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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月10~11日 コロナと時化た海

2021年06月12日 | 日記
10日は、掛かり付けの病院に電話。

コロナワクチン注射の、予定日を聞いた。

7月に入っての注射と、予定日の確認が取れた。

注射時間は、午後2時から4時の間となっている。

「貰わない、移さない」を、気を付けている。

平日なので、船から帰ってきて、病院に出向けば良いだろう。


コロナが早く終息して、孫達と楽しい時間を過ごしたい。




11日の朝は、船着き場では南東の風が吹いている。

自宅を出る頃には、既に風邪が吹いていた。

「時化てきたら、引き上げます」

と、お客様と話して、大島の内場に出てみた。




南東の風がやや強く、既にウネリが出ている。

先日は、フグらしい気配もあったので、内場でも気になる。

ベイト反応は、まずまずの感じで出ている。

何か、強いアタリはあったが、針掛かりしなかった。

アタリが来て。針掛かりしてきたのはカイワリ。


天気予報では、10時アタリから風が強くなってくる予報。

雨が降る気配が無いのが、幸いだ。

雨が降ると、雷が気になる。


「ロックをやってみたいです」

お客様からの要望に、浅場に移動。

海底の岩場を丁寧に探っていくが…。

南よりの風の時は、何故がアタリが少なくなる。


アタリが来た。



鬼カサゴだった。

高級魚なのだが、棘に隠された毒が怖い。

直ぐに海に帰す。


その後は、思うようなアタリが出なくなった。


「南東の風が強くなる前に、帰りますか」

南東の風は、帰りは追い風になる。

ウネリが高くなる前に、帰港した。

6月9日 真鯛がヒット

2021年06月10日 | 日記
久し振りの真鯛のヒット。

ダブルヒットで、楽しいやり取りを見る事が出来た。

喜びの、グーダッチを交わす。

一方で、心配事も出てきた。

ラインを音もなく切っていく、フグと思われる心配事だ。



ポイントに向かう途中も、前日からの赤潮が気になって居た。

一筋の赤潮が、見えている。

「アタリが出るだろうか」

「ベイトは居るだろうか」

ポイントに入って、直ぐに確認する。

「ポツポツですが、ベイトは居ますね」

小牧さん、三木さんが、竿を出していく。

なかなかアタリが、出てこない。

時折、鰺子が針に掛かってくる。

その鰺子に、何かが食い付いた。




小牧さんに、強いアタリが来た。

獲物は、思い切り走っている。

「ブリかな。そうだと嬉しいな」

期待と不安が入り交じる中、慎重に巻き上げていく。

船の沖合に、獲物が浮いた。

「ニベです」




93センチの、大ニベだった。

「腕が痛い」と、小牧さんの感想。


船首では、三木さんもアタリを捕らえている。




「重たいです」

見えてきたのは、真鰺のダブル掛け。




40センチ前後の、太った真鰺だ。


しかし、ここからアタリが出なくなっていく。

船の近くに、赤潮が流れている。

「これが、影響しているのかな…」

ポイントを移動しながら、アタリを探る。


何処に移動しても、鰺子、鯖子、鰯などが針掛かりしてくるだけになった。


「どうしたモノだろうか…」

色々探りながら、ベイトを探す事にした。


本来のポイントから、離れた処にベイト反応が出てきた。

「やってみましょうか」







三木さんが、アヤメカサゴ、真鰺を釣り上げる。

「何とか、アタリが出てきた」

気持ちが、少しホッとする。


二度目の流しに入った時、小牧さんがアタリを捕らえた。



「結構、走るよ」

竿先を叩くアタリに「真鯛だと思う」と、慎重なやり取り。


船首で「俺にも来た」と、三木さんの竿が曲がった。



三木さんのアタリも、竿先を叩くアタリ。

「真鯛のダブルヒットですね」

笑顔でのやり取りが、始まる。


「浮いてきました」と、無事にタモに納める。




2キロ超の、真鯛が嬉しい。

「一緒に、写真撮ろう」と、真鯛を手にする笑顔を“はい、パチリ”


