釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

9月30日 台風の最中

2018年09月30日 | 日記
台風24号、チョット変わった台風のように感じた。

30日の真夜中、2時頃だったと思う。

一端、激しく吹いていた東風が、止んだ時間帯があった。

正確に、風が穏やかになったと表現した方が良いのかもしれない。

風が吹き始めた途中で、強風が静かになる様な経験は余り記憶がない。

その最中に船を見て回る。

知り合いの漁師さんも見て回っていた。

「ロープは大丈夫みたいやな」

「そうやね。じゃけんどん、今かいが激しくなっちいくちゃろね」

その漁師さんの言葉通り、夜明け前の4時頃から風が激しくなってきた。

東風が暴れ回っている、そう感じるような爆風だ。

台風の中心の西側にいて、この激しい風と雨なのだから、東側になっていたらと思っただけで、ゾッとした。


5時過ぎに明るくなり始め、周りの様子が懐中電灯無しでも良く分かる。

仲間達からも「船は全部大丈夫です」と、連絡が次々入ってくる。

他の船には、激しい風で錨のロープが切れた船もいる。

堀川の上流に避難した船も、激しい風で錨ロープが切れている。

私も、台風の目に入ったときに船着き場にいってみた。











川や港を見て驚いた。

高潮で護岸が見えない。

普段より1メートル以上は、潮が上がっている。

仲間達も、車を一段高いところに避難している。


吹き返しの西風も激しかった。

どちらかと言えば、吹き返しの風が激しかった。

港の送電線が切れていた。

吹き返しの風で、停電も発生していた。

近所のベランダのタキロン屋根が、捲り上がっていた。

しかし、仲間にも、自分の家族にも、近所にも人的被害が無くて何よりだった。

9月28日 緊張感が増してきた。

2018年09月29日 | 日記


台風に対しての、緊張感が増してきた。

仲間達も、過去の台風被害の経験談を語り始めた。

「床下浸水して、慌てた」

「屋根瓦が何枚も飛んで、大変やった」

「田圃が水浸しで、散々やった」

「船のロープが切れて、飛び乗るのが恐ろしかった」

「誰かの船が、岸壁に激突して大破しちょった事があった」

「車の窓カラスが、飛んできたモノで全部割れた事がある」

話し出したら、次々出てくる。

「24号は、過去の大災害が出たときの台風並みやど。覚悟しちょかんといかんかもよ」

この言葉が、一番緊張感があった。






今のところは、波浪もそんなに高くない気がする。

それでも、2メートル以上は十分ある。

明日、明後日の台風通過時では、裸バエも波被るくらいの大波になっているかも…。

天気予報では、波11メートルになっている。

明日は、実家に泊まり込みになる。

9月27日 無事を祈って

2018年09月27日 | 日記
湾岸道路から見る海は、日に日に波が高くなっている。

台風が近づいているのだから、当たり前のことではあるが…。

今回ほど、気持ちが落ち着かないのも、不安が膨らむ原因の一つ。

一昨年の台風で、実家の南向きの壁が壊れた事が頭をよぎる。

仲間達とも、どの様に対策するか悩むところだ。










この波が、明日にはもっと高くなってくるのだろう。

台風24号の特徴は行き足が速くなりそうな事。

時速50キロ近くになりそうな気配。

風が吹き荒れる時間は、短くなるのかもしれないが、いきなり強くなるのだろう。

いきなり強くなる風が、南風が東風かで影響が違ってくる。

南風は、台風の中心が日南の西側にあるとき、東風は太平洋側要するに東側にある時を示す。

吹いてくる台風の風に背中を向けて、左手を真横に挙げると台風の位置が大体分かる。

風が吹き荒れているときは、判断しにくいこともある。

天気予報で見ると、台風の中心が少し太平洋側に出ている。

そのまま、1マイルでも良いから沖に沖に出てくれれば有り難い。

東風になり、嫌な南風が避けられる。

思い通りに成るだろうか。


夕方、仲間達が集まって船を繋ぎ合わせ、対岸からロープを張って台風対策。





仲間達と一緒に対策すれば、安心感が広がる。

仲間の存在は有り難い。

9月26日 何とか、避けて欲しい

2018年09月26日 | 日記
台風24号の、現時点の進路予想は、日南市の真上を通る予想になっている。



何とか、直撃だけは避けて欲しいと、願っている。



午前中に見た海は、一段と波風共に激しくなっていた。

油津港内では、マグロ船の船員さん達がロープを張る準備をしている。

いつもは、私たちは堀川上流に避難する船を待って、ロープを張るのだが…。

明日以降の天気予報を見たときに、明日の午後を逃がしたら雨に濡れての作業になる。

仲間達と話して、明日の午後からロープを張ることにした。

「今回の台風は、他の船のことを気にしている場合じゃない」

と、言うのが結論。


私の場合は、港に面している実家の戸締まりもしなくちゃいけない。


天気予報では、台風の進路予想に関して、太平洋側を行くことも有るような話をしていたが…。

迷走台風は、進路予想が難しい。

ただ、希望があるのかなと思うのは、スピードが45キロ以上に成る予想。

駆け足で過ぎてくれれば、嬉しいのだが…。

なにはともあれ、明日の台風対策はしっかりしておきたい。