくはなにか声をかけてあげたかったけれど、そういうときに何を語って
 聞かせてあげればいいのか、よくわからなかった。
 誕生日をすぎて、43歳と3日めの人生を過ごしても、こういう場面でどんぴしゃ
 でかけてあげる言葉はあまり持ち合わせていない。

 持ち合わせていたら、きょうは茉莉花茶ではなくギムレットだったろうけれど。

 そういうわけで、雨の中の女の子は少しさみしそうな顔を前向きに戻して
 歩いて行った。


★外灘紅緑灯
  大阪市中央区難波千日前15-3
  06-6645-0789
  http://www.shanghai-deli.com/


 3連休の1日めはそんなふうに、雨の夜でした。

吉田拓郎 「いつか夜の雨が」


吉風 【きょうのHappyをここで。】

2010年03月20日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)
 20日。飲み会キャンセル3件連発のあと、臨時できょうお誘いがあって
    ミナミまで移動。

 ざっくばらんにいくならば、それはぎょうざでもたべましょう

   

  去年、この吉風にきたときは新型インフルの騒動真っ只中。

  店長もくさってた感じで、売れないことを嘆くでもなく、でもしっかりした口調で
  復活を信じて微動だにしない感じでした。
  その井筒監督に似ているおっちゃんは、一年ぶりにやってきた僕のことなんか
  きっと覚えていないだろう。もしかすると去年の5月19日、あんなにつまらない
  様子で、それでもぐちにならないように選びながら気丈に話していたあの日の
  ことも覚えていないんだろう。

  そして確かに満員だった。
  ぼくたちは、たまたま予約なしで席が空いていたLastのHappyグループだった
  わけで、後続の人たちはみんなこの小ぶりの店内に顔をのぞかせては
  すこし残念そうに、退散していた。

  ぼくたちが座れたのは、最近ぼくについていないことが続いてツキが使われず
  に貯めこまれていたせいかもしれない

             

  まずは餃子を注文し、待つ間にいか明太を食べる。あまりめんたいを食べて
  こなかったのに、こうやってお腹がすいてるせいか、普通に食べられた。
  キムチも食べて辛めのwaiting time。

           

  パリパリの餃子が30個やってくる。きょうはじめてここの餃子を食べる友人は
  餃子という夕食に   という感じだったが、このこぶりなパリパリな食感の
  様子に納得して食べていく

 

  気に行ったのか、スープ餃子も食べよう  とごきげんに箸を進めていく。

  吉風。この店にくるときは、わりと気を遣わなくていい友人とくることが多い。
  それでもつまらない夜になったりしてしまうこともある  

  今夜はどうなるだろう。雨の降りそうな夜。さっきまでは降ってなかったばかりか
  晴れ間  までみえていたんだけれど…

        

  結局、餃子を60個と「いか明太」とキムチとスープ餃子。メニューも少なく
  絶対的に餃子に自信をもってお客さんにだすonly SHOPは、きょうは
  どんな幸運をぼくにくれたんだろう


★大阪名物 一口餃子 吉風
  大阪市中央区心斎橋筋2-7-11 日宝ロイヤルビル 1F
  06-6211-7019
  http://www.osaka-kippu.jp/




<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270202/27001503/" rel="tabelog 980b418c6954125af7898d674d183a26105882f6">吉風 心斎橋店 (餃子 / 近鉄難波、なんば、心斎橋)</a><br /><span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.0</p>

味穂【conbinaionの不発】

2010年02月12日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)
 ひととひとがであって、それだけで楽しい時間が過ごせるわけでもない。

 その場所がとてもその状況にマッチして、あるいは時間帯というのもあるかも
 しれないし、そこまでいたる状況とか環境だって左右するかもしれない。
 
  

 ほんの10日前にともだちと来た時は、おなかがすいていたからだろうか?
 それともいろんな条件の重なりで、マッチングした条件が多かったからだろうか
 そんな意味もくわえると、食べログやぐるなびや、その類のサイトの評価だとか
 ミシュランも含めて( そう、それはいわゆる格付けだったりウラ、と名付けられる
 それであったとしても )そこでされている評価はすべて相対的かつ限定的な
 事象における評価にすぎないのかもしれない。

 つまりは10日前にはおいしく楽しくすごした店で、今夜は別にそうではなかったと
 そういうことだ。
   
 KYOKOさんと夜ごはんをいくことにした。
 大阪市内まででて、まずは福島のDIM SUM BARにむかう。

   残念ながら改装中だった 

   うまくいかないときはうまくいかないもので、そのあとQUICK RECOVERYの
   つもりで移動したMalaysia BolehもすでにCLOSEDだった。

   しかたない。そういう微妙な時間帯だったのだ。

   そこで、肩の力ぬいて味穂にいったのだがKYOKOさんには不評だった

       

  こういうジミーちゃんのサインやら、あっさりしたでも固めに作ってある
  明石焼きやら、自分だけ飲んだ生中とか。

                

   あるいは金曜日の夜の喧騒だとか。
   そういうものすべてが上海の日常の夜ににていて、だめだったそうです。

   決して味穂さんが悪いわけでなく、むしろそういうマッチングのよさは
   はまっていて、そのせいでもう少し違う日常を過ごしたかった彼女のご希望に
   沿えなかったということなのでしょう。

