釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月24日 潮に大苦戦の日

2021年06月25日 | 日記
一日で、潮が大きく変わる。

「下潮が動いていない」

「船がフラフラして、安定しない」

「アタリが渋いですね。瀬周りを攻めてカサゴがアタルくらいですね」

色々なところにいる仲間達も、異口同音に潮の不調に苦戦している様子。


沈み瀬周りのベイト反応を叩くと、カサゴは反応してくる。





アヤメカサゴが、思い出したように針掛かりしてくる。

潮の活性が見られない時の、瀬周りを攻める時に多くヒットする。


しかし、潮目にはブリらしきナブラも見られる。


ベイト反応が良い場所では、強烈なアタリも来た。




竿が立てられず、ラインがどんどん引き出される。

「鮫かな…」

「鮫なら、途中で止まりますよ。止まったら、円を描くように泳ぎますよ」

「ブリも、時折、同じような反応を示しますね」

いろいろと想像しながら、相手の走りをなんとか止めに掛かる。

ジグの針は、大きめの1本針にしてある。

力を込めて、フッキングする。

真っ直ぐに、真下に突っ込んでいく。




真下に走っているだけに、船で差を詰める事は出来ない。

「何とか、頑張って」

声援を送るが…。

思い切って、浮かせに掛かった時、針が外れた。

「針掛かりが浅かったみたいです」

簑原さんの海面を見やる表情が、その口惜しさを物語っている。


「2度目ですね」

今日の大当たりは、2度目だ。


動きの悪い潮でも、ベイトには何かが付いていると感じた。

6月23日 内場のつもりが

2021年06月25日 | 日記
「明日は、船が出せますか」

「今日は、ウネリが凄くて、途中で避難しました」

「内場は、大丈夫ですか」

「内場なら、行けると思います。ただ、釣果はイマイチの状況です」

「行けるなら、行きたいです」

「朝、一度、海の状況を確認しますね。表に出られると良いですね」



旭先生とこんな会話で、取り敢えず出てみる事になった。

表に出る事は、諦めていたのたが。

朝、ゆっくりと船着き場を離れて、まずは、裸バエのアタリに出てみた。

「意外ですね。沖に出られるかも。ちょっと、行ってみましょうか」

裸バエの所は、島との間隔が狭く、波が立ちやすく、ウネリの太りやすい。

表に出てみると、フワッとした大きなウネリは寄せてくる。

「やれない事は無いか」

近場のポイントで、まずは竿を出してみる事にした。


旭先生と金丸(真)さん、厚沢さんの釣りが始まる。

二流し目に、旭先生にアタリが来た。




オオモンハタが、ヒットしてきた。

「今日のお土産が出来ました」と、笑顔が輝く。


沖合のポイントに、行ってみる事にした。


ベイト反応も、まずまずの出方をしている。

潮は下り潮だが、青みが出ている良い感じの潮だ。

ただし、時折寄せてくる大きなウネリは、常に注視している。


金丸(真)さんにアタリ。





オジサンがヒット。

海底の岩場には、このオジサンが多い。


この後、オジサンが連続ヒットしてきた。






美味しい魚の、ホウボウもヒット。







本命ではないが、アタリが出てくれば楽しくなってくる。


ポイントを移動する。

潮目のある、潮が活きていそうなポイント。

船首で竿を振っていた厚沢さんにアタリが来た。




「瀬掛かりかと思いました」

勘違いを笑いに変えて、獲物の引きを楽しんでいる。

海面に姿を見せたのは、カンパチだった。



良型のカンパチに、船内が大いに盛り上がる。

ジギングの練習に、カンパチは嬉しい釣果だ。


金丸(真)さんにも、強いアタリが来た。

竿先を強く叩くアタリ。

「真鯛かもよ。ゆっくりやるよ」

獲物の引きに合わせて、慎重に巻き上げる。

ところが「あれ、逃げられたか…」竿から獲物の気配が消えた。

巻き上げると、針が切られていた。


ポイントを移動する。

「海底は、砂地が多いですけど、岩場も結構あります」

「ハタ類が多いポイントです」


旭先生にアタリが来た。





上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「砂場が多いだけに、アタリも多いですよ」

そんな話をしていると、金丸(真)さんにもガンゾウヒラメが来た。




海底のベイト反応も、少しずつ増えている。

「良い感じの反応が出ていますよ」


すると、旭先生に強いアタリが来た。

「これは、何やろうかい」

楽しみながら、ラインを巻き上げていく。

「オオモンハタのダブルです」




良型のオオモンハタが、ダブルで上がってきた。

「良い魚が来ましたね」

みんなで、釣果を祝福する。

「楽しい締めになりましたね」

帰りの船中は、楽しい会話が弾んでいた。