釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月30日 変化の兆し…かな

2019年08月30日 | 日記
夜中には、結構な雨が降っていた。

朝ゆっくり寝て、目覚めると雨は降っていない。

風も、そんなにある様ではない。

「天気予報に、惑わされたか…」



船付き場には、一台の車も止まっていない。

やはり、みんなも天候の崩れを、警戒しているようだ。

「午前中だけでも、近場には行けたかも…」

そんな、気持ちになった。


しかし、昨日の夕方の会場で見た稲光は、やはり怖い。


朝間詰めの太刀魚が、当たっている中、沖合のポイントにも行ってみた。



南よりの風で、深場には行かなかった。

1日目は、ベイトを探すのに、一寸苦労した。

2日目に沖合に出てみた時に、一寸した変化があった。

これまで、2ヶ月近くベイト反応の無かったポイントに、ベイト反応が出る様になっていた。

「海の変化の兆し…かな」

そう感じるくらい、ベイトの幅が広かった。


それも、1カ所だけでは無い。


合計3カ所のポイントに、ベイト反応が復活していた。



まだまだ、残暑は残っている。

しかし、9月になり10月になって、風が涼しくなってくる頃には、カンパチ等が活性を見せてくれるかも…。

一つのベイト反応で、期待過ぎる積もりはない。

でも、船釣りはベイト反応が、釣果の大部分に影響する。


ベイト反応が、少しでも良い方向に変化すれば、ハガツオに期待したい。

8月29日 今日も、南西の風強し(午前も午後も)

2019年08月30日 | 日記
「今日も沖合には、出られないかもしれません」

出船前の会話が、最近は決まり文句みたいになっている。

「出られない時は、タチウオに専念しましょう」

午前便の小池さん、福ちゃんに、天気を含めた現況を説明する。

最初は、タチウオから入る事にした。




夜明け前にポイントに入ると、既にボートが3隻来ていた。

他人の釣果は、やはり気になるが、どうなんだろう。

ベイト反応のある処から、釣り開始。

直ぐに、小池さんにアタリが来る。



福ちゃんにも、ボツボツとアタリが来ている。

指3本クラスが、当たっている。

しかし、アタリの出方にも、最近は斑が出始めている。

当たるときは連発するが、アタリが出なくなったら、暫く続く。

そんな悪条件の元は、潮の動きが悪い事に起因しているように思える。


沖合の潮も、やはり動きが悪い。

潮速を見ているが0.2ノット前後と、船は流れず一カ所に留まっている感じだ。

それでも、休まずにジグをシャクリ続けていた、小池さんにアタリが来た。



 