    

    こういう日常を上海で過ごすことは、ちょっと味気ない気もします
    せめてシノワズリとまでいかなくても中華な居酒屋の夜も
    お過ごしください。

          

    今夜は失礼しました。
    コンビニでおたがいお菓子を買って、それでも疲れて眠ってしまうほど
    遅くなって帰りましたね

★たこ焼き 元祖 味穂
  大阪市中央区西心斎橋2-8-33大阪センタービル1F
  06-6213-8806

小肥羊【あのころの味と、あのころのじぶん】

2010年02月03日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)

 世の中に、とくに日本でこんな名前の店があと何軒あるかは知らない。

      ただぼくはこんなマークのある店が大阪にもあるのだと

    想定していて、そうなんだ中国の内蒙古の法人だってついに日本で全国展開
    しはじめたんだと感心(渋谷にあるのは知ってたので)していたんだけど

    実はそうではなく「故郷小肥羊」という店で、いかにもちょっと違う感じで
    しかも大阪日本橋という、日本なのに上海みたいに海賊版DVDがいっぱい
    売られているエリアにあるということで

  ようは
  おいしければいいのだ              

  白くても黒くても、ねずみをとるのがよいネコだ、と誰かが言ったように

     

  こうして第4回の中国駐在員メンバー大同窓会はここ大阪日本橋で実施
  ここをみつけてくれた わださんに感謝しつつ。

  守口・門真界隈から京橋OBP。いろんな場所に点在するメンバーがじょじょに
  19時にむけて集結するPLANが開始。


  7番出口は遠く、日本橋商店街を背に ぼくらは

  おさびしくなる地下街をそのまま東に進む

  地上にでると外はもう暗くて、しかもまわりはラブホ街。どこ歩かせるねんという
  みんなのブーイングを軽くスルーして  そのまま道頓堀川まででる。

           

  西をむくとドンキの観覧車やら、ひっかけ橋あたり 道頓堀界隈のネオンが
  ちっちゃくてまぶしい  ここはもうかなり東まで来ています

     

  橋をわたると、ここがそんなに中国系の店が多いなんて初めて知った 
  普通の中華風なお店ではなく、ホントの中国のお店という風情で、
  こんなふうな店を並べるなら徹底的にやれば結構名物になるかもしれない
  とか思ったほど。

  そこに今日のめざす火鍋の店「故郷小肥羊火鍋」はあった。

               

   店内にはいると、羊の特有のにおいがぷんとして 少し個性があるので
   だめな人はだめだろなというあの香りがけっこうする。
   そういえばKYOKOさんやNonは火鍋があんまり好きじゃなかったなと
   思い出す。

   そして今回の主役のひとり、やまださんは そんな場所にすでに待っていた。

   お待たせしました。  そしておひさしぶりです 

 

  店員の女性と男性、そして厨房の中もみんな中国人で、日本語を器用に
  話せるけれど、なぜかなぜかみんな中国語で注文しはじめる。

  口ぐちに中国語で話しかけて注文する姿は、それはそれで異様なんだけれど
  そこは順応性の早い中国人気質なのか、中国語で話せるほうが店員さんも
  うれしいのか、店内奥に陣取ったぼくらのエリアは普通語が乱れ飛ぶように
  なってしまっている

   「ビールは冷たいやつだよ?」 だとか
   「野菜はなにがあるの?」だとか

  口ぐちに話しかける。向こうのテーブルが、にこにこ笑う女の子の店員に
  むかって挑むように斜めにかまえて話すように、あるいは鋭いツッコミを
  いれるように、せきをきって話すさまをみながら こちらの のぐちさんが

   みんな中国語を話したいんだなあ

  と感嘆するように言う。

       

  注文がおわるとぼくの携帯に連絡がはいる。あと1名、迷子発見。
  救出に向かい、ようやくここまでアテンドしてきたところで、ほぼ全員集合。

                          

   駐在員同窓会。は4回目。第一回が上海旅行中のため
   欠席したぼくにとって、今回は3回目。そして前回いまいちな成果だったため
   2回続けて幹事をするはめになってしまったわけです

    ( 第二回2009.07.03 同窓会の夜
    ( 第三回2009.09.16 Paradise Lost

   今回は、うちの会社だけでなく関連の方もご帰任・ご結婚報告があって
   いつもよりメンバーたくさんで実施することになりました。その分よけいに
   ノスタルジックで、こんな店でさらに楽しくはしゃいでいるのかもしれないって
   そんなふうにおもえます。

  

   無事ビールで乾杯  して、宴会は始まっていました。

      青島の金色のほう。ああ、宴会のときは

      こんなかんじだっけ? ちょっとキンキンに冷えすぎていたり
      ぬるいビールだったり。たいてい鍋のそばにあるんだからすぐにビール
      なんてぬるくなるんだけど、それでも冷たいのをくれって注文するのが
      日本人のさがなのか 

             

   ああ、ひとり鍋なんだ。と粋なはからいに感心していると野菜がきて。

        

  そうそう、鍋にはレタスだよ。トマトや冬瓜があればもっとそれっぽいんだけどな
  でもじゃがいもの固いのをさくさく輪切りにしたのやら、きくらげやら火鍋の
  アイテムはこんなんありましたねって、日本橋で上海を味わう。
  上海名物でもないのに。そう、北京の長富宮でも食べたっけ? 

