釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

7月30日 頑張るお父さん。

2021年07月31日 | 日記
夏休みの一日を、親子で釣りを楽しむ。

小学3年生の真大君と小学1年生の隼士君に、お父さんが釣り教える。

「息子達の前で、大きな魚を釣って見せたい」

私も、こんな気持ちを持った事があった。



今日のお父さんの頑張りは、嬉しい釣果にも繋がった。


「朝は、タチウオを頑張りましょうか」

港のポイントに向かう。


最初にアタリを捕らえのは、隼士君だった。




「来た!」

頑張って釣り上げたのは、カマス。

初釣果は、記念の一枚に収める。


次のアタリが来たのは、頑張るお父さんの金丸さん。




嬉しいタチウオの釣果。


しかし、今日のタチウオは、アタリが遠かった。


「沖のポイントに、行きましょうか」

タチウオを諦めて、沖のポイントに向かう。


ここから、お父さんの奮闘が始まる。

私も少しだけ、お手伝い。


お父さんは、可愛い息子達に魚を釣らせようと、仕掛けを色々と工夫。


それに答えるように、子供達がアタリを捕らえる。







息子達が魚を掛けると、お父さんが直ぐに手助けに入る。




竿を支える。




タモで掬い上げる。


そんな、金丸さんに大きな頑張り所がやって来る。





強くて、走り回る魚。

「ハガツオですね」

海中に、その姿が見える。

二人の息子達も、「お父さん、頑張れ」と、応援している。

3キロのハガツオが上がって来た。





親子での楽しい釣りは、お父さんが釣り上げた3キロのハガツオで、記念の一枚。


夏休みの、楽しい釣りになった。

「頑張ったお父さん」金丸さん、お疲れさまでした。


7月29日 暑さに負けずに

2021年07月31日 | 日記
潮色は、青みがあって良い感じなのだが…。

最近は、10時頃になると、沖から潮目が入ってくる。

この潮目には、浮遊しているゴミも沢山あって、切れたロープ等の危険物も含まれている。

潮目が過ぎて、海面が落ち着いてきた時に、アタリが出る事が多かったのだが…。


「青物かな」

そんな感じの、アタリは確かに見られた。


簑原さんにも、高瀬さんにも、バイトは有るのだが針に乗らない。












丸々と太った鯖は、針掛かりしてくる。


高瀬さんに来た、大きなアタリは正体が分からなかった。



「どんなアタリだった。どの位の巻き上げでヒットした」

「海底から、少し巻き上げたところで、グンときました」

その後は、ただラインを引き出されて、どうにも成らない。

「ラインは何号」

「PE2.5号です」

「リーダーは」

「10号です」


勝負に出ようと、切れるのを覚悟で強く引いたら、針が外れた。


「口惜しいです…」


朝のタチウオは、まずまずの釣果だった。

指4本前後が多い。

時には、5本以上がヒットしてくる。






狙いの青物は、上げられなかった。

チョッピリ口惜しい思いで、午後便と交代する。







午後からは、夕間詰め狙いで沖に出る。

赤木さん親子で、久し振りの釣行。


ハガツオが、出ないだろうか。

そんな思いもあって、ベイトが寄っていそうなポイントを探す。


2,3カ所のポイントを探って、ベイト反応が出てきた。

「ちょっと、やってみましょう」

赤木さん親子で、船首と船尾で竿を出す。


赤木(父)さんにアタリが来た。









真鰺にイトヨリが、ヒットしてきた。

真鰺のアタリが来れば、青物が期待出来ないだろうか。

繰り返して、ベイト反応を攻めるが、バイトが無い。


5時前になり「タチウオに行きましょうか」と、移動する。


待望の夕間詰めと期待するが、ベイト反応が出てこない。

我慢して、仕掛けを入れ続ける。


最初のアタリが来た。




赤木(父)さんに来たのは、マゴチ。

お腹がふっくらしていて、産卵期に入っているのだろうか。


このマゴチが来て、ポツポツとアタリが出始めた。








数は、少なかった。

ただ、その分、型は良くて指5本は有るだろうか。

近くには、船仲間も来ていた。

7月28日 海面水温29度

2021年07月29日 | 日記
今日も、高いウネリが、岩場を越えていた。

朝間詰めの潮行きは、下り潮になっている。

昼前くらいから、風が南に変わる。

「風が南が吹くみたいですね」

風の変化が気になる分、勝負を急ぎたい。



ポイントに入ると、良い感じのベイト反応が出てきた。

「海底から、15メートルの高さまで、ベイトが居ます」

魚探を見ていると、宮田さんの竿が弧を描いた。




「何やろ」

「走れば、ハガツオかもね」

海面に姿を見せたのは、そのハガツオだった。

改案に浮いてきたハガツオをもタモに納める。





3キロ近い、良型のハガツオだ。


ジグに真鰺が、ヒットしてきた。






ベイトの正体は、真鰺だったようだ。

辻さんの竿にも、青物らしいアタリが来たが、リーダーが切られていた。

ベイトには、青物が付いている様子だ。

魚探に出てくる反応も、ベイト反応に穴が空いていたり、何かが付いている事を教えてくれる。


宮田さんに、強いアタリが来た。





船尾でも、辻さんがアタリを捕らえている。

ダブルヒットになると「何が来たかな」と、楽しくなる。




「先に姿が見えた方から、掬います」

辻さんの獲物が、姿を見せた。

食べ頃サイズの、鯖だった。





