釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月30日 いつまで雨

2015年06月30日 | 日記
この一月の間、まともに晴れ間が見えた日はごく数日だけ。

今朝も、予報通り雨が降っている。

当たらんで良い時は、当たるのが天気予報。

これまで、何度も予報を裏切られたことが有るのだから、予報に反してせめて曇りにならないかな。

天気予報では、波2.5メートルとなっている。

湾岸道路からみる海は、瀬に打ち寄せる波はそれ程でもないように見える。

しかし、出船している漁船を見ていると、結構上下している。

波の状態を計るのに、何時も見ている猪崎鼻の岩場を確認する。



タイミング良く、打ち寄せる波の写真が撮れないが、時折白波が上がっている。

雲の流れも、西から東へ流れている。

結構な速さで、雲が移動しているのが分かる。

前線に沿うように、鹿児島方面から次々と雨雲が寄せてきている。

海上は南西の風が吹いているようで、湾岸道路の木の枝が北方向に揺れている。

船を出しても、この風では釣り辛いかな。

大島には雨雲が被さっており、島の山頂部は雲で見えない。



スマホで天気予報を確認すると、やはり今週は雨マークばかり。

大島の裏や、近場なら船を出せるかなとも思うが、港内からの泥濁りが出ていくのを見る限り釣れる気がしなくなる。

船仲間に電話しても、

「今日は出ていないですよ。昨日の夕方は、沖から濁り潮が突っ込むように入ってきたでしょう。今日も、濁っていますよね。」

「鰺の食いも、その濁り潮で随分待たないと食わなかったです。」

「明日も出せないでしょうね。2、3日待機かもしれないですね。」

自然には勝てないよな。

来週からの天気は晴れマークがあるが、大丈夫かな。

6月29日 北東の風、強し

2015年06月29日 | 日記
油津港に、豪華クルーズ船「コスタ・ビクトリア号」が入港していた。



朝、船内放送を聞いていたら、中国語の放送が流れていた。

沢山の中国人客が、豪華クルーズを楽しんでいるのだろう。

一度くらいは、こんな豪華客船で船旅を楽しみたいものだ。

でも、自分の懐具合と相談しても、無理だな。

早朝にK先輩との電話連絡によると、

「北東の風が強くて、波が高い。今日は出らん方がいいよ!」

そのK先輩も、私に電話するときは、既に赤灯台の所まで引き返していた。

チョット先に出港していった船も、K先輩から海の状況を聞いたと言うことで一緒に引き返してきた。

知り合いの漁師のSさんも、風波が立っているのを見て、出船を午後からにすると連絡がきた。

そんなこんなで、防波堤からのクルーズ船見学となった。

その後自宅に戻り、畑の手入れ。

菊の苗と、千日紅の苗を植えた。

堆肥を作るために貰っていた「もみがら」を、そのまま耕した土に混ぜ土が柔らかくなるようにした。

色々な用事を済ませていると、時間は直ぐに過ぎる。

時計を見ると、午後3時を回っていた。

急ぎ船に行き、油津沖に出てみる。



久し振りの青空、天気予報では今月21日以来と言っていた。

午後5時を回った頃は、私ともう一隻だけになっていた。



潮は、緩い下り潮だが、底潮は流れが速いようだ。

風は北東の風、船は風に押されて裸八重方面に流されるが、鯛ラバがやや斜めになる程度でそんなに強い風ではない。

潮の色自体は、昨日と変わらず青味はある。

北東からの波も、それ程大きくはなく、釣りに支障はない。

しかし、アタリがなかなか出ない時間が続き、アタリがあっても食い込みが甘い。

フグが食ってきたが、鯛ラバのスカートとネクタイを、ポロボロにしてくれている。

海に投げ返す。

怒って、仲間を連れてこなければ良いけど…。

その後は、ホウボウが来たのみ。

午後7時まで頑張ってみたが、久し振りの青空を眺めて帰港した。

6月28日 フィッシュオン

2015年06月28日 | 日記
出船前に、すでに船を出しているO先輩に電話する。

「どんげですか?」

「昨日よりも波がある。エンジンを3000回転くらいにして走っている。」

本日のお客様の園田さんと、高橋さんにその事を伝える。

雨も思ったほどは降っていないので、予定通り午前7時に船を出す。

大島灯台の沖合、水深70メートルの海域に向かって走る。

思ったよりも波があり、全速で走ることは控える。

魚探には、所々でベイトの影が映る。

水島沖のポイントから、スパンカーを立てて船を流す。



北から南方向に向けて、点在する沈み瀬の上を流していく。

ベイトの影は、状態良さそうに感じるのだが反応がない。

その中で、高橋さんにヒット。

最初は根掛かりみたいな感じだったが、60㎝は有ろうかと思われるマゴチの影が見えてきた。

しかし、後一歩の所で針のチモトが切れた。

マゴチの歯でチモトに傷が付いていたようだ。

今度は、園田さんにヒット。



「小さい感じ」と言いながら、タモに収まったのは結構型の良いガンゾウヒラメ。

しかし、これは直ぐに海に帰す。

この後、この行為に乙姫様が、微笑みを返してくれる。

