釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月27日 ますます時化てきた

2021年02月28日 | 日記
今日の海上は、昨日よりも時化ていた。

大潮とも重なって、湾岸道路には波しぶきが打ち上がっていた。

車にも、波しぶきが掛かってきた。


(昨日の写真です)


船が出せないと分かっている時は、電話が静かな日が多い。

ラインが入ってきた時には、時化た現時点の写真を送る。

なかなか、上手い具合に波の写真が撮れない。


夕方に、船着き場を見て回る。

我が開進丸も、仲間の船も静かに、係留ロープに繋がれている。






これだけ、海が大時化になると、期待することがある。

いつもの事だが、海中が掻き混ぜられて、水温が変化する事。

20度を上回って、22度くらいで安定すると嬉しいのだが…。

波の高さが、4~5メートルは有りそう。

時化後に、大いに期待したい。

2月25~26日 ガス給湯器、故障する

2021年02月26日 | 日記
夕べは、のんびりと風呂に入っていた。

ポカポカと気持ち良い筈が、お湯が緩く感じる。

「追い炊きしよう」と、スイッチを入れたら…。

給湯器が動かない。

火がつかなくて、お湯が出てこない。

そこからバタバタが始まり、取扱説明書を見て、妻と頭を悩ます。

風呂には入りたいけど緩いし、給湯器は何とかしたいけど上手くいかないし…。

結局、真夜中1時過ぎまで掛かって、お手上げ状態で朝を待つことにした。


そんなバタバタで、ブログはお休みした。

給湯器は、ガス会社の方に見て貰ったが。故障は回復せず…。

新しくする事にした。




今日は、朝から雨が降って、風が強い。

「相当時化ているだろうな」

週末の予約を頂いているお客様からも「厳しいですね」と、連絡を頂く。

「出られないですね」と、返事する。

自分では、どうすることも出来ない事だが、申し訳ない気持ちになる。


湾岸道路に行ってみた。

大荒れの海になっていた。










海上は、北東の風が強くて、白波だらけになっている。

道路から見るだけでも、波の高さが4メートル以上は有りそうだ。

猪崎鼻の岩場も、奥まで波しぶきが上がっている。

「週末は、完全アウトの状態」と、お客様とも電話で話する。


今週末は、又、道具の手入れをしようかな。


2月24日 時化る海

2021年02月25日 | 日記
夜明け前、先に出ていた大磯先輩の船が、帰ってきた。

「おはよう御座います。何でですか」

「時化ちょる。ウネリが高いど」

「沖には、出られそうにないですか」

「無理やろうね。北風も強く吹いてちょるしな」

週末の天気も崩れる予報だし、崩れが早まったかな…。


港を出ると、やはり、ウネリが高い。

それでも、行けるところまで出てみたが…。

北東からのウネリが、三角波状になっている。

船の揺れが、バタバタしている。

一流し終えたところで「内場に移動しようか」と、宮田さんに声掛けする。



内場の南側のポイントに、入ってみた。

「ベイト反応はあります。鰺かも知れないですね」

現時点では、北東から吹いてくる風が、東から南よりに変わる前にアタリを捕らえたい。

魚探の反応が、海底から広範囲に出ている。

なかなか、アタリが来ない。

流し直しの為に、船を戻そうとした時、宮田さんにアタリが来た。






「何か来ました」

「良い感じで引いているね」

「走りますね。鯖かな」


やがて姿を見せたのは、真鰺だった。





40センチクラスの、良型の真鰺。

「ベイト反応の正体は、鰺やね」

「何かが付いているかも、知れませんね」


瀬周りに出ている反応を、攻めていく。


鰺の他にヒットしてくるのは、オキアジ。

これも、引きは強くて、面白いが…。


風が、徐々に南東に回り始めた。

ウネリが、目線を越え始めた。


「移動しましょうか」

内場の奥に移動する。


東からの風が、南方向から回り込んでくる。

その風に、押されるように流していく。




「来ました。引きが良いですよ」

「エソじゃないと良いですね」





ここでも、姿を見せたのは、良型の真鰺。