  

  羊肉登場  そうそう。こんなふうに丸まってたよ。あとで出てきた牛肉も
  こんなふうで、切り方にもよるんだろうけど、よくぞここまで中国風に徹底して
  くれるものだと、うれしくなる

  ひさしぶりの羊は牛より重くないからか、よく進み、みんな次々におかわりを
  する。かわむらおじさんと、なかがわさんのペースがあがりホントに肉好き
  なんだと改めて思い出す。

  そういえばかわむらおじさんは夜中に松阪で、ひとり焼き肉をして
  翌日に

    なんか顔に吹き出ものができるし、内臓調子悪いのかなあ。なんでだろ

  というのでみんなそろって

    夜中に焼き肉なんか食べるからですよ

  とつっこんだことがあったのを思い出す。今夜はいっぱい満足できましたか?

        

  いろんなテーブルをまわっていく。4人席になったチームの真ん中には
  そうそう、この鍋だよという陰陽型の火鍋。輸入したのかな?
  さすがに道具屋筋でもなさそうだけど…

               

  ここのテーブルでは、にぎやかにいろんな話をしている。
  みんないまでも中国が大好きで、やんちゃだった街のことを思い出して
  それもおかずにさわいでる。

 

CHARA "TOMORROW"


  そうそう。今回の主旨は2つ。
  約6年にわたる駐在で、ぼくらをいっぱいafterのケアまで支えてくれた
  ほんとうにやさしい やまださん。ついに涙の帰任です。(写真左)

  それからいまでもぼくたちの部署に出入りしている東大卒の天才にして
  その天才ぶりはなぜか恋愛面でいかんなく発揮され、このたび経営難の
  JALではなくANAの彼女をGETしてご結婚  のしみずさん(写真右)

    おふたりのご挨拶time

          

  やまださんが、帰国のflightでウルルンときた話とか、しみずさんのなれそめ
  だとか、やんちゃぶりのもったいぶった(いや、手法を公開したくないだけ
  かもしれない  それくらいすごいknowledgeなんだろう )口説き方だとか
  そんなのに数倍するまわりのつっこみが、これまたお約束のようにくりひろげ
  られていく。

     そしてまわりもこのかたのように、自分に

     火の粉がきそうなときにはあわてて否定してみたり

 

  ことこまかなツッコミで笑いをとりつつ、だんだん自分の話のほうが長く
  なっちゃう、御大2名のお話はおもしろいんだけど2人のあいさつからだんだん
  遠のいていくので、軌道修正するのもこれまた幹事の役目なのです

               

  しみずさん、自分のあいさつなのにみんなのおしゃべりに聞き惚れてます

     

  しみずさんのごあいさつはこうしてみんなの容赦ない激励のもとなんとかおわり。
  気づけばもう店内はぼくたちだけになっていて、なごやかさが店のなか全体に
  ひろがる。at homeというよりも、それ以外なにが必要か問いかけられそうな
  素朴な雰囲気ひろがる店内で、一本締め。

 

   みんな帰りに名刺をもらってた。また来たくなるんだろう。

  今回来たい来たいといってたながはまさんや、横浜で画面みてツッコミいれ
  ながらこれを読むときがあるかもしれない こばやしまことやら。

  みんなげんきかな?

                

  おいしければそれでいいのだ。お店の名前は故郷小肥羊。
  内蒙古には行ってみたいけれど、まだ行けずにいる。けれどこの味は懐かしい

  かえりは堺筋にでるほうに向かって歩く。思ったよりも普通の道でした。

      

  みんな三々五々さようならを言うなか、なかしまくんとふくやまくんは

   「マッサージやさんをさがしてくる」といって手を振って日本橋に消えて
  いきました。おいおい、ここは上海じゃないんだ。マッサージも高いよ
  ノスタルジックにさいなまれてそこまで気分がのってしまったんだろうか。

  まあいいか。なかしまくんは次回第五回の幹事の大役なんだものね

 

★故郷小肥羊火鍋
  大阪市中央区島之内2-17-23
  06-6212-0533

    今夜はいい夜だった 


味穂【おなかのすいた夜に】

2010年02月03日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)
 そう。それはいつだったか。こんな夜だった。
    仕事がおわって、なんだか少しお腹がすいたときに、ふとたこ焼きが
    食べたくなったりするのはこんな夜。

 前にいったのはもう去年の春のことだった

 たいていは、そこまで行こうと思う前に面倒だなとか思ってしまうのだけれど
 ふとしたときに、なんとかして夜中でも食べようと思うのは関西人だからという
 ものでもないのかもしれない。前回いったときも今回も、そしてこんな時間に
 食べようと言いだすすべての人は、別に関西人だけであったということはない。

   

 なんば。道頓堀川を御堂筋をはさんでひっかけ橋の反対側。
 いわゆる西心斎橋というところ、というよりアメ村の南といったほうが聞こえが
 いい。宮本輝が「道頓堀川」で、ちょっとすてきなラブシーンを用意したところ。
 深夜というより夜中じゅうやっているたこ焼きやさん「味穂」はそんな場所にある。

