釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月31日 海の釣果情報

2015年05月31日 | 日記
今朝は昨日の予報に反して、雨は降っていなかった。

朝の西風が吹いている時間帯に、船を出している仲間達に電話してみた。

「朝は、西風が吹いてウネリはありますが、波はそれほどでもなかったです」

「しかし、今は東風に変わって波が出始めました」

との話だった。

私も、船を出したかったけれど、出船は午後からにした。


昨日と、今日の船釣りの釣果情報としては

鯛ラバでは、大島を中心として水深60メートルから80メートルのポイントで、甘鯛、真鯛、イトヨリ鯛等が釣れている。

同じ水深でも、場所によってはレンコ鯛やヒラメが上がっているようだ。

また、青物の情報としては

ベイトの群れが何処にいるかを探すことが、最初の仕事になる。

現状としては、水深30メートルから60メートルの間の海域に多く反応が出る様だ。

先週は、水深90メートルラインで大きなベイトボールに遭遇したが、上手くアタリをとらえきれなかった。

そう言った場所を中心にジグや鯛ラバを引いていると、良型のハマチやカンパチ等が当たってくる事がある。



一方で根魚類はどうだろうか。

これから、ハタ類が産卵のシーズンになる。



浅場でも、2キロオーバーの良型が釣れるようになってくる。

潮の動きも、最近は夕方に掛けて上り潮が動くことが多く、今日の潮も夕方近くから上り潮が入り始めている。

釣りの全ては、潮で決まると言っても良いくらいだと、私は考えている。

明日は、朝か上り潮が動いているかもしれない。



だだ残念なのは、最近やけに鮫の情報が多いことだ。

3メートル近い鮫が背鰭を出して泳いでいる情報。

鯛ラバで釣り上げた情報等、針掛かりしたら道具を持って行かれるから注意したい。

暑さも増してくる時期になってくるが、熱中症には気をつけたい。

5月30日 頑張って釣ったよ

2015年05月30日 | 日記
朝から悩める天気予報だ。

午後からの半夜釣りの予約があるのだが、午後から夜に掛けて雨と雷の予報。

「雨が降って、雷が鳴ったら最悪ですよね…」

お客様の、釣りに行きたい気持ちが伝わってくる

「そうですよね。雷は嫌ですよね。」

私としても、連れて行ってあげたい。

2週間前も天気が悪く延期して、又天気が悪い。

巡り合わせの悪さが重なると、私としてもお客様としてもやり切れない気持ちになる。

それでも、天気には勝てない。

次回に期待するとして、今回も延期となった。

「天気が回復したら、直ぐにお願いします」

と、天気回復を期待して予約を頂いた。

日曜日の予約のお客様とも先日話して、雨と南風は避けたいとの判断で来月に延期。

港で知り合いの漁師さんと話していると、雨が降り始めた。

「やっぱり来たか…」

車で雨宿り。

船仲間が出ているので、様子伺いに電話してみた。

「鰤の3キロから5キロ位のが釣れました。切られないように頑張りました。
 でも、南風が強くなってきたので、今、港に向かっています。」

大物が釣れているようだが、それまでは全然アタリが無かったようだ。



港で見せて貰うと、5キロは優にありそうだ。

「切られるんじゃないかとハラハラした」

と、やや高揚した気持ちでその時の話を聞かせて貰った。

悪天候の中、頑張った彼の粘りに拍手だ。

もうそろそろ梅雨入りの頃、海が凪になるはずなのに…。

来週も、雨続きの予報だ。

無理はしたくないが、海の様子見と色々な処から教えて貰う情報だけは、欠かすまい。

5月29日 風がある、天気崩れるな

2015年05月29日 | 日記


油津池ヶ山の国道220号線から見た、大島方向の海だ。

南東からの風がやや強く吹いていて、沖合では白波が見える。

「やっぱり今日は出せないな。」

何処も変わらないのは分かっているが、南郷の夫婦浦まで車を走らせる。

前島辺りは、南東の風で白波が打ち寄せている。

遠くに見える水島も、風が強いだろう。





こちらに来る前に、日曜日に予約しているTさんと話していたのだが

「明日から、雨が降る予報ですよね」

「週末になると天気が崩れるね」

「朝から雨の時は、無理しないようにしましょうね」

等と、梅雨前線が恨めしい。

朝、妻とも話していたのだが、最近の天気の巡り合わせは週末ごとに雨だ。

「今日も、風があって船が出せないなら、都井岬に行って来たら」

都井岬に用事とは、釣春秋社の「近郊釣り場ガイドマップ」の本作りのお手伝い。



18年くらい前に一度この本制作の為、日南海岸から都井岬、県境の高松まで調査しているのだが、その後、釣り禁止になった防波堤もある。

最新の物に作り替えるための調査だ。

磯釣り、船釣りの仲間達3人にも、協力してもらっている。

私の持ち場は都井岬方面、近場は仲間たちにお願いしている。

久し振りに行く港や地磯が懐かしく、ついつい竿を出している釣り人と話し込んでしまう。