イトヨリに、タチウオ、真鰺がヒットしてきた。

本命としている青物、真鯛以外は、なんとか食い付いてくる。


ポイントを何カ所か変えてみても、塩の動きが悪い事に変わりはない。

潮が動かない上に、南東の風が強くなってきた。



南東からのウネリも、徐々に高くなっている。

「バタバタ成る前に、移動しましょうか」

再び、タチウオに戻る事にした。


他の船は、帰った様だ。

魚探を見ていると、ベイト反応はある。

もしかしたら、お日様が真上に来ても、アタリがあるかも。


小池さんに、アタリが来た。

「結構、引きますよ」

やがて、キビレタチウオが姿を見せた。





指4本の良型だ。

福ちゃんにも、アタリが来た。

力の強いキビレタチウオの引きを楽しみながら、ラインを巻き上げている。



指5本の大きさに、笑顔になる。

指3本クラスも、ポツポツとヒットしてくる。


風が、南東から南西に、変わってきた。



12時を過ぎて、午後便と交代する時間になった。



船着き場に帰り、午後便の三木さんと交代する。

「風がチョット強いですね」

「沖は、無理ですね」

「そうですね。タチウオに集中しましょう」

そんな話をしながら、ポイントに入る。

南西の風が強くなり、白波が立っている。


そんな中で、一投目から三木さんにアタリが来た。



ドラッグ音が鳴り、ラインが引き出される。

「この引きは、タチウオですかね」

「タチウオですよ。キビレの大きいヤツだと思います」

海中に、光る魚体が見えてきた。

「おおっ、此は大きい」





指7本の、ドラゴンだ。

「初っぱなから、大物を釣り上げましたね」

「凄い引きですね」

三木さんの笑顔が、輝いた瞬間だ。


南西の強風に押されながらも、タチウオのアタリはポツポツ出ている。

指3本クラスが多いが、ホール重視の誘いで連発している。

「二桁は、いきましたかね」



アタリが出たのとほぼ同時に、外れると思っていたのは、ハリスが切られていた。

また、針掛かりしたタチウオを、他のタチウオが襲いかかって、頭だけが上がってくる場面もあった。



タチウオは、獰猛で共食いする。




夕方には、南西の風が治まると思っていたが、なかなか治まらない。

仲間から「雷注意報が出たよ」と連絡が来た。

やがて、南の方角に稲光が出始めた。

「帰りますか」

雷が、近づく前に帰港した。

南西の風強し

2019年08月28日 | 日記
「今日は、沖には出られないかも知れません」

「南西の風が強いような事を言ってましたね」

早朝の、出船前の会話。

浅場でのアカハタ狙いのロックフィッシュは、無理かも知れない。

天気に対しての、不安と少々の期待を持って、まずはタチウオ狙い。



ポイントに入ると、船の多い事。

10隻近くの船が、タチウオ釣りに来ていた。

他の船から少し離れて、竿を出す。

ベイト反応が有れば、アタリは出るだろうとの観測をしている。

広峯さんに一投目から、アタリが来た。



指3本クラスのタチウオ。

一投目からのヒットは、幸先が良い。


黒原さんにも、一投目からアタリが来た。

しかし、一発でリーダーが切られた。

タチウオが大きかったようだ。

その後に、直ぐにアタリが来る。



指3本クラスのタチウオだ。


広峯さんに、強いアタリが来た。

コンスタントに、タチウオを釣り上げている広峯さん。

「これは、良い型だと思います」



上がってきたのは、指5本クラスの良型だ。

「これだけ有れば、嬉しいですね」

広峯さんの笑顔が、輝く。


9時前くらいまで、タチウオがポツポツとヒットしてくる。

しかし、沖のポイントも気になる。

「ちょっと出てみますか」

沖合に出てみるが、やはり南西の風が強い。

ウネリも、南東からのウネリがやや高い。


南西の風に向かって竿を出していた広峯さんに、ひったくるようなアタリが来た。

やり取りの最中も、良い引きを見せている。



上がってきたのは、ダブルヒットしたオキアジ。

釣り上げた直後の、七本縞が特徴だ。

しかし、南西の風が止む気配もない。

再び、タチウオ狙いに移動する。


南西の風は、避ける場所がない。


黒原さんに、アタリが来た。





指4本クラスの、良型だ。

「良型が来て、ホッとしました」と、笑顔の黒原さん。

昼近くになっていたが、一流し毎にアタリが来る。

広峰さんにも、アタリが来た。



これも、指4本クラスの良型だ。

「今日は、久し振りの釣りだっただけに、これだけ釣れて楽しいです」

楽しいと行ってもらえる言葉は、私も嬉しい。


ただ、南西の風が強いままなのが、チョット悔やまれる。

 

8月27日 沖へ出てみる

2019年08月27日 | 日記
夜明けと同時に、ポイントへ走る。

「今日は、釣れるだろうか」

毎回、出船時に港内を走りながら、そんな不安が頭を過ぎる。

今日の出足は、そんな不安を吹き飛ばしてくれた。



ベイトを見つけ、早永さん、高橋さん、河野さんに「やりましょう」と声を掛ける。







河野さんには、キビレタチウオの良型が、ヒットしてきた。

タチウオのアタリは、直ぐに出た。

指3本~5本クラスが、主になる。

順調に釣果を重ねていくが、針外れも多い。

タチウオは、食い込みが悪い魚のようだ。




早永さんに重々しいアタリが来たが、その正体は、エイだった。


8時過ぎに、タチウオのポイントを離れ、沖のポイントへと船を走らせる。


ポイントに入ると、流れの速さが気になった。

「0.3ノット前後と、動きが悪いです」

ベイト反応は、良い形で出ているのだが、潮が動かないと魚が活性化しない。


高橋さんに、良い引きをするアタリが来た。



「真鯛かな、ハタかな」

色々と想像しながら、獲物が上がってくるのを待つ。

「あれ…サメだ…」

潮の動きが悪い証拠だろう。

期待が大きかった分、落胆の色が隠せない。


河野さんにアタリが来た。

 

