釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月31日 白波だらけ

2020年10月31日 | 日記
朝早く、大磯先輩から電話が来た。

「船着き場は、北東の風がビュービュー吹いちょっど」

自宅周辺の、木の枝も大きく揺れている。


前日から予測されていた風に、今日はお客様との話し合いの結果、中止とした。


宮崎の植木市に、行く事にした。

海岸線を走りながら、海の様子も確認する。




海上は、北東の風に押されて、白波だらけになっている。

何処を見渡しても、船の姿は確認できない。


港内のタチウオポイントには、船の姿は確認できていた。

宮崎の植木市は、毎年、出かけている。

花の苗を、色々と購入。

自宅近くで作っている畑に植えて、花を楽しむ事にしている。


昼過ぎに、海岸線を通る時にも、海は白波だらけになっている。

直接の影響は無いと思うが、台風も発生している。

高気圧と高気圧の間には、気圧の谷が出来ている。

これが風を運んでくるのだろうが、今年は風による時化が多い気がする。


港のタチウオは、日によって多少の斑は有るようだ。

型で言うと、去年よりも一回り小さい気がする。

去年は港内で、指7本や6本クラスが出ていた。

今年は、この様な大型が少ない気がする。

しかし、アタリが出始めると、連発する。

連発は、楽しい。





「タチウオのお腹には、卵が一杯は入っているよ」

船仲間からも、タチウオがノッコミに入っている連絡が来る。

釣れる期間が短いのか、長いのか。

楽しみは、出来るだけ長く続いて欲しい。

10月30日 港内でタチウオ

2020年10月31日 | 日記
沖は北東の風が、強く吹いていた。

「今日は沖に出るのは、難しいですね」

船着き場を離れる前には、竹本さん、蓑島さんに風の強さを説明。

「午前中だけでも、竿が出せれば良いですね」

海の状況の悪化に伴って、港内のタチウオに切り替える。


ポイントには、既に何隻かの船が入っていた。

中に、大磯先輩の船が見えた。

「もう4匹釣ったよ」

近づいてきて、状況を教えて貰った。

竹本さん、蓑島さんも、直ぐに竿を出す。

指3本~4本クラスのタチウオがヒットしてくる。

しかし、昨日や一昨日みたいに連続するアタリでは無い。




アタリが来れば、小気味よい引きが楽しい。

しかし、今日はショートバイトで終わるパターンも多かった。


また、タチウオ以外の魚も、ヒットしてきた。

いきなりの強い引きを見せたのは、ニベだった。




蓑島さんに、ニベがヒット。

そんなに大きくは無いが、水深が浅い分、最初のアタリは走りを見せた。





竹本さんには、サワラがヒットしてきた。

突然、目の前で海面に水飛沫が、上がった。

小魚に、何かが襲いかかっている。

ヒットして来たのが、サワラだった。

「今日の刺身が美味しいかな」

何カ所かで、小魚を追い掛けている姿が確認できた。


午前8時頃には、北東の風が強くなっってきた。

猪崎鼻の岩場、大島の岩場で、大きな波飛沫が確認できる。

ベイトを探して、船の移動を繰り返して、アタリをポツポツと拾う。


しかし、9時過ぎになると、アタリが出なくなってきた。

「帰ろうか」と、大磯先輩から声が掛かる。

竹本さん、蓑島さんとも話して引き上げた。

10月29日 風に吹かれて

2020年10月30日 | 日記
暫く吹いて来なかった、北東の風。

午前8時を回る頃には、吹き始めていた。

「沖合では、長くやれないかもしれない」

そんな不安な気持ちを持って、沖合に船を走らせた。


一方で、タチウオは、今日も良い感じでヒットしてきた。

指3本~4本がレギュラーサイズだが、なかにキビレの指5本クラスが混じる。





蓑原さんも、テンヤとジグで、ヒットを連発。

朝間詰めの短時間に集中して、数釣りを楽しむ






Zさんの釣果の中にも、キビレが混じっている。

タチウオの釣果が、暫く続くと良いのだが…。


タチウオを楽しんで、沖合に出てみた。

「北東の風が、強くなる見たいですね。風力は6前後になっています」

船を沖合に走らせるに従って、風が強くなってくる。

白波も立ち初めて、ウネリも徐々に高く成ってきた。


そんな悪状況の中、蓑原さんがアタリを捕らえた。




針掛かりした獲物が、真下に突っ込む。

青物を予想させるが…。

2度、3度の強烈な突っ込みを耐えていると…。

「外れた…」

仕掛けを回収すると、獲物の口周りの一部が、針に付いたまま上がってきた。

獲物の口周りが、針の強さで裂けてしまったようだ。


北東のウネリが高くなってきたので、潟近くに移動する。

Zさんに、アタリが来た。




チダイが上がってきた。


蓑原さんにも、アタリが来た。






強い引きを見せて、上がってきたのニベだった。

しかし、風が益々強く成ってきた。