  

  ここのたこ焼きは明石焼きで、ソースもののおなじみのやつはない。
  ぼくとしてはそこが唯一残念なのだけれど、それでもこの店はがんこに変えない。

  頼んだのは本日も明石焼き。すぐにやってきたたこ焼きは、ころころに固く、
  だしに浸すと、じわっと溶けてすごくうまい。固さがいいと、このアンバランスさ
  が夜中にわざわざ出かけてきた自分にすごい満足感をくれる

             

  すぐにたこ焼きの追加を注文する。その間にも土手焼。

       

  焼きそばも注文して、ソースものや肉も補給。そういえばきょうはお菓子も
  口にせずに仕事していたのでおなかがすいていたんだ

 

  なすの田楽とか、メニューにはないけど壁のお品がきで見つけたぶり照り

                  

  このぶり照りは最高だった。いつもスーパーのお惣菜コーナーで18時に
  なると138円になるぶり照りとはぜんぜん違っていた。

  たこ焼きもたべて、すっかりお腹も満足したぼくたちは、今夜ここにきたことに
  すごく満足して、夜中にくりだしてきたことを今日のラッキーのひとつだったね
  と言いあったり、いや日付はもう変わってるんだよ。と思いなおしてみたり、
  まるでばかなお話をしながら、

       仕事のこととか、このあと家帰るの遅くなっちゃうなとか、
       そんなことを忘れて、つかの間の休息をしてみました。

     


  あんまりおいしかったのでまた、そのうちいっちゃいそうです。
  でも仕事おわってからって…結構大変                

★たこ焼き 元祖 味穂
  大阪市中央区西心斎橋2-8-33大阪センタービル1F
  06-6213-8806


<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270202/27003566/" rel="tabelog 0900e606d865b84ffd64b7542a0f7e0c7dc42a1a">元祖 味穂  (たこ焼き / なんば、近鉄難波、四ツ橋)</a><br /><span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.0</p>

一風堂はセピア色に。

2009年10月10日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)

 鼻をずるずるさせながら本屋をさがす。

  そう。今日の探し物、その3 本。なのだ

   ①キム・テギュンのTOEICのテクニックに関する本
   ②石田衣良 傷つきやすくなった世界で
   ③その他面白そうなの

  本屋を探すが、本屋そのものがミナミはないのだ。昔は高島屋のB1Fは
  おっきな書籍コーナーだったし、CITY南館のB1Fのどんつきも大きな旭屋
  だったのに… 

  ないものだ。淀屋橋の文教堂あたりにいくことにして、夕食を食べることに
  した。きょうはどうせひとりなのでラーメンでいいやと決めていた。
  
  

  一風堂。さまざまな思い入れのあるラーメン屋だ。九州では食べる機会が
  なかったけれど、上海では「78ラーメン」として2004年に展開開始。
  ぼくの赴任時にはたくさん上海にあった。その後、合弁が決裂したのか
  78は中国単独資本(小南国)となり、味もメニューも変化したようだ。

  赴任直後の思い出深いラーメン屋であり、またKYOKOさんが上海で社長夫人
  と仕事をしたことがある。結局続かなかったのだけれど、人脈を作り知己に
  なったことで自信をつけたことも確かなのだ。第一歩をしるした思い出深い
  ものでもある。

  かつては大阪になかったはず。ここ数年で急速展開を図っているということか。

        

  本日は大阪府立体育館近くの「なんば店」にいくことにした。ひさしぶりなので
  府立体育館そのものに迷ってしまった。ふと気付くとスタート地点の目印の
  パチンコやさんのすぐ隣だった。

    

  本日は体調も考慮して、注文するのはラーメンだけ。そして天下一品的な
  ギトギトした感じのはパス。そしてとんこつも本日は匂いで気にだめだろうから
  細めんの「白丸元味」を注文。固さは「ふつう」。

  そう。ふつうでいることって、案外難しいんだよ( なんのはなし?  )

 

  味もめんもあっさり味で、きちんと食べられました。ねぎ抜きにしたのが個人的
  に、うまく当たったのかもしれない。めんとスープに特化して判定できた。
  OK。このラーメンやさんは大丈夫。

  細いめんはスープの味をちゃんとつけまていたし、スープもくさみが全然なく
  飲めた。あとはチャーシュー。大きめ数枚ついていて、チャーシューメンで
  なくとも満足できる。女の子のお客さんが少ないのはなぜだろう?時間的な
  問題だろうか?今度は夜中に確認できればいいのだけれど。

  あとは守口駅少しあるいたところにある尾道ラーメンも食べてみたいとは
  思っているんだ  いろいろ食べてみたいけど、食費緊縮財政中なので
  がまんがまん。一人で外食は月1回か2回まで。もったいないもの 


  
  ひとりで食べる夕食は味気ないとか、妙にこわがっていたけれどこうやって
  早いうちに食べてしまえば、案外楽かもしれない。

  まあ、体調戻すのが先決だけれど 

                 

