釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月19日 少し、良くなったかな

2021年06月20日 | 日記
船を走らせながら、潮の変化を見る様にしている。

最近、見られていた赤潮が消えている。

潮の色も、青みが戻りつつある様に感じる。

「少し、良くなったかな」

今日の潮は、そんな印象の潮だ。



潮の色は良くなってきた印象だが、今日のウネリは凄いウネリが入っている。

南東からのウネリで、時折、目線を越えてくる。

幾分でもホッとするのは、ウネリが白波を伴っていない事。

船を走らせながら、ウネリを越えると、谷間に入る感じを受ける。

仲間達も「気持ちが悪い、凄いウネリですね」と、警戒している。


私も、当然、ウネリを警戒しながら、ポイントに入る。

「イサキが釣りたいですね」

金丸さん、加治佐さん、巣立さんも、ウネリを気にしながらの竿出しだ。


潮行き、ゆっくりとした下り潮が、流れている。

最初のアタリは、加治佐さんに来た。






良型の真鰺が、ヒットしてきた。

釣り上げた真鰺を掲げる笑顔が、爽やかだ。


巣立さんにヒットしてきたのは、イサキ。





赤潮が見られる様になって、釣果が出ていなかった。

良型のイサキに、ホッとする。


加治佐さんにも、イサキがヒットしてきた。




立て続けのイサキのヒットに、赤潮で曇っていた気持ちが、パッと晴れた気がした。


一方で、「アタルけど、外れる」浅い食い込みが見られる。

加治佐さん、金丸さん、巣立さん共に、合わせに苦労している。


巣立さんに、アタリが来た。




「重いよ。根魚かな」

ゆっくりと、巻き上げていく。

姿を見せたのは、ガンゾウヒラメ。




「煮付けが美味しいですよね」

釣り上げたガンゾウヒラメを掲げて、食の話に花が咲く。




金丸さんも、浅い食い込みに苦戦している。


時間の経過と共に、ウネリも治まりを見せてきた。

気持ち悪くなる船の揺れだったが、かなり落ち着いてきた。


海が落ち着いてくると、気持ちが楽になる。


食い渋りに悩まされながらも、ポツポツと良型の真鰺がヒットしてくる。






40センチ近い、良型の真鰺。

「アタルけど、外れる」食いの浅さが無ければ…。

掲げられる真鰺の大きさを見て、そんな気持ちになる。



午後1時、午前便の釣りを終えて、船着き場に帰る。

午後便のお客様達と交代する。


午後便になって、潮が変わった。

「潮が動いていない」

塩田さん、黒木さん、鬼塚さんが、潮の動きに同じ感想。

色々と、ポイントに出てくるベイト反応を探りながら、移動していく。


塩田さんに、アタリが来た。





ニベが上がってきた。


鬼塚さんにヒットしてきたのは、アヤメカサゴ。



黒木さんにヒットしてきたのは、ウッカリカサゴ。





しかし、ここから暫くアタリが出なくなってしまう。

船仲間の関屋さんから「凄いベイト反応がある」と、連絡が入る。

この連絡で、状況が変わる。


鬼塚さんに、アタリが来た。





ヒットしてきたのは、真鰺。

鰺のアタリが出始めた。


アタリが続けてきた。

「これは、鰺では無いと思います」




上がってきたのは、イサキ。

午前便でも、姿が見られた良型のイサキ。


この時、船の前方で突然ナブラが立った。

トビウオが、飛び回って逃げている。


ナブラの発生と同時に、塩田さんに強烈なアタリが来た。




「ブリが来ました」

強い引きに、慎重なやり取りが続く。




海中に、姿が見えてきた。

無事にタモに収まる。





丸々と太った、75センチのブリ。

「やりました」と、掲げるブリの重さが気持ち良さそうだ。


黒木さんにも、アタリが来た。

粘りで釣り上げたのは、イサキ。




「ホッとしました」

渋いアタリに苦戦していただけに、ホッとした笑顔だ。


惜しかったのは、鬼塚さんが掛けたブリ。

タモ入れ直前で、針が外れた。

「後少しだったのに…」

口惜しそうな表情が、心の内を語っている。


締めにヒットしたのは、塩田さんカマス。




「これが美味しいんですよ」と、笑顔。

このカマスを締めとした。