釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月29日 強い風の中

2021年10月30日 | 日記
北から北東の風が、強く吹いている。

沖に出る事は、出来ない状況。




港の目の前でも、ウネリの谷間に船が入ると、その姿が見えなくなる。

北東の風が、益々強くなっている感じがする。

「今日は、此処以外に竿を出せるポイントはないですね」

「竿が出せれば良いです」

大井さん、定さんの言葉が嬉しい。


しかし、タチウオも終盤に入り、アタリが落ちているのが現状だ。

何とか、アタリが出ると良いのだが…。

ポイントに来ている船も、少ない。


ベイト反応のある処を、流していく。


大井さんにアタリが来た。




「タチウオのようですね」

しっかりと、合わせを入れる。




良型のタチウオが、上がってきた。

しかし、アタリが連続しない。

定さんにも、アタリが来るのだが、針掛かりしない。

「ゴッ」と、バイトのみで終わる。


日が昇ると、潮の色も黄緑色の下り潮みたいになってきた。

海面では、小魚が逃げ回る様子が確認できるが、ナブラは起きない。


大井さんに、次のアタリが来た。



姿を見せたのは、マゴチ。

このポイントは、マゴチも多い。

気温が冷え込んでいくと、ヒラメのアタリも出たりするのだが…。


ベイト反応のあるところでは、何かがバイトするのだが。

その正体は、メッキだったり、鯖だったりする。

ただ、アタリと同時に、リーダーを切っていくヤツも居た。


定さんに、アタリが来た。



2度、3度と締め込んでいくが…。

「あっ、外れた」

型の良い鰺かも知れないと、想像する。

此処でヒットする鰺は、時に、35センチクラスが姿を見せる。


時間経過と共に、益々風が強くなってきた。




猪崎鼻の岩場に上がる波飛沫も、大きくなってきている。

赤灯台を少し回ってみると、大きなウネリが来る。


昼過ぎ、アタリも少なくなってきた。

「上がりますか」

強くなって風も考慮して、納竿とした。

10月28日 白波だらけの海

2021年10月29日 | 日記
朝起きた時は、自宅周辺では風は静かに感じていた。

しかし、時折、東よりの風が吹いてくる。

実家のゴミ出しもあったので、港に行ってみた。


東よりの風が、吹いていた。

船仲間の後輩が来て、暫く話をする。

「風が吹いてるね」

「北東の風ですね。今日は、出なくて正解ですね」

「白波が立っちょったやろ」

「今日は船の掃除をして、余計な物は降ろします」

船の掃除に切り替えた、様子だった。


実家の用事を済ませた後、湾岸道路に行ってみた。

そこから見た海は、白波だらけになっていた。






写真では、上手い具合に白波が写せていないが…。

カメラマンの腕が、イマイチなので…。

北東の風が、可成り強く吹いている。

宮崎のお客様からの電話では「宮崎は、そんなに風は吹いていないですよ」と、言われていた。


地域によって、風の状況が違っているのだろう。

「この風では、明日も出られないかな」

そんな、不安な気持ちになってくる。


しかし、自然の天候にはどうする事も出来ない。

風が治まるのを、待つしかないが…。


週末も、微妙な天気になっている。

10月26~27日 珍客来船

2021年10月28日 | 日記
今日も、ウネリが高かった。

昨日も、高いウネリと雨の後の風を避けて、出船は中止とした。

朝のタチウオも、いよいよ終わりかなと言う感じになっている。

しかし、日によって状況は変わるので、アタリが出る事もまだまだあるかも…。


釣りの途中で、裸バエの処まで出てみた。







元々、ウネリが高くなる処ではあるのだが、ちょっと危ない感じのウネリになっている。

「このまま出るのは、怖い気がしますね」

宮田さんと、話をして内場に回る。

内場に向かう途中も、後ろからのウネリに、船が持ち上げられる。

追い波に気を付けながら、船を走らせる。


内場にはいると、水島の南に船が見える。

「行けるのかな。ウネリが高いだろうな」