  ごらんのようにパチンコ屋さんの隣のなんば店。心斎橋や堀江にも店が
  あるというから今度確認はしてみよう。

  そして食べているうちに、上海を思い出した。まだKYOKOさんやRinNonが
  日本にいるころに、ひとりの晩ごはんは78が多かった。
  なんだか少し奥のほうに甘みのあった78に比べて正統的な一風堂は、
  味で上海を思い出させはしなかったけれど、ぼくが思い出してしまっていた。

  石田衣良の本がほしいのはKYOKOさんに送りたいから。この本は、この前
  友人のAyuさんに借りたばかりなのだ。ぼくの文体に似ていると笑って貸して
  くれたので、すぐに読んでみたのだ。

  送ったら読むだろうか?RinNonが読むにはまだ早いけれど…

すみれ September Love    

  一風堂の創業者が、この土屋昌巳のユニットの熱狂的ファンだったことが
  このラーメン屋さんの屋号の由来らしい。

  なつかしい。。   REMIXして( というか単純にカバーと称するべきかな )
  歌っていたSHAZNAのヴァージョンだって、もう何年も前の話だ。

  ラーメン一杯を食べるうちに、思い起こすものもいっぱいだった。

  思い起こせば、すみれ色ではなくセピア色。ぼくはまだ16歳だった 

★博多一風堂 
  大阪市浪速区難波中3-1-17
  06-4397-6886
  【なんば店】http://www.ippudo.com/store/osaka/nanba.html
  【一風堂】http://www.ippudo.com/index.html
  
78ラーメン出店時のNews (2004.2.4)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/kokuko/shanghai/topics/04/tp0402_4.htm



<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270202/27003207/" rel="tabelog ccf5c3e123cf07d2a7dc967ea21d9898b27a0b01">博多 一風堂 なんば店 (ラーメン / 難波、なんば、近鉄難波)</a><br /><span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>


ジャガーとABCだけど英国ではない

2009年10月10日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)
 台風一過…から何日か過ぎてるけれど。

   風が冷たく感じるようになった。台風をこえて天気はよくなったけど、涼しい
   空気はすでに半袖では過ごせないような気候に変えてしまった。

   でも長袖だと歩くだけで汗をかいてしまったり。微妙な季節にはいった。
   季節がわりのせいの鼻炎なのか、風邪をひいたので鼻水がでるのか
   わからないけれど、からだが3,4日だるいし咳もでるので風邪をひきかけて
   いるのかもしれない。

 連休中は仕事を片付けるものがいくつかある。よって、それほど出かけるわけ
 にもいかない。  そんな様子ではあるけれど、買っておかないといけないもの
 もある。しょうがないので夕方になるのを見計らって、ミナミまで出かける。

(1)今日の買うべきもの。その1   かばん。

  通勤用のかばんだ。先日、台風の日の朝。中部に上陸したNewsをよそに、
  まだ雨が残り、風がきつい中歩いて会社に向かった。

  ようやく最寄駅までたどりついて、パンやお茶を買った(ふだんそんなこと
  しないのだが、その日は朝を食べずに出社したのだ)駅前のコンビニの前。

  財布をしまって、かばんのファスナーを閉め…閉め…しまらないのだ…
  上海で買い求めたBallyの(本物とは言い難い  )かばん。結構頑丈に
  長持ちしていたのだが、ついにやってきた。

  ファスナーがこわれて、閉まってくれない。
  駅前のコンビニで、同僚なども通り過ぎる中、ごみ箱にかばんをのせて
  一生懸命、かばんのファスナーを開けたり閉めたり(閉まらないので、厳密には
  あけたり開けたりだけど  )。たいていファスナーがこわれるのは前フリが
  あって、そろそろ買うかなあ…と思っているうちに壊れるんだけど、こいつは
  突然にやってきた。小田和正なら突然はラブストーリーだけど、ぼくのかばんは
  単純に台風のあとにかばんの寿命がやってきた。

   

  というわけで、かばんといえばミナミ。ジャガーかばん店。いままでも日本で
  かばんを買うならここだった。別にブランドにこだわらなければここの安いの
  で、デザインだって問題ないのが買えるのだ。
  
  

  外にあるものを確かめつつ、中にはいり2Fにあがる。無事中で気にいった
  ものを見つけることができた。
  予算は5000円くらいだったのでなんとかおさまった。

  結構若い女の子も買いにきていて、世間はデフレのねじれにまたはまりつつ
  あるんだってことを間近に感じる。

  そして、買うものはもうひとつあったのだ。

(2)今日の買うべきもの、その2  くつ。
  
  来週からfitnessに通う。すでにウェアは用意したけど、室内用のシューズは
  まだだった。徹底的に安くあげる。効果があがるかどうか疑問だからね

       

  ジャガーかばん店の向かいがABC MARTだった。ラッキー
  夕方の店内は、いろんな人が靴を求めてさまよっていた。夫婦づれが結構
 多かったのは、運動開始の季節でご主人が奥様に促されて引きずられて
 やってきているパターンが多いようにみえた。そんな中、NIKEの安売りのものを
 買い求めた。かばんと靴を買うと、けっこうかさばる荷物になった。
 店の外でちょっと整理がてら休憩する。

             

  ABC MARTの横には自販機があってたばこ休憩するおじさんやお姉さん
  その上には、ちょっとした都会の空がみえる。

  日本は3連休です。少しまだ余裕がある。街にはカップルや仲睦まじそうな
  男女があふれている。  よいことだと思うけど、ぼくを除いて世界は
  くるくると、風車のようにまわっているような気がした。