徐々に南に船を流しながら、水島の南東沖水深80メートルのポイントに移動。

この頃から、徐々に東風が強くなってきた。

O先輩に電話すると、波を警戒して帰るとのこと。

船仲間の漁師のSさんも「安全を優先して帰る」との連絡だった。

私たちも、東風を避ける為、大島の裏に移動。

灯台下のサラシが気になり、園田さん、高橋さんの要望により瀬際ぎりぎりを流すことにする。

園田さんはジグで、高橋さんはトップでサラシを攻める。

大島灯台したのサラシ場に、ジグを振り込んだ園田さんの声がした。

「きた!」



私も、高橋さんもヒラスズキだと思ったが、園田さんからヒラマサだと教えて貰う。

サラシの中のヒラマサは、結構な力強さを見せてくれる。



粘って釣り上げた一匹に園田さんも、高橋さんも笑顔だ。

最近の青物不調の中で、園田さんが釣り上げたハマチは私にはトロフィーに見える。

放流したガンゾウヒラメの代わりに、乙姫さんからの贈り物だろう。

続けてジグを投入すると、数匹のヒラマサが追い掛けてくるがヒットしない。

狙いを替えて鯛ラバを引くが、鯛のアタリはあるが針掛かりしない状態。

チョットポイントを変え、油津のコゴロ前のサラシを狙ってみるがヒラスズキはヒットしない。

東風の影響で良いサラシが出ているのだが、魚がいないのだろう。

サラシ場を船から狙うときの要領も、園田さん、高橋さんと話をして次の機会に備える。

サラシ場の操船はまだまだ練習は必要だが、釣りの幅がチョットだけ広がったような気になった。

濁り潮の不調の中、嬉しいヒラマサを手にし、賑やかに帰港した。

6月27日 調子、悪りーな

2015年06月27日 | 日記
海上は思ったほどの風も波もなく、穏やかだ。

此で、午後から雨さえ降らなければ、絶好の釣り日和だ。

潮の流れも、緩やかに上りが入っていて、ゆっくりと沖に流されていく。

これまでのパターンからして、釣果のある流れになっている。

潮も、濁りが殆ど無く、透明度も15メートル位は有りそうだ。

沖からは、潮目が入ってきて、一部は湧昇流になっている。



ここまで見ると、直ぐにも大物真鯛が釣れそうな気になってくる。

しかし、そうはいかないのが現実だろう。

朝の一発目が針外れで逃がして以降、午前中はアタリが出ない状態が続く。

船の周りでは、「ヤズ」とか「ネリゴ」の手前の25㎝位の青物が泳ぎ回っている。

小さな鰯でも食べているのか、海面に波紋が出来ている。

知り合いの漁師のSさんの船も近くにいるので、様子を聞いてみるが芳しくないようだ。

鰺釣りのO先輩は、「ボツボツ釣れているよ。」との返事だった。

でも、全体的に調子悪りーな…と、言いたい気分になっている。

午後になって、どうにかアタリが出始めたが、小さなハタばかり。



予報通り、雨も降り出してきた。

周囲では、帰港する船の出始めた。

遠くでは雷鳴も聞こえているのも気になる。



しかし、海はますます凪になってきた。

チャンスは逃がしたくないと思って、仕掛けを変えベイトの群れを目掛けて仕掛けを落とすが、ジグにヒットしたのはエソ。

インターネットで雨の様子を確認し、もう少し粘ってみる。

鯛ラバのキャスティングや、小型のジグで横引きしてみるがヒットしたのは小型のハタ。

徐々に水深の浅いポイントに移動して、仕掛けを振り込んでみるがヒット数が減ってきた。

代わりに雨粒が大きく、激しくなってきた。





調子よくないときは、どんなに頑張っても釣れないものだ。

雨に濡れ、寒くなった。

帰って、風呂に入ろう。


6月26日 西風、強えーな

2015年06月26日 | 日記
朝8時前、天気予報では朝から雨と言っていたが薄日が差す時もある。

船着け場に行くと、O先輩が明日の準備で来ていた。

「おはようございます。もしかして今から行くと。」

「はい、チョット出てみようかと思っています。」

「雲の流れが速えーどな」

「それがチョット気になるんですよね。風も、これ南西の風ですよね。」

「チョットウネリが出るかもね。」

こんな会話を交わして、出船の準備をする。

なんか、風が強くなってきている気がし始めた。

9時前に、船を出す。

干潮から潮が入ってくる、良い時間帯ではある。

港内で、西からの波が騒いでいる。

「んっ、あんまり良い感じではないな。」

赤灯台を出た頃に、西風に押されて波が徐々に出始めている。

西風、強えーな。

沖波止の先に出たときは、大堂津方面からの西風で波しぶきが立ち始めた。

キャビンがなければ、頭からずぶ濡れになっていただろう。



写真では、波の様子が分かりにくいな。

暫く、どうするか迷ったが出直すことにした。



チップヤード方面を横に見ながら走れば、波も風も気にはならない。

西風を瀬にしているから、当たり前のことだ。

船着け場に着いて、O先輩に電話する。

「西風が強くて、帰ってきました。」

「本当に出たてや!」

自分でも、この1週間まともに船を出していないだけに、少々気が急いていたようだ。

天気予報と睨めっこを続けるか。