釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月31日 2020を振り返る

2020年12月31日 | 日記
2020年も、後を僅か。
 
今年も、沢山のお客様にお越し頂きました。
 
心より、感謝申し上げます。
 
 
少しだけ、2020年を振り返ってみたいと思います。
 
釣れた日も有れば、苦戦した日もあった。
 
悲喜交々の釣りの表情は、それぞれの思い出に成っていると嬉しいです。
 
 
 




























 






















































沢山の笑顔、楽しい会話、嬉しい釣果

ありがとう御座いました。

新年も、よろしく願いいたします。

12月30日 釣り納めの予定が

2020年12月31日 | 日記
台風並みの風だった。

自宅周辺の木々は、枝を大きく揺らしていた。

船が気になって、見に行くと港内は白波が立っていた。


妻が驚いていた。

「どうしたの」

「車を走らせていたら、もの凄い風が吹いて、小石も一緒に飛んできた」

「ビックリしただろう。もの凄い風やもんね」

怪我が無くて何よりだ。






本来なら「釣り納めです」と、お客様も楽しみにされていたのだが…。

新しいクーラーも購入されたと、聞いていたのだが…。

天気には勝てない。


小林のお客様からは「雪がパラパラとしました」と、連絡が来た。

大晦日の午前中に「釣り納め」を予定されているお客様だ。

明日も、なかなか厳しい天気だ。

正月を前に、無理はしたくない。


海も、白波だらけになっている。






北西の風が強烈すぎて、沖合の海が白く感じるくらいの、白波が立っている。

「釣り納め」は、強烈な風で中止。

残念でたまらない。

新年を迎えて「釣り始め」で、頑張りましょう。

12月29日 又しても

2020年12月30日 | 日記
風が弱まる予報を、信じていたのだが…。

天気予報が外れるのは、よく有る事で、さほど驚かないが…。

「悔しいな。予報通りなら、色々なポイントに行けたのに…」

「又しても、予報が外れたな」

強くなってきた北東の風が、恨めしく思えた。


塩田さん、矢越さんと、沖に出る。

「ウネリが有るな。暫くは、風が弱まるまで待つしかないね」

浅場のベイト反応が良い処を見つけて、竿を出す。

潮は、緩い下り潮が、沖に払い出している。

「下潮の動きはどうですか」

お二人に聞いてみた。

「スカスカですね」

「ジグに潮の抵抗を感じませんね」

又しても、下潮が動いていないようだ。


しかし、予想外にベイト反応が出ている。

「海底から15メートルの高さまで、反応があります」

其れくらいの反応が、出ている。


塩田さんに、アタリが来た。



柔らかめの竿で、引きを楽しんでいる。




上がってきたのは、ニベだった。

このニベの前に、アタリが来ているのだが、潮の動きの悪さが影響しているのか、食い込みが浅い。


ベイト反応を見ていると、「何かが突っ込んでいる」と感じる反応が出てくる。

魚は、居るはずなのだが…。


塩田さんに、次のアタリが来た。







上がってきたのは、チダイ。

このチダイが上がって、暫く、アタリが出なくなってきた。

全くアタリが無い訳ではない。

バイトは有るのだが…。

「ドンと何かが来たけど」

針に掛からない。


風が弱まると、天気予報で示されていた時間になって、北東の風が勢いを増してきた。

白波が立って、ウネリの幅が狭く感じるようになってきた。


思い切って、ポイントを移動する。

暫く走ると、意外に風が弱いところに入った。

「ここは、風が北西になっていますね」

「同じ海上でも、まだ、風が来ていない様ですね」

今のうちにと、竿を出していく。


矢越さんに、アタリが来た。




「鰺みたいなアタリですね」




上がってきた鰺は、40センチの大きさだった。


海底に出ているベイト反応は、この鰺の様だ。