真鯛の釣果も、久し振りな気がする。

嬉しい気持ちを、グータッチで交わす。


しかし、この頃になると、北東の風が強くなってきた。

風を気にしながら、流しに入る。

真鯛が釣れれば、気持ちが楽になる。


そんな気持ちで流していると、小牧さんにアタリが来た。





「これも、真鯛だと思います」

竿先を叩くアタリを楽しみながら、巻き上げていく。

獲物が浮いてきた。

「真鯛です」と、笑顔が輝く。





これも、2キロ超の綺麗な真鯛だ。

「やりましたね。真鯛2匹は良いですね」

「アタリが出なくなった時間の時は、どうなるのかなと不安だったけど、良かったです」

良い結果が出てくれば、これ程、嬉しい事は無い。



釣果が有った中、心配事も出てきた。

フグと思われる「何の抵抗も無いまま、切られた…」状況が出てきた。

合計で、6度の高切れ。

正体は、見ていないから分からないが…。

これまでの状況から、フグが出てくる時期でもある。

困った事になるのかな…。

6月8日 赤潮が発生

2021年06月09日 | 日記
去年も、赤潮が発生した記憶が有る。

確か、今頃だった様な気がする。

海中が富栄養化になって、酸素が不足していく。

確かそんな状態になっていくのでは、無かったか。


昨日からの、潮の異変に苦戦している。

「釣果を求めて、朝間詰めに入るポイントを変えます」

風が北西になっている。

時間経過と共に、海も凪になっていく筈。


魚礁周りから攻めていく。

ベイト反応は、まずまずと言った感じだ。

「ベイトの正体が知りたいですね」

そんな話をしていると、黒原さんにアタリが来た。

「ベイトの正体が分かりますよ」




真鰺が、ヒットしてきた。


上野さんも、アタリを捕らえている






良型の真鰺が、上がってきた。


「釣れる内に、鰺を釣りましょう」

昨日からの潮の不調に、何とかして釣果を上げたい。








高妻さんにも、アタリが来た。

良型の真鰺が、ポツポツと上がってくる。

「嬉しい釣果」に、ホッとする。


鰺の釣果が、気持ちを楽にしてくれる。

移動するポイントは、迷ったが…。

この時期は、やはりイサキを狙いたい。


浅い岩場に移動する。


しかし、浅場では、海面に赤潮が薄く漂ってる。

海中の“ノロ”みたいな汚れも漂っている。

そう言った漂流物の少ないポイントに入る。




上野さんにアタリが来た。




40センチを超える、真鰺が上がってきた。

「これは、大きいですね」と、笑顔が輝く。


高妻さんも、アタリを捕らえている。








真鰺、ウッカリカサゴ、ニベと、順調にヒットだ。








黒原さんの真鰺も、良型。

連発するアタリではない。

ポイントに見当を付けて、拾い釣りの様な感じになっている。


潮がイマイチなのだからか、針はずれが多い。

周りにいる仲間からの連絡も「針はずれが多い」と、言っている。


昼過ぎになると、赤潮があちらこちらで見られる様に広がってきた。





赤潮の不調の中、頑張って頂いた高妻さん、上野さん、黒原さんには感謝申し上げたい。

6月7日 潮に異変

2021年06月09日 | 日記
時間経過と共に「何か…潮が変だ…」と、思うようになった。

潮の、何が変に感じているのか。

「動いていない」「下潮が速すぎて、仕掛けが落ち着かない」「二枚潮になっている」等々の日常に良く感じる事とは、少し違う気がする。

気が付いたのは、午後便で出た時だった。

“赤潮”が、発生していた。



ベイト反応は、良い感じで出ている。

「アタリが来ても、良いはずなのだが…」

なかなか、ヒットに結び付かない。

漸くのアタリは、日高さんに来た。




良い感じの、竿の曲がり。

「おっ、来ましたね」と、嬉しくなった。




上がってきたのは、良型の真鰺。

ジグにヒットしてきているのを見ると、魚の活性は有る気がするが…。

後が続かない。

簑原さんも、頑張っているのだが、アタリに繋がらない。

1時間、2時間と、時間が過ぎていく。

「潮がおかしいな…」

このアタリから、潮の変化に疑問を感じ始めた。

「気分転換に、ロックフィッシュをやりますか」

干潮の潮止まりから、満潮の潮が動くタイミングで、魚の食いに変化が出る事を期待する。


しかし、ロックフィッシュには“凄い大物”が潜んでいた。


水深10メートル前後の、浅場を攻める。


簑原さんが、アタリを捕らえた。

良型のアカハタに「お土産確保」と、ホッとする。




良型のアカハタも、ヒットしてきた。





日高さんには、大アタリが来ている。




水深が浅いだけに、走られたくない。

太いリーダーで、相手の走りに耐える。

「何だ、これは」

竿を握る手に、力が入る。

「あっ…」

針が外れた。

「くっそー!何だ今のは!」


竿が凄い力で、海面に突き刺さらんばかりの、曲がりを見せた。


簑原さんの、頑張っている。