そう思いながら、有る程度の処まで船を進める。


魚探にベイト反応が出たところで、竿を出してみる。




最初のアタリは、ギンカガミ。

「また、これか」

前回も、宮田さんにヒットしてきた。


次のアタリは「これは、違いますね」と、餌取りではないアタリ。






体長39センチの真鰺。

「これだけの大きさなら、嬉しいですね」と、宮田さん。

ベイト反応が、大きくなってきた。

「来た」

いきなり、竿先が突っ込む強いアタリ。

ドラグ音が鳴り、ラインが出ていく。

その途中で、針が外れた…。

「カンパチみたいなアタリでしたけど…」

口惜しい気持ちを、胸に押し込む。


次のアタリは、チダイ。




ベイト反応の出方も、変わってきた。

「中層に、纏まっていますよ」

その正体は、中鯖の群れだった。

全て、海に帰す。


その鯖のアタリが集中している時、珍客が来た。

運転席の窓カラスに、何かが当たった。

「何だろう」




雀の幼鳥だった。

「何処から来たんだろう」

「岸から、ここまで飛んできたのかな」





船の中を彼方此方と、遊び間わっいる感じ。

「珍しいね。これ、雀だよね」

釣りの緊張感が、一瞬解れる。

パン屑を与えてみるが、なかなか食べない。

海水に口を付けては、身震いしている。

「可愛いね」

宮田さんと、雀を暫く観察していたが、やがて、何処かへ飛び去ってしまった。


その後、徐々にウネリが高くなってきた。



水島も、2瀬の高場以外が、水没するくらいのウネリだ。

「引き上げますか」

アタリも、出なくなってきた。

安全を考えて、納竿とした。

10月25日 悩める日々

2021年10月26日 | 日記
北東の風が治まらない中、台風が発生。

太平洋側を進むコースで、九州には直接の影響は無いと思われるが…。

台風のウネリは、入って来るのではないだろうか。

そうなると、又しても、沖に出られない状況が続く事になる。


悩める日々は、もう少し続くのだろうか。





今日は、雨や風の影響を考慮して、中止とした。

電話でお客様と話しする時も「難しいですね」と、お客様から言われる。

「そうですね。波が上がる予報でよね」

こう答える事が、続いている。

天気が悪い事が分かっている分、お客様の判断も速い。

冷たい雨が降る中、雲の流れを見ていても「風が吹いているな…」と、元気が無くなる。



海が時化た時に、畑の手入れは進む。

今年も、小さな畑には、タマネギ、エンドウ豆、ニンジン、レタス、ジャガイモ、イチゴ、ほうれん草等々の種を蒔き、苗を植えた。

キュウリは、今収穫真っ盛りになっている。

ラッキョウも、順調に生長している。





花も、菊の挿し木をして、百合の球根を植え、来月には、春に向けての花の苗を植える予定。

畑作業も、今の内に進めて置くかな。

10月24日 朝タチウオ狙い

2021年10月25日 | 日記
港内のタチウオも、終盤に差し掛かってきたかな。

そんな思い出、朝のタチウオを狙ってみる。

相変わらず、船の数は多い。

外海が時化て、沖に出られない事も有るのだろう。

船仲間でもある関屋さんと、一緒に竿を出す。

私の今年2度目の、釣り時間。


夜明け前から、ポツポツとアタリが出始める。

最初のアタリは、関屋さんに来た。

「小さいね」

タチウオを、釣り上げた感想。

指3本前後だろうか。


私にも、同じようなタチウオがヒットしてきた。


次に関屋さんにヒットしてきた、アタリは大きい。

横から見ていると、竿が大きく曲がっている。






メーター越しのタチウオ。

指5本クラスの良型。

お腹も、抱卵しているようで、パンパンに膨らんでいる。


タチウオの合間に、ヒットしてくる真鰺も良型だ。

「今日は、数が出ないね」

ヒットする数は少ないが、35センチ以上は有りそうな真鰺だ。

その真鰺に、食い付いてくるタチウオが居る。

真鰺に、タチウオの歯形が、綺麗に付いている。


時間経過と共に、北東の風が強く成りつつある。

「引き上げようか」

風が強くなる前に、引き上げる事にした。