計測すると、40センチを少し超している。

「40センチ有りますよ」

「これくらい有れば、嬉しいですね」

鰺の連発を期待するが、内場はエソも活発。


元気の良いエソの連発に、笑いが出てくる。


ウネリと風が南よりに変わったところで、引き上げた。

2月23日 2枚潮かな

2021年02月24日 | 日記
「下潮が、もの凄く速いですね」

「途中に、潮が絡む処がありますけど、下はスカスカですね」

潮行きは上っているものの、下潮は、下っているような感覚の潮のようだ。


その潮の影響なのか、ベイト反応が出て来る割には、アタリが来ない。


潮行きと、風の向きも、お互いが喧嘩するような状況になっている。


「何とか、アタリを拾いたい」

ベイト反応を確認しながら、ポイントを移動する。

なかなか良い感じの、アタリが拾えない。


國武さんにアタリが来る。







ガンゾウヒラメ、オキアジ等々が、ポツポツとヒットしてくる。

アタリが来るのが、海底近くの様子。


干潮の潮止まり前に、アタリが続いた。








レンコダイに、イトヨリダイ。

お土産には、美味しい魚が続く。


しかし、小さいながらもベイト柱が有るポイントで、狙いのアタリが出てこない。

他の地点にいる知り合いから、連絡が来る。

「上潮と下潮の流れが違って、釣り辛いですね」

「今日は、二枚潮になっているね」

「アタリが取りにくいですね」

「潮の中アタリで、ラインが膨らんでいる様な気がするね」

仲間達も、苦戦している様子。


潮を探している内に、風が北東に変わってきた。

沖合には、白波も目立ち始めた。


「ポイントを変えましょう」

魚礁のあるポイントに移動する。

ベイト反応が、柱になって並んでいる。


立山さんに、アタリが来た。




「どうですか」

「重たいです。余り走らないですね」

「ゆっくりと、楽しんで上げてください」

少しずつ、ラインを巻き上げていく。

「見えて来ました。ニベですね」





10キロクラスのニベが、上がってきた。

「何度かサーフに行きましたが、当たらなかったので、嬉しいですね」

アタリのでない、辛抱の時間が長かった。


ニベを翳す、立山さんの笑顔が気持ち良かった。

2月22日 勝負に挑んだが

2021年02月23日 | 日記
「鰺子が、手に入りますか」

生き餌を使って、大物に勝負を挑む。

釣りする中に、「ボーズか獲るか」の勝負が有るのも楽しい。


早朝に、鰺子を仕入れて来た原さんと、温水さん。


「何かが来っやねぇどかい」

船上で、仕掛けをセットしながら、期待に胸が膨らむ。

「風が出るやろうか」

「今日も、潮が速えぇやろうか」

釣り条件が整う一日には、なかなか出会えない。

それでも「行くぞ」と、ポイントを目指す。


案の定、沖合の潮は2ノット以上で流れている。

「下潮が特に速いです」

原さん、温水さんが「何とか着底は取れるけど…」と、苦戦している。






着底が取れても、なかなかヒットするアタリが来ない。

鰺の生き餌が、何かに取られる。

「何かがいると思うけど、エソやろうか」

鰺子に、歯形が付いて上がってくる事もある。


速い潮を避けるように、ポイントを移動する。

「良い感じのベイト反応を、探しましょう」

深場、浅場とポイントを移動する。


海底の形状を考えながら、ポイントを移動する。


「ここのベイト反応が、良い感じです」

海底の瀬周りに、沢山のベイト反応が出ている。

直ぐに、生き餌を入れてみる。

流し始めて、直ぐにアタリが出た。

「来たよ。来ますよ」

緊張感が、周りに充満する。

大物仕掛けの竿を手にして、原さんが待機。

竿が突っ込んだ。

「今だ!行け!」

突っ込んだ竿を、お越しに掛かる。

温水さんも、見守っている。

ポイントは、岩場がゴツゴツしている。

再度、突っ込んだ。


「あっ……」





写真を撮るのも忘れて、応援していたが…。

ハリス24号が伸びて、瀬ずれでザラザラに成っていた。

「くっそー…」

暫くは、口惜しい静寂が、船上に流れた。


「次は、早い内に再チャレンジする」

仕掛け作りから、見直す事にした。