大小の鰺が、ポツポツとヒットしてくる。

中には、明らかに大鰺のアタリと感じるのだが、途中で外れてしまう。

鰺は口が弱いだけに、外れも多い。


矢越さんに、又しても、アタリが来た。



「かなり上の方でヒットしました」

いい感じで、走り回っている。




上がってきたのは、スマガツオ。

美味しい魚だけに、嬉しいのだが、後が続かない。


塩田さんにも、アタリが来ていた。





ガンゾウヒラメが、上がっていた。


北東の風が、弱まる気配が感じられない。

他の処にいる仲間からは「波が高くなってきましたので、内場に避難しました」と、連絡が来た。

「先に帰る」と、帰った仲間もいる。


「今年の釣り納めかな…」

緩むはずの風が強くなって、釣りに支障になってしまった。

12月28日 時化て来た

2020年12月29日 | 日記
「風が吹いてくる予報ですね」

「今は吹いていないけど、来ますかね」

「出るだけ、出てみましょうか」

「そうですね。出るだけ出てみましょうか」

「途中から、風が出てきたら帰ってきましょうか」

「風が出るまでの勝負ですね」

「朝間詰めの1、2時間の勝負ですね」

「風が出るのが、遅くなりますように」



朝間詰め勝負で、出てみた。

朝間詰めは、沖合でも風はそんなに吹いていなかった。

ある程度沖に出ると、途中にベイト反応が出てきた。

「ポイントでは無いですけど、やってみますか」

「やってみます」

「ベイト反応が出ています。海底付近です」




北東のウネリが寄せ始めている中、竿を出してみる。

「何かが来ました」

「どんな感じですか」

「鯖かな。バタバタしますね」

チョコチョコとアタリが来るのは、鯖が多い様子。

沖合のポイントでも、当たってくるのは鯖が多い様子。


船の向きが、変わり始めた。

「風が、変わってきましたね」

北西の風が、北東に変わり始めた。


船の側面が、北東を向き始めた。




急にウネリが高くなってきた。

「ここまでかな」

北東の風に押されて、彼方此方で白波が立ち始めている。

「白ウサギが跳ねる」

白波のことをウサギに例えて、こう表現する。

近くにいる漁船も、余り沖には出ないようだ。

時間経過とともに、ウネリが高く成ってきた。


「引き上げましょうか」

「ここまでですね」

お客様も、状況は全て理解して頂いている。


内場で、少し竿を出してみたが「やはり、帰りましょう」と、お客様。

「来年に掛けます」

釣り納めの予定は、時化に流された。

12月27日 気になる天気

2020年12月28日 | 日記
昨夜の天気予報の後、お客様と話して「釣りは中止」と、決定した。

雨も気になって、風も気になっていた。

「雨が降ってくるのは、昼過ぎになるみたいだし、午前中は行けるかも」

「風が南東になりそうですよね」

「正月前に無理は止めますか」


年の瀬になって、天気予報が悪い方に移行して行きそうだ。

特に、30日、31日は「寒波の襲来」が予想されている。

「西日本でも大雪の可能性」

テレビの天気予報では、そう言っている。


釣り納めを楽しみにされているお客様も、気が気ではないのでは…。

寒波の襲来とともに、北よりの風が強く吹きそうな予報になっている。

風が強くなれば、併せて、ウネリも高くなってくる。




毎日、天気予報を確認して、どうするかを決定する。

一番、悩んでしまうのが、風の向き。

南東は「最悪と判断」、北東は「逃げ場が有るかな」と、考える。

西よりは「これは大丈夫」と思うが、強すぎると困りもの。

北よりの風は「魚が釣れる風」と、知り合いの老漁師さんは言っている。



釣り仲間と「雨か風か一緒に釣りに行かなくては行けない時、どっちが良い」と、笑い話をすることがある。

「風は煽られて釣りに成らないし、絶対に嫌だね」

「雨なら何とかなるけど、出る前から降っているのは嫌だね」

結局、どっちも嫌な話になってしまう。



楽しみにされている「釣り納め」が出来ると嬉しいのだが…。

天気の神様のイタズラには、勝てないのかも…。