串間の本城港なんて何年振りに来たのだろう。

港入り口で竿を出していた釣り人から、「ここは暑くなると型の良いヒラメが釣れるんですよ」と教えて頂いた。

足下の海草の周りには、35センチ位のチヌの姿が確認できる。

今回の調査を本にして、家族で気軽に釣りが楽しめるようになったら良いなと思う反面、防波堤に立入禁止の柵が設置されているのは辛い気持ちになる。

港には、家族や仲間で釣りを楽しむ人たちの姿は、有って欲しいものだ。

その為にも、安全に気を付け、自分のゴミは持って帰り、帰るときは釣り場を海水で洗い流すことも大切だ。

もう、そろそろ港でアジ子が釣れる頃だ。

夏休みが来る前に完成するように、本作りのお手伝い頑張ろう。

5月28日 なんでや…

2015年05月28日 | 日記
ここの所、潮が余り動かない事もあり、午前中の干潮時を過ぎてからの出港とした。

午前9時30分、ポイントとなる大島沖の70メートル海域に船を走らせる。

沖合には貨物船が行き来しているのが見える。

風が北東から吹いているが、潮は上り潮が来ていて風と逆になっている。

一人ではスパンカーを使用して船足の調整は難しいので、シーアンカーを使用して船の流れる速さを調整する。

先に船を出している仲間の漁師さんに電話してみると

「何度かアタリは有るけど乗らない」との返事。

潮の色自体は、透明感のある青味があり釣れそうな感じなのだが…。

沖合から、漁船が何隻か帰ってくるが、風によって波が立ち始めているのだろうか。

上空では曇り空の中、航空学校の飛行機が練習している音が聞こえる。



そんな物眺めている暇はない。

風により船の流れる速さは、0.5ノットとシーアンカーが効いている。

流し始めて2時間近く経って、始めてのアタリ。

小さいけどガンゾウヒラメが上がってきた。

漁師さんから電話が来た。

「いま、ホール中にあたって仕掛けを全部もって行かれた。鮫のようなアタリだった」

最近は、鮫のアタリが多い。

嫌な予感がするが、別な予感があたってしまった。

ガッと一度だけのアタリや、追い掛けてくるが乗らない、針を加えて走るが途中で外れる。

なんでや…。

こんな、ストレスアップに繋がるようなアタリが連続する。

仲間の漁師さんと二人で、流す海域を色々変えてみるが同じ状況が続く。

潮の色から考えて、急な水温低下は考えられない。

その内、気づくと風が真東に変わっており、今度は岸に向かって風に流される。

結局、4時前まで頑張ってみたが、雨がぱらつき始め。東風も強くなり波も高くなってきたので帰港することにした。

頑張るだけ頑張って、70、60、50、40、30メートルと流す場所を変えて、ガンゾウヒラメ2枚に小さいハタ1枚の貧果。

釣果写真は撮れず仕舞い。

潮という大敵は本当に難しい。


5月27日 潮目を狙って

2015年05月27日 | 日記
水深90メートルの海域、仕掛けが真っ直ぐに真下に落ちて行く。

潮が動いていない。

月が上弦から十三夜に掛けては、午前中に潮が動くことが多いと漁師さんから聞いていたが、なかなか思うように動いてくれない。

それでも、50メートル海域に戻り、船を流していると徐々にではあるが、沖に払い出している。

流し始めて1時間経過した頃、今日最初のアタリ。

チョット時間が掛かり過ぎだ。

上がってきたのは2キロ弱の真鯛。



産卵が終わってから、急に型が小さくなった気がする。

直ぐに次のアタリが来たが、上がってきたのは500グラム程度の小さなイトヨリ鯛。

最近は、イトヨリが必ず当たってくる。

現在午前10時30分、ここから午後2時頃まで殆どアタリが無いまま時間だけが過ぎていった。

頭を抱えたくなるくらい、アタリが出ない。

冷たいお茶を飲んで船の周囲を見回すと、やや沖目に潮目がある。

沖からの潮が入り始めている証拠だ。

潮目を狙ってみよう。

そう言えば、黒潮が九州東岸から少し離れているとの話を聞いた。

沖からの潮が入ってきている事が、黒潮の接岸と関係すれば良いのだけれど。



昨日も、今日も同じ様な感じの潮目なので、その潮目に船を止め仕掛けを投入してみる。

ゆっくりと、岸方向に流されて行くが、オオモンハタのアタリが連続してで始めた。

1キロ弱の型が多いが、久し振りのアタリだけに面白くなってきた。

チダイも当たり始め、鯛ラバの仕掛けに魚が着いている感じが伝わってくる様になった。

夕方近くには、2キロ近いオオモンハタも来た。



鯛とハタ、それにイトヨリ鯛を含めて12枚の釣果。

数は二桁釣れたが、大物鯛を狙って明日も頑張ろう。

他の船仲間からの連絡では、大島東側でジギングに青物が当たってきて随分とやりとりを繰り返したが、逃げられたとの事だった。

今朝の魚市場にも10キロクラスのカンパチが上がっていた。

いよいよ、カンパチの季節になったのかも。

去年は、カンパチにコテンパンにやられた。

出来れば、リベンジしたいものだ。