釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月30日 船着き場にて

2017年11月30日 | 日記
今日は雨の予報を受けて、出船は中止していた。

それでも、雨は激しくないこともあり、午後から船の掃除をするつもりで船着き場に行ってみた。


午後2時少し前。

「あれ、何か臭うけど」

船着き場を港河口方向に歩いていくと、海面にもの凄い油が浮いている。

「うわっ、何の油?」

油に沿って歩いていくと、港の中に入っていく。

船着き場アタリは、油の臭いがプンプンしている。

港湾事務所に連絡すると、10分位して職員が3名到着。

「うわっ、凄い油や。どこから来ているの?」

係留されている船の周りは、海面の色が油で変わっている。

港湾事務所から連絡を受けた、海上保安庁の職員も10数名ほど来られた。

直ぐに、写真を撮ったり、近辺の状況を確認したりと忙しく走り回っている。

対岸の工事現場にも、確認に出向いている。

最初に通報した、私も保安庁職員から発見当時の状況聞き取りを受けた。

港湾事務所の職員が、海面に漂う油を回収しようと吸着剤を投げ込むが、流れがあって巧く回収できない。

船の様子を見に来た人も、海面に漂う油を見て驚いている。

1時間ほど、港湾事務所や海上保安庁の職員と話をした後、私は自宅に帰った。

油騒動で、船の掃除どころではない。

対岸の工事現場からの油流出も考えられたが、どうだったのだろう。

私が帰った後、仲間達も船の様子を見に行ったらしい。

「自分の船から油が漏れているのでは無いだろうな」

それぞれ心配したが、船からの油漏れは無かった様で一安心。

港湾事務所と海上保安庁の職員は大変だろうが、港の環境を守るために頑張って頂きたい。

11月29日 出船は11時

2017年11月29日 | 日記
諸般の事情で、今日の出船は午前11時。

気持ちは「夕間詰め勝負」に切り替わっている。

また、生き餌を使って、“大物”を狙って新しい竿も準備が出来ている。

鰺の生き餌も10数匹ではあるが準備オーケー。

空に怪しい雲が広がりつつある中、ポイントを目指して港を出る。

本日のお客様のZさんも「新しい竿で大物を釣りたいですね」と、意気込みが伝わってくる。

海底の盛り上がっているポイントに入る。

「ベイトは居ますよ。柱状に立ち上がっています」

潮も上り潮が入り、0.6ノット前後で北東に流れている。

鰺の生き餌を付けて、大物仕掛けの準備は出来た。

ジギングの準備も出来て、ジグを落としていく。

ジギングに直ぐにアタリが来た。

竿が気持ちよい曲がりを見せている。



上がってきたのは、2キロ超のハガツオ。

「早速、良型のハガツオが来ましたね」

「良い感じの走りが楽しめました」と、笑顔だ。

まずは、一匹釣れたことで気持ちに余裕が出来る。

「今度は、新しい竿にアタリが欲しいですね」

ベイトを確認しながら、竿先に注意を払う。

すると、ゴッゴッと竿先にアタリが出た。



柔らかめになっている竿先が、海面に向かって曲がっている。

「何か来ましたね」

「良い曲がりしていますね」

「結構引きますよ。何やろかい」

Zさんとワイワイ言いながら、巻き上げていく。

「見えました…。えっ…鮫…」

海中に1メートルを超えるハンマーヘッドが見える。



その姿を見て、いっぺんに肩の力が抜けた。

「あー…こいつか…」

ハリスを切って、直ぐに逃がしてやる。

「気分を変えましょう。ポイントを移動します」

直ぐに次のポイントに移動する。

「ここも、ベイトは居ますよ」

大物竿に鰺を付けて、落としていく。

ジグも落として、二刀流で攻める。



アタリは、直ぐに来た。

「多分、青物です。カンパチだと思います」



Zさんの予想通り、上がってきたのはカンパチ(ネリゴサイズ)

