釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月31日 2月に入ると

2019年01月31日 | 日記
朝からの雨で、殆ど自宅から出なかった。

テレビの前に、お茶を用意して天気予報と睨めっこ。

「明日は、風が吹くかな」

「明日は、ウネリが残るかな」

「ウネリが高くなってくるかな」

考え出したら、切りがない。



夜の天気予報では、明日の風は北西の風が黄色マーク。

夕方、雨が止んだ後は、凄い風が吹いてきた。

明日のお客様のこともあって、海を見に行った。

道路脇の街路樹が、大きく枝を揺らしている。

道路から見る海は、西よりの風が吹いている分、白波が見えにくく凪ぎに見える。

沖側から見たら、白波だらけになっているだろうな…。

船着き場に行って、取り敢えず船に燃料は補給して置いた。

船仲間がやって来て、天気の話になった。

「明日は、風が残るやろうね」

「西風が陸上で5メートル前後で、午前10時には8メートルになっていますよ」

「じゃあ、海上では10メートルを超すね」

「爆風になるかもですね」

「そうなったら、釣りにならないね」

「日曜には、又、雨になっているしな」

「天気が崩れだしたら、なかかな出られんね」


話をしている間にも、西の山には黒い雨雲が広がってきた。

「やばい雲が出てきた」

「帰ろうや」

さっさと船着き場を離れて、自宅に帰った。


今日で1月は終わり。

明日からは2月で、プロ野球のキャンプシーズン。

去年の2月は、強烈な北西の風が吹き続けて、船を出す機会が少なかった。

余所では、真鯛のノッコミが始まったと、情報も入っている。

日南も少し遅れて、真鯛のノッコミが始まると、予測している。

色々なポイントのベイト状況を確認しておかなくちゃ。

また、人気の度合いはイマイチなのだろうが、大ニベもアタリ始める時期になる。

最初の強い引きと、やり取りの重量感は楽しめるはず…と、思っている。

ヒラメも、当たり始めても良い時期なのだが…。

自分で、船を走らせてポイントを確認しなくちゃ…と、思っている。


沖合の新しいポイントも、何カ所か確認している。

後は、天気が良い日に、自分で竿出して海底の土質などを確認しておきたい。

釣果については、釣り仲間に頼んで竿だしして貰うつもり。

梅も咲き始めているし、次は桜になっていく。

2月の海の変化が楽しみでもあり、チョット不安でもある。

1月30日 思うように行かないな

2019年01月30日 | 日記
「今日は、激流やったやろ」と、船仲間に聞かれた。

「いや、俺たちが居たところは、1ノット前後だったよ」と、答えた。

上り潮が、ゆっくりと1ノット前後で北に流れていて、釣りし易かった。

「浜瀬アタリは、激流で釣りにならんかったらしいよ」



いつもは、沖合が激流で浅場がトロミ潮と言うパターンが多いのだが、今日は違ったみたいだ。



朝間詰めは、北東からのウネリが残っていて「このまま風が南より変わったら嫌だな」と、思っていた。

時化る前に速く勝負したいと思い、魚礁の有るポイントへと急ぐ。

天気予報では「南東の風が吹く」と、言っていた事もあるのか、見渡す限り船の姿が見えない。

ずっと沖合に、漁船が一隻見えるくらいだ。

今日の狙いは、大物のアラ。

「釣れると良いですね」と、ポイント選定も慎重にする。

「何とか、釣りたいですね」と、原さん。

「アラ狙いの置き竿と、ジギングの2竿立てでいきます」と、力が入る。

前々回は途中から大時化になり、前回は、全く潮が動かずにアタリが来ても、途中で外れた状況に苦しんだ。

「思うように行かない事ばかりですけど、頑張りましょうね」と、釣り開始。

一流し目は、アタリが出なかった。

二流し目に入り「ベイトが出てきました」と、原さんに声を掛けた。