宮田さんの声がした。

「見えました、ブリです」

丸々と太った、ブリが浮いてきた。





86センチのブリ。

掲げる表情が、お日様の光に輝いて見える。

夏だけに、釣り上げたブリは、血抜きをしっかりして虫対策する。



朝の内は、狭いポイントで、タチウオもヒットしてきた。







指4本クラスのタチウオが、小さなベイトに付いていた。

相手がタチウオだけに、リーダーが切られてジグを取られてしまう。



10時が過ぎると、風が南に変わってきた。

ウネリは立たないけれど、アタリが出なくなってきた。

海水温が高いのに、南よりの暖か風が影響しているのだろうか。


辻さんに、アヤメカサゴが、ヒットしてきた。





水温が高いと、台風が発生した時に、台風の元気が増さなければ良いのだが…。

台風が出来そうな気配もある。


南の海上に、台風に変化しそう雲がある。

「熱帯低気圧の卵だろうな」

天気予報からは、目が離せない。

7月27日 久し振りの出船

2021年07月28日 | 日記
早朝の船着き場では、北西の風がやや強めに吹いていた。

「凪かな。風が出てきたら、無理はしませんね」

お客様を乗せて、船を動かすのは、久し振りになる。


港を出ると、意外にも、風は穏やかだった。

しかし、予想していた通り、海上のウネリは、目線を越えるくらいに高かっ
た。





そのウネリを、一つ一つ乗り越えるようにして、ポイントに向けて船を走らせる。

ウネリの高さは「小さな山」を越えるような感じのウネリもあった。


しかも、潮の流れが2ノット前後の速さで、南に向けて流れている。

ベイト反応も、まずまずの出方をしている。

多いところでは、海底から30メートルくらいに、成っていた。


速い下り潮に、流されないようにジグの重さを調整する。


脇坂さんに、アタリが来た。




ゆっくりと慎重に、ラインを巻き上げていく。

「結構、走るな。ハガツオかな」





上がってきたのは、良型のハガツオ。

久し振りの出船に、久し振りの釣果。

海底付近を丁寧に探る、脇坂さんにアタリが続く。





カマスがヒットしてきた。





ドラグ音が鳴るような、強いアタリも来た。

「ラインが出る音は、良いね。何やろうかね」

やがて見えてきたのは、ブリだった。




73センチの、ハマチだった。

直ぐに内蔵を出して、夏の虫が魚体には入り込まないように、処理する。





ニベのアタリも、捕らえていた。



広峯さんにも、アタリが来た。




慎重に、ゆっくりと巻き上げていく。





上がってきたのは、良型の綺麗な真鯛。

神経締めも、上手くいった。



日高さんにも、アタリが来た。




新しい竿が、初おろしの日に、何かのアタリを捕らえた。




綺麗な真鯛が、ガッチリと針掛かりしていた。


しかし、午前10時過ぎに沖から、潮目が入ってきた。

潮目の筋には、色々な浮遊物が流れている。

破れた網、プラスチックゴミ、切れたロープ等々の浮遊物が、危険区域を形成している。

沖から入ってきた潮目は、上り潮の潮目だった。


潮目が入ってきた頃から、海の様子が変わってきた。

ジグに、何かが触るのだが、針掛かりしない。

日高さんのジグには、しっかりと噛み後が付いている。


沖目のポイントを探っていく。

たまに鯖がヒットしてくる。




レンコダイのアタリも来たが…。


全てのアタリが、単発で終わる。

昼前には、風が南東に変わって、再び、ウネリが高くなり始める。

朝間詰めが過ぎて、徐々にウネリが取れてきていたのだが、風が南東に変わってウネリが立ち始めた。

暑さもあって、「帰りましょうか」と、意見がまとまる。


海上に、「赤潮かな…」と、思われる筋がある。


船仲間でもある、信頼できる漁師さんから連絡が来た。

「今どこにいる」

「風が変わって、アタリも出ないので港に帰ってきた」

「潮が悪かったやろ」

「急にアタリが出なくなったな」

「沖合の水深300メートルアタリで、水温が29度有る。水深が100メートルアタリでも、28度はある」

「水温が高いね」


「海面に赤潮の筋が有ったよな」

「やっぱり、赤潮だったのか」

「水温が高すぎて、プランクトンが死んだのが、流れて居るみたいですよ」

船仲間の漁師さんの情報は、有り難い。


綺麗な上り潮だったが、その中身は、釣りの苦戦が必至の、高い水温の潮のようだった。


7月25~26日 天気回復?

2021年07月27日 | 日記
台風が中国に上陸して、漸く、海上から姿が消えた。

東よりの風も、可成り治まってきた様にも感じるが…。

知り合いの漁師さん達に、情報収集をかねて、話を聞きに行く。


潮の様子や、流れが聞き出せれば良いなと、思っているのだが…。


「今日は、出てみました?」

「あんまり、良い潮じゃないね。釣果も余りなかった」

「ウネリは有りました」

「波やウネリは、少しは有るわね」


余り、良い情報は無いような感じだ。





船仲間からも、連絡が来た。

「私の知り合いの漁師さん達は、風が悪いと言っていましたよ」

「海上は、まだ風が有るんだね」

「漁師さんが帰ってくるくらいですからね」


明日は、出てみたいと思って、話を聞きに行ったのだが…。


「海上は、風が有るかも知れません」

明日の予約を頂いているお客様に、説明する。

「風が悪い場合、引き上げて帰るかも知れません」

「了解です」

一定の了解を頂いて、明日は久し振りに船を出してみる。