アカハタを、順調に釣り上げている。






良型が、連発してきた。


日高さんも、仕掛けをより太くして、大物に挑む。

「絶対に取ってやる!」

強い決意で、仕掛けを入れる。

アタリが来た。




相手の凄い力で、竿が立てられない。

「頑張って!」

傍らで、固唾をのんで見守るしかない。

竿が思い切り伸される。

「竿が折れる」

水深が10メートル位なので、直ぐに岩場に走られる。

耐えるしかない場所だ。

「ウウッ、オオーッ」




日高さんの口から、唸り声が聞こえる。

相手は走り、日高さんは耐える。

「浮かせられるかも知れない」

そう思った…が…。

バチッと、リーダーが切られる音がした。

「ウオッ、何じゃ今のは。化け物が居る」

強烈な格闘の後に、大きな驚きが表情に表れていた。


「次は、取っちゃるど」

ジギングは、潮の異変に大苦戦。

しかし、ロックフィッシュは、大格闘と好釣果を得る事が出来たが…。


複雑な心境で、船着き場に帰る。


午後便の、佐藤さんと私の従兄弟の信司と、交代する。

信司と日高さんは、親しい仲。

笑顔で挨拶して、交代する。

「ロックでやられた」と、日高さんが信司に伝える。

「頑張ります」と、信司が答えている。



午後からは、北東の風を覚悟で、南に下る。

「今日は、ロックオンリーで行きますね」

何カ所かの、浅場を回る事にした。

ロックフィッシュ得意の佐藤さんが、信司の指南役。





最初のポイントは、岩場が波を被っている。

海底は、ゴツゴツした岩場。

「瀬掛かりは、お友達よ」の覚悟で竿を振る。


最初のアタリは、佐藤さんに来た。




続けてアタリが来る。



瀬掛かりに苦しんでいた信司も、アタリを捕らえる。




35センチの良型だ。

「釣りました」と、笑顔が良い。




荒い岩場から、アラカブもヒットしてきた。


少しずつ、ポイントを移動していく。

以前から「彼処で、やってみたい」と、思っていたところを巡っていく。


佐藤さんも「雰囲気を感じるところでは、ヒットしてきますね」と、釣果を重ねている。





信司も、佐藤さんにアドバイスを貰いながら、釣果を上げている。






二人共に、順調に数を重ねていく。


「移動しましょう」

夕方になって、風が落ちてきた。

海上も凪になって、走りやすい。


沖合に出てきた。

「此処は、浅いところで5メートルだよ」

「瀬は、もの凄く荒いよ。瀬掛かり必至だよ」

ここでも、最初のヒットは佐藤さん。




鬼カサゴも、ヒットしてきた。




海底の荒さに苦戦しながらも、信司が釣果を上げている。







「今日は、ロックフィッシュに専念して、頑張りました」と、笑顔が輝いている。



釣りの途中に、海面に赤い物が筋になって浮遊しているのが確認。

「これ、赤潮ですよね」

沖合には、赤潮の太い筋が出来ていた。

「うわっ、これは大変だ。潮がおかしくなっている」

そんな不安を抱えて、午後便の釣りを終えた。

6月6日 お父さんは、大忙し

2021年06月07日 | 日記
釣り大好きの兄弟。

瀬川煌汰君、湊君の仲良し兄弟。

「アカハタが釣りたい」と、お父さんと一緒に釣りを楽しむ。



午後から夕方を狙って、船を出す。

裸バエアタリに来ると、東風がやや強く吹いている。

「風が有って、波がありますね」

瀬川さんと相談して、大島の内場に移動する。


内場に入り、直ぐに竿を出す。

仕掛けと餌の準備は、お父さんの役目。

仕掛けを入れて、直ぐに煌汰君にアタリ。







釣れたのは、真ハタの子供とアカエソのダブル。

「引いたね」と、聞いてみた。

「ちょっと、引いたよ」と、笑顔で返事が返ってきた。


湊君も、頑張っている。







お父さんに手伝って貰って釣り上げたのはアラカブ。

「釣れたよ」

笑顔でVサイン。

煌汰君、湊君の楽しそうな笑顔に、お父さんも笑顔で楽しそう。


時には、竿先が一気に持って行かれるアタリも来る。

「瀬に入られた」

お父さんが、懸命に瀬から引き出そうとするが、なかなか出てこない。

瀬に擦れて、リーダーが切れた。


浅い岩場で竿を出している分、瀬掛かりも有る。


水島の浅場に、移動してみる。

波があって、流れが速い。

何かの強いアタリが来るが、直ぐに瀬に入られた。

波が少々荒れ気味になっているのを避けて、元の内場に戻る。


アタリは直ぐに来た。




煌汰くんに、アラカブがヒット。

その前に鬼カサゴが来ていたので、間違えないように確認する。


湊君にもアタリが来た。





小型の真ハタが、ヒットしてきた。


アタリが来ると、二人の笑顔が楽しそう。

途中からは、酔い止めが効いて「眠たい」と、ウトウトする時間もあった。


狙っていたアカハタのアタリが、出なかった。

「アカハタが来なかったね」

「また、頑張って釣ろうね」と、声を掛ける。

「また、釣りに来ます」

と、笑顔で返事が返ってきた。