すると、「来ました」と、原さんの竿が曲がった。



重々しい、重量感のある走りを見せている。

「底を切ります」

竿の力を信じて、ドラッグを締め気味に調整する。

「何とか、切りました。後は、ゆっくりやります」

少しずつ、ラインを巻き上げていく。



しかし、途中から魚の引きが違う感じがしてきた。

「アラでは、無い気がします」

海中に見える姿は、白く光っている。

「ニベです」

巨大なニベが上がってきた。





タモに入れ、船に引き上げるときは二人掛かりだ。

長さを測ると、125センチとビッグサイズ。

25キロ秤が振り切れた。

「久し振りの大物ですね」と、苦笑い。


潮も干潮の潮止まりから、満潮に向かっていく。

「これからですね」と、期待が膨らむ。

が…しかし、思うように行かないのが釣りの世界。

風が北西から真北に、そして東にと変わっていく。

上潮は1ノット前後で流れているが、下潮が動きが悪い。

ラインが来てに流れずに、船の下に入る感じになっている。

潮が動いているところを探そうと、少しずつ深場に移動していく。

何処を探っても、同じ潮になっている。


アラ狙いの竿に、ゴツゴツとアタリが来るのだが、最後の引き込みがない。

時折、エソが食いついて上がってくる。

エソは、元気な様だ。


そうこうしている内に、風が止んできた。



べた凪ぎの海になってきた。

「天気は分からんもんですね」

「南よりの風で時化ると思っていましたけどね」

二人でこんな天気の話になっていく。

午後になると、沖合にいた漁船も帰っていった。

この頃から、風が少しずつ南寄りになってきた。

大ニベの後に下潮が動かず、アタリが出なくなった。

「出直しますか」

区切りをつけて、帰港した。


「良い出足と思ったけど、思うように行きませんね」

チョット、口惜しい気持ちも持って帰った。

1月29日 岩場の波飛沫

2019年01月29日 | 日記
港を出るときに、波の様子を確認する為にいつも確認するのが、猪崎鼻の岩場。

今朝は、時折、小さな波飛沫が上がっていた。

「何か、嫌な波飛沫やな」

大島の北側の岩場にも、波飛沫が上がっている。

「沖も、もしかしたら波があるのか」






予想は、的中した。

裸バエの処で、既にウネリは寄せていた。

ポイントに入った時、北東の強風が、高いウネリを生んでいた。

「こりゃ、沖合のポイントは無理やな」

高いウネリの波長が短くて、ふねが結構な感じで揺れる。

本来、攻めてみたいポイントは、諦めるしかない様だ。

潟寄りの浅場から、攻めてみることにした。

横山さんに、ベイト反応が少ないけれど「ここから、やってみましょうか」と、竿出しを勧める。

一足早く船を出している、船仲間に連絡する。

「波が有りますね」

「天気予報と、大きく違うね」

と、お互いに風と波に気を付けようと、確認する。

一流し目が終わりかけたとき、横山さんにアタリが来た。



「巻き上げていたら、ヒットしてきた」

海上が時化状態に成りつつあるだけに、この一匹は逃がしたくない。

ゆっくりと巻き上げる。

真鯛の姿が見えてきた。



食べ頃サイズの、真鯛が上がってきた。

「兎に角、一枚上がれば、後は楽に行けますね」



しかし、朝8時を回る頃から、ウネリが一段と高くなってきた。



時折、目線の高さのウネリが寄せてくる。

北東の強風に押されて、船を流して行ってるのだが、その速さは0.5ノット前後。

魚探を見ていた「これは、潮が流れていない」と、感じられた。

仲間達も、潮が動いていないと連絡してきた。

潮の色も、緑が掛かった色に変わっている。

「動かない下り潮」に、成っている。

海上も見渡す限り、白波だらけになっている。

潟寄りにポイントを変えて、風の様子を見るつもりでいたが、風は益々強くなっている。