  

   ふと気付くと、ジャガーかばん店は看板というかアーケードの上にまで
   商品をかざっている。確かに人通り多いし、こうやると目立つ。大阪的で
   すごくいい。でも…買ってからきづくのはどうかなあ…

   ぼくが注意深くないから?それなら風邪ひいてるからだよ。ごめんなさい。

★ジャガーかばん店
  大阪市中央区難波3-3-10
  06-6632-1847
  http://www.jaguar-bagshop.co.jp/

★ABC-MART 戎橋店
  大阪市中央区難波3-6-4
  06-4397-6165

   

ABC - The Look of Love   

 タイトルの意味。ジャガーは車、ABCは普通は放送局だけど日本かアメリカなん
 だよね。英国はBBC。ではABCで英国とはというと、このバンド。
 そう、80'sの憧憬深いあの時期の直前。80年代のBeatlesというふれこみで
 この1曲だけHITしたABC。

 ジャガーとABCが並んでも英国ではなく、コテコテのミナミのお話でした。

   

路地裏の地蔵盆。

2009年08月24日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)

 食べ終わると、まだ20時30分すぎ。かないr早いスタートだったため、
    まだ日が暮れたばかりといった印象すらある。

 少しお茶をすることにして、「外灘紅緑灯」に向かう。もう何度か行ったことが
 あるけれど、千房からひとの多い通りを通らず道具屋筋から直接早くいける
 ことが選択の決め手になったのだけれど。

    

 道具屋筋を右に、なんばパークスのほうに折れてすぐのところにその路地は
 ある。路地の向こうにはピンクというより、そういうカタカナ的言い方を許さない
 ような、薄紅色の提灯の光がみえた。

 地蔵盆だった。
    
             

  小さいころ、父の故郷でみたのは地蔵盆の花火大会でその地方の最大の
  行事だったりした。夏休みのイベントとして今も覚えている。そのころから
  地蔵盆というのは何気なく受け入れていたけれど、実は何の行事かよく
  理解していなかった。

  去年まで住んでいた京都の南部は、それほどこれを意識させるものは
  なかったように記憶している。

  大阪にきて、道々のお地蔵さんのある祠できちんと提灯をかけてお祀りして
  いるのをみて、「ああ地蔵盆なんだ」と理解してもいまいちピンときていなかった
  のだ。幼稚園や公園で子どもたちの歓声が聞こえる地蔵盆のお祭りをみても
  「夏の終りだし、ちょうど子どもに最後の楽しみをあげるのかな?」とくらいしか
  考えていなかったのだけれど。

◆地蔵盆について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E8%94%B5%E7%9B%86

                

  お地蔵さんは子どものための仏さま。だから子どもが主人公なわけですね
  この路地裏のお地蔵さんの前では、場所柄子どもが少ないのかあるいは
  時間が遅くなってきたからか、年配の姿が多く歓談という感じである。
  
   

  外灘紅緑灯は、その地蔵盆の集まる提灯のすぐ横に、ちゃんといつもの
  ようにやっていた。お盆の風習がない中国には関係ないのだろう。
  でもここはいつも静かなお茶ができるのだ。充分地蔵盆の雰囲気にマッチ
  できている。 
  
            

   中には中国人留学生と思える男女が2Fで待機している。注文の言葉は
   かなり流暢だ。友人が彼にどこの出身か中国語で聞いてみてというが
   てきぱきとこなす店員さんに尋ねるタイミングを逸してしまった
   (だいたい男の店員に話しかける気力がないのが原因かも 

           

  店内は静かで、それはいつもどおりの時間だった。お茶を飲み杏仁豆腐を
  食べていると、何人かの男女年配のグループがあがってきた。老板風の
  男性が案内して、ぼくらの隣のテーブルにみんな丸く座る。

  うるさいというほどではないけれど、精力的な会話が続く隣のテーブルに
  明日は仕事だよ、と言われているようで、少し溜息がでた。

 

 1Fは初めてまじまじと見る時間があった。中国語の会話がぼそぼそとあって
 カチンカチンと鍋とおたまのあたる音がひびく以外は、わりと静か。

 地蔵盆があければいよいよ夏もおわりなんだろう。きょうは風も涼しくて
 なんだか今年の夏はなんにもなかった気になった。 

        

  扉の向こうは地蔵盆の提灯が少しみえる。

  夏が終わって、この秋に、ぼくにはいったい何があるだろう。
  すごく何かに打ち込まないといけないだろうことは確かなんだけれど。 

            

★外灘紅緑灯
  大阪市中央区難波千日前15-3
  06-6645-0789
  http://www.shanghai-deli.com/


  

Summer(菊次郎の夏) - 久石譲




<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270202/27011490/" rel="tabelog 49c70732f5f7c63f9a81f35fa356daa58f4fd163">外灘紅緑灯  (飲茶・点心 / 難波、なんば、近鉄日本橋)</a><br /><span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.5</p>


ぬかるみの世界

2009年08月24日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)
 電車にのっておりたのはなんば。