内場に入り、風を避ける。

「ロックフィッシュを、やってみます」

浅場の岩場に、船を寄せる。



小さいバラハタが、ヒットしてきた。

場所によっては、大きなアタリが来て、いきなり根に入られる。


Zさんに、良型のアカハタがヒットしてきた。

小さいアカハタは、全て海に帰す。


明日からは、週末に掛けて風が強くなる予報。

楽しみの週末に、また、船が出せないのかな…。

10月28日 綺麗な朝焼け

2020年10月29日 | 日記
東の空が、朝焼けで綺麗に染まった。

その時間は、タチウオが連発していた。

指3本から4本が、レギュラーサイズのタチウオだが、引きは強くて面白い。






鬼束さん、金丸さんが、楽しそうに次々とアタリを捕らえている。

近くでは、船の先輩の大磯さんも、竿を曲げている。

外れるタチウオも結構ある。

振り上げる途中で、外れる。

それでも、直ぐに次が来る分、面白く楽しい。


朝間詰めにタチウオを楽しんだ後、ポイントを移動する。

「ベイト反応は、海底付近に多いですね」

良い色した、潮はやや下り気味に流れている。

「潮が、変わるのかも知れない」

ベイト反応の正体は、真鯵ではないかと思って攻めるが、今日は、真鯵のアタリが出てこない。


鬼束さんに、強いアタリが来た。




ドラグ音が鳴る。

「何ですかね」

期待を込めて、獲物が浮いてくるのを待つ。

「見えました、イトヒキアジですね」




頭の隅には、カンパチをイメージしていただけに、チョット残念。

金丸さんにも、アタリが来た。






上がってきたのは、オジサンだった。

「潮がイマイチ動いていないですかね」

干潮前の、潮が止まる時間に近づいていた。


ポイントを、やや深場に移動する。


北東の風が吹いてはいるが、気になる様な強さで無いのがホッとするところ。

ここでは、レンコダイが連発してきた。









狙いは真鯛なのだが、レンコダイの引きも楽しめる。


鬼束さんに、強いアタリが来た。



ラインが引き出されるアタリに、期待が高まる。

「重いですね」

やがて、姿が見えるだろう海中に、目を凝らす。

「ニベですね」



「良かった。子供のリクエストだったんです」と、笑顔が輝く。


ポツポツだが、アタリが続く。

中には、鯖も上がってくるが、小型の鯖で、直ぐに放流する。


納竿近くに成り、鬼束さんにアタリが来た。



「引きは無いですけど、重いですね」

「根魚ですかね」

姿を見せたのは、ウッカリカサゴの良型。



ポイントの潮が、少しでも動きを見れば、何とかアタリは拾える。

今日の潮は、これまでの上りから、下りに変わりそうな気配を見せていた。


下りに変われば、海の状況が変化して、ポイントも変わるかも知れない。

10月27日 ベイトは居るけど…

2020年10月28日 | 日記
移動したポイントに、ベイト反応は出ていた。

「海底から10メートルの範囲です」

「海底から、15メートルの範囲です」

ちょっと、ビックリするくらい反応は出ていた。

海底から、4,5メートル位浮き上がって、隙間だらけのベイト反応もあった。

「これ、きっと何かが居ますよね」

湯浅さんや、旭先生とも、そんな話をしながらベイトの中を攻めてみた。







お二人共に、アタリが来る。

しかし、有る程度巻き上げたところで、針が外れる。

船上から見ていると、その正体は大きな真鯵だと思われる。

多分、皮一枚の針掛かりなのだろう。

湯浅さんには、時折、ウッカリカサゴがヒットしてきた。


ポイントを、変えてみた。

目前を、沖サワラの群れが泳いでいる。

「これ、沖サワラですよ。投げてみてください」

ジグをキャストすると、一発で食い付いてきた。

湯浅さんの竿が、真っ直ぐに伸びて、ラインがドンドン引き出される。

キャストしたジグに、ヒットした瞬間の姿は私からは見えなかった。

「逃がして成るもんか」

直ぐに、対応できるように船のハンドルを握った時。

「あっ、外れた…」

湯浅さんの、ガッカリしたような声が聞こえた。


「逃げられたものは、仕方ないですよ。切り替えましょう」

大物を逃がした後は、苦い余韻が残る物。

「ロックに行きますか」

「そうですね。行きましょう」

今回は20メートル前後の、チョイ深場の岩場を攻めてみた。


最初のアタリは、旭先生に来た。




「良い感じで引くでしょう」

「最初のアタリは、引きますね」

何とか、旭先生の笑顔が見られた。


湯浅さんにも、アカハタが連続してきた。










「何とか、お土産は確保できましたね」

湯浅さんにも、チョッピリ、ホッとした笑顔が見られた。


潮は、上り潮が0.8ノット前後で流れて、青々した良い色の潮。

沖の黒潮が、近づいて居るのだろう。

期待大の潮なのだが、日によって釣果に大きな差が出る。


明日以降も、色々とポイントを探って攻めていきたい。