釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月30~31日 釣り納めは爆風の中

2021年12月31日 | 日記
30日の早朝6時の船着き場。

「風が強いですね」

「爆風になる前に、帰ってきましょうか」

「そうですね」

目指すところは、大島の東側のみ。


「9時まで出来れば、10時は御の字ですね」

釣り初めて直ぐに、西風が吹き始めた。

「これは、長くは居られない」位の強い西風。


塩田さん、脇坂さん、廣峯さんが、西風に向かって竿を出す。




塩田さんに、アタリが来た。



上がってきたのは、ニベだった。

「ブリかと思った走りだったけどな」と、一寸残念そう。


島影でも、白波が目立ち始めた。

そんな中、又しても塩田さんにアタリ。




オオモンハタが、上がってきた。


しかし、釣りが出来たのも、此処までが限度だった。





強烈な西風が、吹き始めた。

風速で、10メートルは超えていそうだ。

吹き上げられる波も、高さが増してきた。

波飛沫を被るたびに、危険を感じる。


波を斜めに切るように、港を目指して帰る。


大変な、釣り納めになった。




今年も、皆様には大変お世話になりました。

来年も頑張って、ブログを書き上げていきたいと、思っています。

どうぞ、宜しくお願いいたします。

2022年、皆様に幸多き年と成ります様に、心より願っています。

ありがとう御座いました。

12月29日 フグの猛攻の中で

2021年12月30日 | 日記





日南沖のフグは、とんでもない数が居る。

ジグゃ鯛ラバを巻き上げる時、数十匹の沢山のフグが付いてくる。

鯛ラバのスカートやネクタイは、全て囓られて丸裸になっている。

ジグをしゃくると、ダブルで針に掛かってくる。

何処に逃げても、付いてくる。

相当な深場に行かないと、フグの猛攻からは逃げられないかも…。



其れを覚悟で、ベイト反応を見つけて、竿を出す。

朝間詰めには、鬼塚さんにいきなり大物が、ヒットしてきた。

リールが巻けずに、リーダー10号が切られた。

「口惜しい」からのスタートになった。


沖合のポイントに入る。

塩田さんに、アタリが来た。



フグの猛攻の洗礼を受けて、ウッカリカサゴが上がってきた。

この直後に、強いアタリが来る。





「これは、フグとは違う」

力強く走る相手とのやり取りが、楽しそうだ。




上がってきたのは、良型のニベ。

フグ以外の魚が揚がると、嬉しい。


鬼塚さんには、青物のアタリが来た。




ラインが引き出され、真下に突っ込む。

「フグにラインを切られません様に」

正に祈る気持ちで、姿が見えるのを待つ。

ブリの姿が見えた。





78センチの、丸々としたブリだ。

「朝のバラシが、少しは消せました」と、嬉しそうな笑顔。


フグのアタリは、途絶えない。




フグの猛攻を避けて、ポイントを移動していく。


柿木さんの息子さん波仁君に、アタリが来た。




親子で、そのやり取りを楽しむ。

波仁君のフォローに入るお父さんも、嬉しそうだ。




上がってきたのは、オキアジだった。





レンコダイの釣果も有って、「来た」と楽しそうに巻き上げている。


柿木さんも波仁君に負けじと、釣果を上げていく。












鬼塚さんも、ポツポツとアタリを捕らえている。






フグの猛攻に、四苦八苦しながらも楽しい釣果。


塩田さんには、赤甘鯛がヒットしてきた。





フグが針掛かりしてきた数は、数え切れない。

ラインを切られ、結び直しが大変。

海面にまで、仕掛けを追い掛けて上がってくる、無数のフグ。


その中で、色々な釣果を上げて頂いた事に、感謝したい。

12月27~28日 風の止み間

2021年12月29日 | 日記
天気予報を見ていると、年末の30,31日は、可成りの風が吹きそうだ。

それまでの、少しでも風が穏やかな時に、竿を出したい。

行けるポイントには、行ってみたい。


心配な事もある。

「フグが多い」「仕掛けが切られる」事だ。

今日も、沢山のフグが海面まで仕掛けに着いてきた。

鯛ラバの仕掛けも、PEから高切れされる。

そんな状況だが、場所によっては、フグの被害も少ない。


ベイトを探して、船を走らせる。

時折、大きなベイト反応が出てくる。

船を止めて「やってみましょうか」と、竿出しを勧める。

「アタリが出てくれば良いのだが…」

心の中には、一抹の不安もある。


奥さんの実家に帰省している、マイケルさんにアタリが来た。





オキアジが、ヒットしてきた。


義父の旭先生にも、アタリが来た。




良型の真鰺が、ヒットしてきた。


少しずつだが、真鰺の潟が良くなっている。

ベイトの正体は、この真鰺が多いようだ。





マイケルさんは身長が高いだけに、魚も小さく見える。


