朝食後、風呂にはいってようやく一息いれると、チェックアウト
までの時間を文化遺産の見学をしようということに。近いところで
ホテルの裏の盤門に行きました。
盤門は水路兼城門。春秋戦国時代に呉の宰相であった伍子胥(ご
ししょ)の墓があります。呉越同舟、臥薪嘗胆などの故事にからめて
いろいろ家族の要望に応じて説明してあげたのですが、復讐続きの
物語は朝する話としては、あまりそぐわなかったのか、子供の興味
まるでなし。こういうときに父親はかなしい
歩いて盤門に向かう。地方の色がまだ濃い交差点。自転車が多く
行き交う。右折してすぐに盤門があるというのに。。
気づくと家族が自転車タクシーに乗っている。1元でいいという
誘い文句にのったらしい。仕方ないので一緒に乗ることにする。
自転車タクシーは昨晩のバイクタクシーと違って、当たり前だが
スピード感にやや欠ける。ただ情緒はある。情緒はあるが・・・
目的地を越えてもまだ走る。おーい・・・
結局止まってくれたのは、行きたかった瑞光塔の入口ではなく
水門側の入口。よくわからないのだけれど、やたら入場料が
高い。50元+塔の入場料6元。おかしい・・・よくみると表演や
なんやかやと含まれている。演劇を見る時間もないし見たい
わけでもない。意を固くして、塔の入口まで戻る。25元+6元。
やっぱり・・・
なんでも確認するもんだ・・
確認するかどうか、夫婦で逡巡中に子供は暑さのために
アイスを購入。学校でもこれが流行しているという気持ち悪い
これを喜んでぺろぺろ舐めてました。
ようはアイスの外をグミでコーティングしているのですが、ぐにゃ
ぐにゃして気持ち悪い。からだにもよさそうとはとても思えない。
ただ小学生はいつも体に悪そうなものが大好き。自分も変な
駄菓子をよく食ってたことを思い出して、毒物だけは入ってない
ようにと少しお祈りをした次第。。
さて、盤門。なかは広くてきれいでした。ゆうべからホテルの廊下
から見ていたので理解していたけど暑さの中歩くのは大変でした。
でもきれい・・
ホテルもこうやってみると考えて風景に溶け込むように作ってる
なあと感心。メガホテルチェーンは投資の回収見込があるなら
いくらでも投資できるんだなあって感心しました。
でも奈良や京都や大阪で、ではそんな建物があるかというと
全くない。大阪のニューオータニが大阪城風かといえばまったく
違う。政府側の発想とか柔軟性というのが根本的に違ってる
のかもしれない。また悲しいひとコマを見た気分
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