「青物は居ますよね」

そんな話をしていたら、大物竿にアタリが来たように見えた。

巻き上げてみたら、鰺の生き餌が捕られている。

直ぐに新しい生き餌を付けて、投入する。

Zさんもジグから鯛ラバに竿を変えて、真鯛狙い。

鯛ラバにアタリが来た。



1キロ弱の、小型の真鯛が上がってきた。

夕方になって、鯖のアタリも出始めた。

「生き餌を鯖に変えましょう」

直ぐに生き餌を鰺から鯖に変えて、仕掛けを投入。

鯖が海底付近を元気に泳ぐ様子が、竿先から伝わってくる。

すると、竿先に変化が出た。

「来た。来ましたよ」

竿先が激しく、海面に突っ込み始めた。

Zさんが、アワセを入れた。

「あっ、抜けた。早かったか…」



鯖が半分に食いちぎられていた。

「早かったか…残念…辛抱が足りんかった」

生き餌を使った、アワセのタイミングの難しさだ。

「仕方ないです。また次、頑張ります」

夕方5時前、帰港した。

11月28日 持ってますね

2017年11月28日 | 日記
「今日で、ジギングは2回目です。面白さに、はまりました」

竹本さんに、どんな結果が待っているのか、心躍る気持ちと一緒にポイントを目指す。

スロージギングでいつも釣果を上げている、Xさんも一緒だ。

海上は、昨日からのウネリが残ってはいるが、白波は立っていない。

風も北西の風が吹いていて、釣りは出来る。

最初の流しは、潮行き等を確認する。

緩い下り潮が、真南に流れている。

その速さは、0.7ノット前後と釣りやすいベストの流れだ。

潮の色が、下り潮独特の緑色がかっているのは気になる。



竹本さんにアタリが来た。

本日の初アタリ。

慎重にラインを巻き上げていく。

一瞬、真鯛かなと思わせるアタリだったが、上がってきたのは良型のサゴシ。



針を外し、ジグを落とすと、次のアタリが直ぐに来た。



今度は、良型のイトヨリダイだった。

竹本さんが静かな中に、確実に釣果を伸ばしていく。

青物のアタリは、まだ来ないが、魚探にはベイトの反応が良い感じで出ている。

「立ち上がりのベイトが、沢山並んでいます」

「何かが寄っているかもしれませんね」

すると、竹本さんに強いアタリが来た。



竿を縦に引きながら、引き抜きスタイルで獲物を巻き上げていく。

途中で、獲物が何度も走り、突っ込んで抵抗している。

「あっ…、切れたみたい」

何度目かの突っ込みで、リーダーが切られた。

「惜しかったですね。又来ますよ」

船を元に戻して、ポイントのやや北寄りを流していく。

Xさんと竹本さんが、直ぐにジグを落としていく。

このポイントで、竹本さんにドラマが待ってた。

ジグのホール中にアタリが来た。

「瀬掛かり?いや、違う。何か来た!」



アワセを入れると、獲物が強烈な走りを見せる。

ドラッグ音が成り、ラインが出ていく。

相手も必死な抵抗を示す。

竹本さんも、竿を持つ手に力を込めて、海面に獲物を引き上げる。

「見えた。おおっ、ハタだ」



73センチ、6.3キロのチャイロマルハタ。

「やりましたね!竹本さん、持っていますね!」

がっちりと祝福の握手を交わす。

竹本さんの笑顔が良い。

直ぐに仲間達に写真を送ると、驚きや祝福の言葉が返ってくる。

しかし、風が北東に変わって、白波が立ち始めた。

昨日のこともあるので、内場に安全優先で移動する。

ここでも、竹本さんにアタリが来る。

ガンゾウヒラメが、ヒットしてきた。

Xさんにもアタリが来た。





上がってきたのは、良型のサゴシ。

「この時期に、まだサゴシがいるね」

魚探には、サゴシらしい反応も出ている。

何度も、ジグに触ってくるのだが、時折リーダーが傷ついている。

「サゴシが触っていますね」

なるべくサゴシを避けたいと思っているけど、なかなか厳しい。

また、少し沖合に出ていくと、目線を越えるウネリが入ってくるようになった。

「明日は、厳しいかもしれませんね」

「今日は、帰りましょうか」

明日の天気を気にしつつ、帰港した。

11月27日 波と風と

2017年11月27日 | 日記


午前中勝負のつもりで、出てみた。

道路から見ると凪に見えるのだが、船上から見ると又違う海になる。

朝日に向かって、船を進める。

北西の風が、吹いている。

ウネリが、北東から来ている。

「結構波がある」と行った状況。

沖合に出るに従って、波が高くなってくる。

時折、船首が波に突っ込み掛けるくらい、波の幅が狭く感じる。

波を斜めに走っているつもりだが、時折、波飛沫が船首からフロントに飛んでくる。

ポイントに入り、潮行きを確認。

下り潮が、南東方向に流れている。

北西の風に押されている事もあるのだろうが、釣りにくい感じではない。

潮の速さも、0.7ノット前後とラインがやや斜めに出る感じで釣りやすい。

ベイトは、海底から浮き上がって反応が出ている。

ジグを落とし、ワンピッチでシャクって行く。

160グラムのジグが、途中で何かに引っ張られるようにアタリを捕らえる。

しかし、乗ってこない。

ジグには、しっかりと噛み後みたいな傷が付いている。

3度目の流しに入ったとき、風が北西から北東に変わり波の高さがより高くなった。

北東方向から、白波も寄せてくるようになった。

「まだ、大丈夫かな」

そう思ったとき、船首が波を掬い上げる形で、海水が船首から入ってきた。。

足下をサーッと海水が、流れていく。

直ぐに釣りを中止。

波を被るような感じではないが、ひとまず潟よりに移動する。



予想よりも早く、風が変わってきた。

時計を見ると、まだ9時前。

しかし、風が北東に変わり、波も高く成ってきた。

潟近くで、竿を出してみたがアタリが出ない。

予定外の速さではあるけれど、帰港することにした。

11月26日 雨を避ける

2017年11月26日 | 日記
昨日の夜「明日は、やはり雨が降りそうですね。この時期の雨は避けたいですね」

予約を頂いていたお客様の要望。

確かに、この時期の雨は冷たい。

「そうしましょう。又次の機会に頑張りましょう」

昨日に続いて、プライベートで釣りに行こうかなとも考えたが、やはり雨に濡れたくはない。

「今日はどうする」

「買い物がてら、チョットドライブでも行くか」

ドライブと言っても、宮崎市内の色々なお店巡りが主。

園芸関係、パソコン関係等々。

妻と一緒に巡ってみた。

パソコンのお店では、妻の用事が済むまで車で待っていたら、いつの間にか居眠りしていた。

帰りに新しい釣具店にも寄ってみたが、色々と品揃えが豊富にあった。

ジグや針等を少し買い足して、自宅に帰って針結び。

行きと帰りに海岸線を通ってみたが、海に出ている船が居なかった。


(今日の写真では有りません)

「やはり、雨だからみんなジッとしているのかな」

「凪に見えるけど、海上で雨が降るのは嫌がる人も多いよね」

「この時期だから、風引くと嫌よね」

「そりゃそうさ、釣りに行けなくなるからね」

「貴方も、明日にでも健康診断に行ってみたら」

話が違う方向に行ってしまった。

「次の雨の時に行ってみるよ」

身体の健康には、自信があるけど…。

明日は天気が回復するみたいだし、頑張ろう。