釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月2~3日 雨、雨、雨

2021年06月03日 | 日記
雨が降って嬉しいと思う事は、船の塩分が洗い流して貰える事。

雨が上がって船に行くと、いつも綺麗になっている。

その後に、洗剤で再度、洗い流す。


その一方で、気になるのは雨による海の濁り。

今回の雨も、結構な雨量が降る見込みのようだ。


同時に、潮の変化も気になる。

最近の潮は、下り潮の二枚潮や、妙な渦を巻いた様な菜っぱ潮が多い。

場所によっては、上潮でラインが沖に出ても、仕掛けが真下から上がってくる。

こんな感じの、潮に悩まされたりする。

日南沖の潮は、元々、黒潮奔流の反転潮が多いと感じている。





黒潮の奔流は、都井岬の40マイル沖になっている。

黒潮が近い鹿児島アタリでは、上りの速い潮が入っていると聞いた。

そこから黒潮が離れていくとき、色々な条件が重なって、渦巻く下り潮が出来るのかも…知れない。

「これ、渦巻きの潮目かな…」

そんな中に入ると、一方は波が立って、一方はベターとして波が立たない。

船は、ゆっくりと回転して、釣りがやりにくい。

先日は、こんな状況に出くわした。

「ジグが冷たい」

「潮が菜っぱ色になってきた」

「船のどちら側から入れても、仕掛けが船の下に行く」

当然の様に、アタリは止まった。





この図を見ると、表面温度は23度前後になっている。

船釣りの条件としては、良いと思うのだが…。


1ヶ月以上も、下潮が冷たい下り潮が続くのは、潮が異常なのではないか。

仲間達とも、こんな話をする事がある。

何が、どの様に、異常なのかは、私も判断が付かない事が多い。

下り潮ばかりが続く現状。

潮は、北に向かっている筈なのに、潮に青みが無くて、薄い緑掛かっている。

これは、私が感じている事なので、他の釣り人の皆さんとは潮の感じ方が違うも知れない。


こんな状況が続く中に、梅雨の大雨が降る。

川から、泥濁りの水が流れ込む。

悪い条件に、悪い条件が重なる。

そうなると、魚の食い気が落ちる。

ヒットしても、ポイントが限定的になっていく。


良い事もある。

「お日様が出てきて、海面に日が差せばアタリが出てこないだろうか」

お客様の、この様な話が、現実になった事もある。

曇り空の中、お日様が顔出して日差しが出てきた時、イサキ、鰺等がヒットしてきた事がある。


今日、明日の大雨の予想が、どっちになるのか気になる。