裸バエの内側にも、高いウネリが入ってきていた。

横山さんとも「今日は帰りましょう」と、話する。


口惜しいけれど、10時過ぎには港に帰った。

1月28日 船の手入れ

2019年01月28日 | 日記
昨日の天気予報で、今日も風マークが黄色になっていた。

「風が強くなるのか…」

このマークを見ると、やっぱり悩んでしまう。

気持ちが「中途半端な釣りはしたくないな…」と、躊躇してしまう。



朝食の後、船着き場に行ってみた。

やっぱり、誰も来ていない。

大磯先輩に電話してみた。

「何処に居るんですか」

「ダブノキにいるよ」

「私は、サボテン沖にいますよ」

と、いつもの冗談話から始まる。

「嘘です。今、船着き場にいます。誰もいませんね」

「風が吹いてくる予報やろう。朝の内だけでもと思ったけど、中途半端になるしね」

「私も、そう思っています」

「明日は、良いやねどかいな」

「それに期待しましょう」




風が強い日が続いているけど、この時期は仕方ないのかな。


電話が終わった後は、船の手入れをすることに決めた。

まずは、壊れた竿立てを取り外す。

木っ端みじん、と言う言葉がピッタリするくらいの壊れ方だ。

釣り仲間に頼んで、2連と3連を注文してあるのだが、発注が2月下旬頃になるらしいと、連絡を貰った。

「在庫が無くて、仕入れしている」とのことだった。

ならば、塩ビ管を切って、取り敢えず使える竿立てを作ることにした。

妻が木工が好きで、スギ板で作ってくれた竿立ても船に乗せた。

何とか、使えそうな気がする。

焼酎を6本入れることが出来るコンテナーに、切った塩ビ管取り付ける。

接着剤を着けた後に、太めの結束テープで、きつく縛り付ける。

本格的な仕上げは、接着剤が完全に乾いてから、細い紐でキッチリ縛り上げる。

塩ビ管の切り口には、クッション変わりになる物を貼り付ける。

竿とリールに傷を付けないようにした。


写真は、明日竿を立ててから、載せることにしたいかな。

明日は、船を出してみるつもりで居る。

1月27日 読み違えた一日

2019年01月27日 | 日記
今日は、本来出船する予定だったが…。

昨日の爆風が、午前中残りそうな予報だったので、躊躇してしまった。

朝起きて「行けそうじゃないの」と、空を見上げた。

天気予報を、読み違えたか…。



今日は、私的に船を出すつもりだったので、遅くなったからと中止した。

知り合いの船仲間や、船仲間の漁師さんからラインが入ってきた。

船仲間の漁師さんとは、より連絡が取りやすくなった。

「色々と情報交換が出来る」と、一人ニッコリとする。

知り合いの船仲間は、久し振りの出船のようで、真鯛の釣果写真を送ってきた。

「良い真鯛やね」と、ラインで連絡する。

「60センチ位は有ると思います」と、返事が返ってきたる

しかし、潮が変わったみたいで「緑色した潮に成ってきました」と、言っていた。

潮が、下り潮になってきたみたいだ。

「風はどんな感じや」

「まあまあ吹いてますけど、釣りが出来ないほどでは無いです」と、言っている。


この連絡を受けて、どうしようかなと迷ったが、今日は久し振りに畑の手入れをすることにした。





エンドウ豆やホウレン草、等々が大きく成長を見せてきた。

畑の脇に植えている水仙も、甘い匂いを風に漂わせている。



畑の大敵、モグラも元気に穴を掘り回っている様だ。

畑の中にも、モグラが彫り上げた土盛りが出来ている。

「なんとか、退治できないか」と、毎年、モグラとイタチごっこを繰り返している。

タマネギも、だいぶ生長して来た。

去年植えた、柿の木も新芽が少し膨らんできたように感じる。

午後からは妻と、北郷の早咲きの桜を見に行った。

桜の花も、そろそろ終盤に差し掛かっているようだが、見物客もボチボチ見えていた。

もう少しすると、ソメイヨシノも咲き始める季節になる。