   0101の手前の階段をあがるとそこはやっぱり快晴の空。

   高島屋の向こう、月がでている。夕方なのだ。このカメラででもこんなに
   なんだかステキな写真の撮れるステキな日なのだろう。

   そんな素敵な日に下痢して困っているぼくというのも少し切ないものだ

   

 本日は結局お好み焼。ソースものは刺激物になるのならないの?というのは
 自問自答したけれど、まあ無理して制限するほどでもないなと思い返して
 こう決めた。

            

  お好み焼といえばいろいろあるけれど、きょうはメジャーな感じでいこうと
  思う。メジャーどころといえば千房か風月かぼてじゅうだろうか。
  ようはなんばか鶴橋か千日前か、ということになるが友人とも相談して
  なんばに。といいながら千房で一番有名なのは千日前本店なのでそこに
  した。

     

  店内は若い男女、あるいはたまにおじさん1人、といった構成ですでに
  3分の2近くが埋まっていた。いつもの調子で残業していると入れなかった
  かもしれない。

 

  ここは「ぬかるみの世界」でおなじみの千日前店。あのころは裏メニューで
  「ぬかるみ焼き」というのがあったと聞くけれど、今日はそんな勢いのある
  お腹具合ではないので通常に、焼きそばとお好み焼を注文する。

  1人ならばモダン焼きとしてひとつにまとめるのもいいのだろうけれど
  ぼくはあのモダン焼きの「お腹にはいれば一緒なんだからまぜちゃえ」的な
  感じがどうもあまり好きになれないのだ。

              

  ミックス焼きそばと、お好み焼。別々でいいじゃない。そうすると、

     

  少し元気になったお腹は、ビール  をもう一杯なんて欲しがったりはしない
  けれど、もやし炒めくらいは食べようと思ってくれるのだ。

  

 

 お好み焼やさんは若者かちょっと年配くらいの人がいくものではあるかも
 しれないけれど、たまにはこんな店もいいのだ。なにしろそんなに高くないし

                

★千房 千日前本店
  大阪市中央区難波千日前11-27道風ビル1~2F
  06-6643-0111
  http://chibo.com/index.php

 「ぬかるみの世界」。日曜日夜中にはじまるOBC(ラジオ大阪)の番組。
 トークだけで番組を成り立たせる走りで、まあ言えばパペポをラジオで実験的に
 ずっとやり続けていたのだ。新野新と鶴瓶。

 でもぼくはあまり聞いていなかった。平日にはヤンタンやヤンリクやらオールナイト
 ニッポン聞いていたけれど、いわゆる’ぬかるみん’だった記憶はないのだ。
 ちょっと暗い番組くらいな認識だった。トークの重要性をあまり理解していなかった
 こともあるだろう。高校生なんて認識違いの3年間なのだ。 

     

 千房の前には変なモニュメントというかモアイみたいのが建っている。ここって
 なんばオリエンタルホテルじゃなかったっけ?

 ホテルは上位階にはまだありそうだった。1Fがドラッグストアになったりこんな
 ものがドアマンのかわりに建っていたり、せせこましい なんばグランド花月の
 界隈を際立たせてしまっている。昔はこっちが入口で少し格調高かったんだ
 けどなあ…

  大阪はちょっと目を離すと、不景気にあおられると、すぐコテコテに戻りたがる。
  これは法則なのだろうか。深層意識の顕在化っていうやつだろうか

 

  でも悪くないのだ。今からおもえば「ぬかるみの世界」だって悪くなかったと
  思えるのと同じように。

Dave Grusin - Catavento(ぬかるみの世界 OP曲)


 


<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270202/27002621/" rel="tabelog e1a82d8df97f3cbd6e65944ddc144d1c18837fd6">千房 千日前本店 (お好み焼き / 近鉄日本橋、日本橋、難波)</a><br /><span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>

アイドルを探せ

2009年08月13日 | 大阪chouchou(ミナミ・鰻谷・日本橋)
 今日はまだ終わらない。そのまま通りを東西に。堺筋を越え、オタロード側へ。

 次は「メイドさんのいるSHOT BAR」です。 

  着いたところはこんな感じ。たしかにさっきと全然違います。

           

  でも中はしっかりメイドさん…それも美人な人たちばかりで、とりまく男性も
  もろヲタから、そうでなくがんばっている人たちまで。そうでない人たちが
  リーマン風に見えないのはご愛嬌なのだろうか・・


  注文したのはジンバック、ジントニックなどカクテル。メイドさんの制服とは
  いえ、きちんとシェーカーを振る姿は堂にいったもので、そのあたりは内装の
  シックさとも相まって、十分普段でも使えるじゃないかと思わせてくれます。

  ようはおしゃれなのです。そして美人が多い。回転率はどうなのだろうと考えて
  みるとそれは通常のSHOT BARより少し長い。それはしかたのないことかも
  しれない。

    

 チョコとナッツ。乾きもので時間を過ごしながら…

 メイドさんは、りのさん・ゆいさん・せいらさん…が美人でした 
 あとから友達が「そういう店なら2ちゃんねるでよくコメントしてるよ」というので
 覗いてみると確かに…