コトヒキが上がってきた。

沖に出て、コトヒキが来るのは珍しいが…。


ポイントを変えると、高橋さんにアタリが来た。

「エソやろうか…」

獲物が上がってくるまで、チョット弱気になる。



上がってきたのは、シロアマダイだった。

「やった、シロアマダイ高級魚」と高橋さんの笑顔が輝く。


河野さんにアタリが来た。



高橋さんにも、続けてアタリが来た。



タチウオがヒットしてきた。

タチウオの産卵期だけに、広範囲にタチウオが寄ってきているのだろう。


沖合の潮は、0.3ノット前後とハッキリしない。

「浅場に、ハタ狙いで行きましょうか」

水深20メートルを切る浅場に、移動する。

最初のアタリは、河野さんにヒットしてきたオニカサゴ。



美味しいけど、棘に注意。


アカハタもヒットしてきた。

河野さん、早永さんがダブルヒット。



暫くは、アカハタがヒットしてきた。







1キロは超さなかったが、良型のアカハタが楽しませてくれた。


アカハタを釣りながら、風の変化が気になっていた。

南東の風に変わり、少しウネリが出てきた。


早永さんの釣り上げたアカハタを締めとして、帰港した。

8月26日 雨の後

2019年08月27日 | 日記
早朝から、船を出していた船仲間から、連絡が来た。

「周りの景色が見えないくらいの雨が降っている」

自宅周辺も、雨が降っている。

沖は、もっと激しく、雨が降っているようだ。



釣果情報も、連絡が入った。

「全然当たらない」

貴重な朝間詰めに、狙いのタチウオは全然ヒットしていないようだ。

「何処を攻めてもダメですか」

「全然、触りもしない」

昨日は雨の中でも、結構な釣果が見られた。

「他の船は、帰っていったよ」

相当苦戦している様子が伺える、連絡だ。

昨日の夜の天気予報で、今日の午前の予約を頂いていたお客様には、延期の連絡を入れていた。

夕方のお客様には「天気次第ですね」と、連絡していた。


午前中は、宮崎に行っていた。


2時過ぎに、宮崎から帰って、夕方からのお客様に連絡する。

5時出発で、準備する事になった。

出船の準備をしていると、関屋さんが仕事を終えて到着。

夕方のタチウオを狙って、船を出す。


ポイントには、船が一隻来ていた。

ポイントに入る手前から、ベイト反応が出ている。

「これ、タチウオの反応やと思う」

関屋さんの判断を尊重して、竿を出してみる。

アタリは直ぐに来た。



指三本クラスのタチウオだ。

しかし、ベイトの移動も速い。

魚探から、直ぐに反応が消える。

移動しながら、ベイトを探す。


岸辺から竿を出している釣り人が、タチウオを釣り上げているのが見える。


小さな反応を見つけては、竿を出す。

指3本クラスのタチウオが、ボツボツヒットしてくる。

関屋さんの竿に、突然強いアタリが来た。

竿先が、海面に突っ込むくらいのアタリだったが…。

「あっ、外れた…」

仕掛けを巻き上げてみると、タチウオの歯を警戒して付けていた細いワイヤーが切れている。



相当な、大物が居るようだ。

仕掛けを作り直して、直ぐに次のアタリが来た。





指5本クラスのキビレタチウオが、上がってきた。


今回は、私も竿を出してみた。

指3本クラス~5本クラスまでを、6匹確保。

久し振りの竿出しが、楽しかった。


「係留ロープが見えるうちに帰りましょう」

関屋さんと話して、7時頃に船着き場に帰った。