旭先生に、真鰺とは違うアタリが来た。

「重たいですね」と、ゆっくりと巻き上げる。




上がってきたのは、ウッカリカサゴの老成魚。

強いアタリは、続けてきた。

海底付近に集まっているベイトに、仕掛けが入るとアタリが来た。



良い感じの、竿の曲がりだ。





上がってきたのは、良型のアオハタ。

「良い調子です」と、笑顔が出る。


マイケルさんにも、強いアタリが来た。

獲物の抵抗に、楽しそうな声が出る。





上がってきたのは、良型の白甘鯛。

「良い魚ですよ。高級魚ですよ」と日本語で祝福する。

「ありがとう」と、日本語で返事が返ってくる。


海底に変化の無い処に、ベイトが出ている。

瀬周りの様に、ベイトが其処に居続ける様でも無い。

全くの感覚で、ベイトを追い掛ける。


ポツポツだが、良型の真鰺がヒットする。

大きいのは、40センチ近くありそうだ。




レンコダイも、ヒットしてくる。


気になるのは、アタリの感覚が長い事だけ。

近くにいる仲間からは「フグが出てきた」と、連絡が入る。

私たちの処では、マイケルさんに鮫が来た。

場所によって、魚が違うようだ。


昼を過ぎると、風が東風に変わってきた。

波が立つほどでは無いが、気になる風になってきた。

12月24~26日 3連休

2021年12月27日 | 日記
12月に、そぼ降る雨は冷たい。

「午前中だけでも、出られれば…」

そんな思いも勿論あったが、この時期にお客様に風は引いて欲しくない。

悩んだ結果、中止とした。




24日の朝も、船着き場に夜明け前に行ってみた。

「大島の陰で、竿が出せれば…」

そんな思い出、湾岸道路を回って船着き場に行ってみた。


車が揺れるような、風が吹いていた。

「これは、釣りにならない」

そんな判断をした。

釣船仲間も、船は出していない様だった。


夜は、妻とクリスマスケーキを頂く。

チョットした、パーティー気分を味わった。


今年は、風邪に悩まされ日が多い。


船仲間とも「どうする」と、連絡を取り合って、中止するケースが多い。


27日の船も、風を警戒して中止とした。

お客様も「風が有りますけど、出られますか」と、気にされている。

安全第一が、一番かな。

12月23日 北東の風の中で

2021年12月24日 | 日記





大島の北側を通って、沖に出てみようとしたが、既にウネリが出ていた。

北東の風に押されたウネリ。

海響丸の森船長からも「ウネリがありますよ」と、ラインが入っていた。

大島の内場を通って、水島側に出てみる。

北東からのウネリが、少しは避けられている。


「少し揺れますけど、やってみましょうか」


最初にアタリを捕らえたのは、緒方さん。

良い感じで、竿が曲がっている。

上がってきたのは、サワラ。




良いスタートが切れた、気がする。


宮田さんにヒットしてきたのは、真鰺。





タチウオも、ヒットしてきた。




何処かに、ベイト反応が出ている筈と、船の流すコースを変えながら探していく。

北東の風が引き起こす波で、船が揺れる。

走ると、船首には波飛沫が上がる。

行ける沖のポイントは、限られる。


考えていた処に、大きなベイト反応が出てきた。

「このチャンスを逃がしたくない」

直ぐに、竿出しを勧める。


潮は、下り潮が1ノット前後で南に流れている。


緒方さんが、竿を曲げた。




重量感を感じさせる、良い曲がりだ。

「ゆっくりやって下さいね」

心躍る感じで、獲物が浮いてくるのを待つ。

「見えた、アオハタです」




2キロ近い、良型のアオハタだ。

このアオハタで、勢いが出るのを期待する。


緒方さんにヒットしてきた鯖も、大きかった。





仕掛けの巻き上げ途中で、宮田さんにアタリが来た。






対高の有る、サワラが姿を見せた。


ベイトには、何かが付いているようだ。


中嶋さんに、強いアタリが来た。





思わず「ブリが来たか」と、声が出た。

ドラグ音も、気持ちが良い。


姿を見たのは、大きなニベだった。




「良い感じのアタリだったけどな…」

チョッピリ口惜しそうな言葉が、漏れ出る。

私、「ブリかと思った…」と、口惜しい思いだ。





北東の風が徐々に強くなって、波も高くなってきた。

離れたくない場所だが、安全優先で内場方向に移動する。

周囲に見えていた船も、内場に移動を始めている。


内場にも、北東からのウネリは入ってくる。


ウネリを気にしながら、ポイントを探す。

ベイト反応のあるところで、竿を出していく。


イトヨリダイや、ガンゾウヒラメ等々が、ヒットしてくる。






内場にも、大物は居た。


宮田さんが、何かを掛けた。

竿先を叩くアタリ。

竿先をゴンゴンと叩き、ラインが引き出される。

姿を見せたのは、真鯛。




3キロ弱くらいの、綺麗な雌の真鯛。

神経締めも、しっかりと入る。


内場で、真鯛は嬉しかった。