 なんかすでにこの時間帯に一緒にいた人たちがコメントしてました。
 3人とも揃う、タイミングなんかめったにないらしく大騒ぎでした。
 そういうもんなんだ…

 注文まちで手持ちぶさたにしているときに、初音ミクの踊りを一生懸命
 口ずさみながら練習していたゆいさんは、店に行った男が彼女にあえないと
 「心が醜いから見えないんだよ」といわれるほどの清純派の人気。
  (ティンカーベルか?  )  

                       

 アルコールは2杯はいったころ、あることに気づく。コーヒーを注文すると
 メイドさんがまぜまぜしてくれているではないか。 最初に気づけばよかった

 というわけで酔い始めているのにコーヒーを注文。

 えざわくんと、ぶっちくんはりのちゃんが混ぜてくれました(いいなあ)。
 ぼくとすずきくんは、ゆいちゃんがまぜてくれました。2人分いっぺんでした。
 「なんだか、めんどくさそうだから?」と聞くと、

  そんなことないですよ、歌うたってあげますよ 

  といってなんだかハミングしながら(2杯一度に)まぜまぜしてくれました。
  まわりの女の子はみんな「うわー、初めてみた  すごーい」って
  盛り上げてくれましたが、ぼくには正直なんだかよくわかりませんでした 

     
   
  それでも、水をいれてもらったりこちらに来るたびにお話して、雨が降り始めて
  やむのを待つ間の楽しい時間を過ごしていると…

  「カプチーノを注文するとお絵描きさせてもらいます」 

   でもね、りのちゃん。ぼくはもう おなかがたぷんたぷん  音がするくらい
   いっぱいだから・・・ 

   だから・・・

   「もうちょっとしたら注文します」 
  
  すずきさんや、えざわくん、ぶっちくんは「もう飲めないのに、サムライですね」
  と持ち上げてくれるんだけど、次いつくるかわかんないし、まあどんなのか
  知りたいですよね。

  メイドさんの写真撮れないんだから、せめてカプチーノ撮ってもいいじゃない。

     


  こうして注文した、この日最後の飲み物。カプチーノ。
  アルコールのあとに、こんな濃いもの飲むの初めてです。
  なにが濃いかというと、りのちゃんが描いたハート   がのってるのだ。
  いいだろー。 
  なんかぼくでも描けそうな気持ちも若干したけれど、こういうの気持ちだから。

                            

     こうしてハートの絵のかいたカプチーノ2杯に、アンパンマンの絵の
     描かれたカプチーノ2杯で、ぼくたちは残りの時間を雨宿りで外を
     見ながらすごしていたのでした。

     ほんのりあったかい夏の夜でした。 



     あとの3人もなんだかんだとカプチーノ飲んでるじゃないか 


★MILK CAFE
  大阪市浪速区日本橋5-18-21
  06-6646-5523
  http://milk.penne.jp/new/framepagemilk.html



 面白かった。 ホントに異世界みたいでした。あのヲタにみえた じゃらじゃら
 したものを腰にぶらさげてたちょっとはにかんだ若者グループも、ちょっとメタボ
 で(ぼくも言えない  )ひとりでビールを飲んでお土産をだしていたサラリーマン
 にも、平等に…公平に…メイドさんは笑顔で、コーヒーをまぜまぜしてくれる。

 りのちゃんは言っていた。「いろいろまわってたけど、この店が一番カッコよかった
 んです。」

 そう、メイドさんだって、メイドさんになろう!ってあこがれて日本橋にやってくる。

 ・外で見かけても声をかけないでください
 ・写真は撮らないでください

 身近な、一番近くにいるアイドルなんだ。
 B級やC級なアイドルに、首筋おさえて声張り上げるより、おとなしくコーヒーを
 まぜてもらう手を見ているほうが、涼やかでほんわかしているものなんだと
 納得する。


 アイドルを探せ 


 もちろん菊池桃子の歌ではなく(古い)、正統派シルヴィー・バルタンの歌。
 そういうことなのだ。癒しはそんなところから、日々の喧噪や、こころにひっかかる
 とげみたいな、ささやきも消してくれるためにやってくる。

 それは堺筋付近にくれば、癒されるというわけだ。


シルヴィ・バルタン あなたのとりこ Sylvie Vartan/Un Enfant Soleil
  流れ的にシルヴィー・バルタンならタイトルどおりの歌でしょう? 

  でも、そうでもないのだなあ。

  日本橋をみていると、なんだか若かったころを思い出して、この歌のほうが
  しっくりきてました。メイドさんを見ていると、なんだか 何にもできずに
  もじもじしていた、まだアニメもいっぱいリアルでみていた、自分の妄想高校生
  のころを思い出させてくれて。


  この曲がいわゆる「青春ソング」のように聞こえるのは、たぶんに
  映画「WATER BOYS」の影響なんだろうけど。

  でもいいじゃない。夏だから   


     雨でしたけどね、きょうは。 

  がんばれ、男の子。そして、ぼくもまた行くことがあるだろうか…

  なんかあるような気もするけどね…  でもまだちょっと一人はこわいですね 




<p><a href="http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270202/27013110/" rel="tabelog 4428e3b4a5111383c34c23d0116e1a1061100a61">Milk cafe  (カフェ / 恵美須町、難波、今宮戎)</a><br /><span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5</p>